めんどうなお風呂掃除。ポイントをおさえて、快適バスタイムを楽しもう!

小野寺葉月

小野寺葉月

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お風呂掃除は、冬は寒く、さらに落ちにくい汚れや、排水溝はぬるぬるで触りたくない!かといって、ほったらかしておくと汚れはひどくなる一方。

ますます落ちにくくなり、お風呂掃除が面倒と感じたことありませんか。

面倒ですがお風呂をきれいに保つポイントをご紹介!

目次

お風呂が汚れる原因と対策

日常的に気をつけたいポイント

バスタイムの快適空間づくり

お風呂が汚れる原因と対策

原因

皮脂汚れ・・・酸性の汚れ

わたしたち人の肌は弱酸性で、皮膚の表面にある皮脂という脂肪膜によって皮膚を保護しています。皮脂が剥がれ落ちたものは酸性の汚れになるようです。

水垢・・・アルカリ性の汚れ

蛇口や鏡などに発生する水垢。水道水に含まれるミネラル分(カルシウム・マグネシウム)が堆積して水垢になります。水垢はアルカリ性の汚れとなります。

石鹸カス・・・「金属石鹸」と「酸性石鹸」の二つ!

石鹸カスといわれる汚れの中に代表的なものが二つあります。成分が違うため、汚れの落とし方も異なります。

金属石鹸とは

金属石鹸とは、石鹸の脂肪酸イオンと水道水の中の硬度成分や、汚れの中のマグネシウムやカルシウムと結びついてできる石鹸カスの一種です。金属でできた石鹸ではありません。液体石鹸(ボディーソープ)には金属石鹸をできにくくするキレート剤という成分が入っていますが、固形石鹸には含まれていないこともあるため、固形石鹸の方が出やすいでしょう。お風呂の椅子や洗面器に白い粉のような汚れがあり、しつこくてなかなか取れない。それは金属石鹸です。

酸性石鹸とは

酸性石鹸とは、灰色のヌメリがある汚れで、これは石鹸の泡立ちが少なく、洗浄力が落ちている状態で発生しやすくなります。

カビ・・・皮脂汚れ、水垢、石鹸カスを栄養分にして発生

カビが発生しやすくなる温度は20~30度で、特に25度前後で活発に発生します。お風呂場の中の気温は夏場平均28度で冬場平均でも24度あります。カビにはぴったりの環境です。しかし、気温が高ければ良いわけではなく、30度を超えると発生しずらくなり、36度でほとんど発生しなくなります。また湿度が80%以上になると大体のカビが発生し始めます。

対策

皮脂汚れ(酸性)

酸性の汚れにはアルカリ性の洗剤や重曹を用いて掃除をすると汚れが取れます。

水垢(アルカリ性)

アルカリ性の汚れには酸性洗剤とクエン酸が効果的です。鏡や蛇口などは、クエン酸を適量溶かしたお湯でキッチンペーパーをひたひたに湿らせます。それをパックのように鏡と蛇口に貼ってしばらく待ってからはがし、雑巾でこすると水垢がきれいに落ちます。

石鹸カス

金属石鹸

金属石鹸は汚れの中でもかなり強敵です。金属石鹸を落とす強力な酸性洗剤もありますが、クエン酸でも対処できます。

酸性石鹸

酸性石鹸はお風呂用の洗剤で洗っても落ちる場合があります。もし落ちない場合は重曹やクエン酸を用いて対処します。

カビ(皮脂汚れ、水垢、石鹸カスを栄養分にして発生)

気を付けていても発生してしまうことがあるカビ。発生してすぐのカビは浴室用漂白洗剤で落とすことができます。発生してから時間がたったカビは、漂白洗剤をスプレーした後にラップなどでパックして落としましょう。それでも落ちない場合、重曹などを利用して落とすこともできます。

排水溝の汚れ

いくつかが組み合わさった汚れとして排水溝があります。髪の毛やごみを歯ブラシでからめとってから、重曹を振りかけます。その後、お酢やハーブビネガーをスプレーすると、しゅわしゅわと泡が出てきます。1時間程度そのままにしてからシャワーで流せば排水溝のぬめりが取れてしまいます!

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日常的に気をつけたいポイント

毎日使うお風呂ですから、入るたびに気を付けることでお掃除の手間が省けたら最高ですよね。それがあるんです!ポイントをまとめました。

◆浴槽にお湯が入っているタイミングで浴槽の内側をこすっておく(湯垢がおちる)

◆壁や天井に冷水をかけておく(カビ対策)

◆スキージーで鏡の水滴や床の水分を拭き取っておく(水垢対策)

◆換気扇を2時間は回すこと

また、お風呂の中にシャンプーやリンスなどのボトル、洗面器や椅子などが直置きになっていませんか?

◆浴室に置くものは最小限にする

◆浴室の床・壁に物が触れるのを最小限にする

こうすることで、水分が残りにくくなり、汚れがつきにくくなります。

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バスタイムの快適空間づくり

ハーブを入れて湯船につかる

日本にはゆず湯や菖蒲湯などのように季節ごとに植物を入れる風習があります。そんな感覚でフレッシュハーブをお風呂に入れてみましょう!フレッシュハーブは、湯船に入れる前にシャワーでさっと流して土を落とします。何種類かのハーブを束ねて浴槽に浮かべてもいいですし、ドライハーブにしたものを2枚重ねたガーゼなどで包んで浴槽に浮かべても。

おすすめハーブ

アップルミント・レモンバーム・ローズマリー・ローズゼラニウム

お風呂場におすすめの植物

アジアンタム

アジアンタムは湿度が高い環境を好み、耐陰性も高いのでバスルームに適した植物です。乾燥して水分が足りていない場合は葉がチリチリしてしまうので、土が乾いていれば水をしっかりあげるようにしましょう。

アジアンタムは湿度が高い環境を好み、耐陰性も高いのでバスルームに適した植物です。乾燥して水分が足りていない場合は葉がチリチリしてしまうので、土が乾いていれば水をしっかりあげるようにしましょう。

アジアンタム

  • アジアンタムはイノモトソウ科ホウライシダ属に分類されるシダ植物の総称です。世界の温帯~亜熱帯に分布しており、その数は200種を超えるそうです。

    日本でも温暖な地域にはホウライシダ属が自生しています。

    アジアンタムの特徴は薄く小さい葉です。非常に繊細な雰囲気を持ったものが多く、シャワシャワとした葉は観葉植物として人気が高いです。

    アジアンタムはその葉の薄さから乾燥と寒さに弱いです。しかし、耐乾燥性と耐寒性は品種によって異なり、日本に自生しているようなホウライシダは0℃程度まで耐えられます。

    一般的に観葉植物として販売されているアジアンタムはそこまで耐寒性があるわけではないので、冬場は室内などに入れると良いと思います。

 

ツデー

シデ植物の仲間であるツデーは、やはり湿った環境を好み、耐陰性も高いです。水分が足りない場合、やはり葉が落ちてしまうので、水分はたっぷり与えましょう。

シデ植物の仲間であるツデーは、やはり湿った環境を好み、耐陰性も高いです。水分が足りない場合、やはり葉が落ちてしまうので、水分はたっぷり与えましょう。

アスプレニウム

高温多湿が好きな植物で耐陰性もあって頑丈です。全く日が当たらないと葉の色が薄くなってきてしまうので、窓がある浴室か、たまに明るい日陰で日光浴をすることが必要です。

高温多湿が好きな植物で耐陰性もあって頑丈です。全く日が当たらないと葉の色が薄くなってきてしまうので、窓がある浴室か、たまに明るい日陰で日光浴をすることが必要です。

アスプレニウム

  • アスプレニウムは主に熱帯~亜熱帯地域に多く分布しているシダ植物で、約700種存在すると言われています。日本ではオオタニワタリなどが沖縄などに分布しています。その他園芸品種として良く流通するものとしてエメラルドウェーブやアビスというものがあります。いずれも基本的には常緑のシダ植物で、半日陰~日陰を好みます。また、オオタニワタリなど一部のアスプレニウムは新芽を食用とする場合があります。

 

スパティフィラム

色濃い緑の葉とすっとしたかたちが美しいスパティフィラムは日陰に強いので、葉だけの状態であればバスルームでも大丈夫です。白く綺麗な花を咲かせますが、日陰でも明るくないと花が付きにくいため、花を楽しみたい場合は浴室ではない場所で育てましょう。

 

浴室で植物を育てるときに注意すること

日陰が好き、湿気が好き、といってもそこはやはり植物です。全く光が届かないところや風が無いところでは枯れてしまいます。週に3、4日はレースのカーテン越しなど明るい日陰に置いてあげましょう。浴室に置いている間はなるべく換気扇をつけたり、ドアを開けて風通しを良くしてあげることが必要です。寒い季節は温度管理も大切。暖房機能の無い浴室は、冬場浴室を使用しないときには温度がとても低い場所です。お住まいの地域や育てる植物の耐寒性によって変わりますが、目安として本格的な寒さが到来する11月ごろには、暖かい室内に移動してあげて下さい。

精油を使って

天然の精油であればお風呂へ入れて楽しむことができます。アロマオイルと、キャリアオイルやベースオイルと呼ばれるオイル(ホホバオイルやスイートアーモンドオイルなど)を混ぜて使用します。分量はアロマオイル2~5滴に対してキャリアオイル5ml~10ml(約小さじ1杯)です。濃度はお好みで調整しましょう。肌が弱い方は少ない分量から徐々に試したり、パッチテストなどを行ってから使うようにしましょう。フレグランスオイルや合成香料など天然成分ではないものは使用しないようにしましょう。

お風呂グッズ

お風呂グッズがあると、ピカピカにきれいになったお風呂でリラックスした時間を過ごせそうです。

お風呂専用のアロマライト

 
写真提供:株式会社ラドンナ

「Aroma de bath」アロマオイルを使いたいけど、肌が弱かったり、他の家族がアロマ苦手なので浴槽に入れられなかったりする方におすすめしたいのがお風呂で手軽にアロマを楽しめる、お風呂専用のアロマライトです。お好みの精油を入れ、スイッチを入れるとランプが灯り、その熱でアロマが気化して香りがでるしくみ。

 

ランプのカラーも七色に変化するので、浴室の電気を暗くしてリラックスするのにぴったりです。そのまま浴槽に浮かべることもできますし、逆さにすると浴槽の中に沈めて水中でライトを楽しむこともできます。

写真提供:株式会社ラドンナ

ランプのカラーも七色に変化するので、浴室の電気を暗くしてリラックスするのにぴったりです。そのまま浴槽に浮かべることもできます。また本体底にある注水口から水を本体内に入れると、水中に沈むようになっているんです。写真のように浴槽の中に沈めて水中でライトを楽しむこともできますよ。

 

キャンドル

たまにお風呂へキャンドルの光だけで入るのも深くリラックスできます。円柱型のピラーキャンドルでホルダーが付いている、ロウが垂れないものが向いています。バスタブのへりなどに置く場所があればそこに置きましょう。水に浮かべるタイプのフローティングキャンドルは雰囲気がぐっとムーディーになりますが取り扱いには十分注意しましょう。

★お風呂でキャンドルを使用する時の注意

◆必ず換気すること。密室で使用すると一酸化炭素中毒になる危険があり危険です

◆火の取り扱いには十分注意しましょう。

◆窓際に置く際は窓ガラスから距離を取るようにしましょう。

 

以前、窓際にキャンドルを置いて入浴中、網入りの窓ガラスが過熱されたことにより、ガラスにひびが入ってしまったことがあります。熱膨張を起こして「熱割れ」したんだそうです。

使用の際は十分に気をつけましょう。

 

1日の疲れをとるお風呂タイムを快適にお過ごしください。

【お風呂グッズ写真提供】
「Aroma de bath」

株式会社ラドンナ

 

アップルミント

  • ハッカに青リンゴをブレンドしたような独特の香りが特長。ハーブの中でもとりわけ育てやすい品種として知られています。 丸い形の葉から和名で「マルバハッカ(丸葉薄荷)」とも呼ばれます。葉の表面が密生した細かい毛でおおわれていることから、「綿毛のような」を意味する「ウーリーミント」の呼び名もあります。 冬でも収穫できますが、特に春から夏の開花期は香りが高まります。 アップルミントの他、「スペアミント」「パイナップルミント」など多くの仲間があります。ミントは交雑しやすく、できた種から育ったものは香りが落ちてしまいます。挿し芽でアップルミントだけが増えるよう管理しましょう。

レモンバーム

  • レモンバームはシソ科の多年草のハーブです。レモンに似たさわやかな香りがするのでハーブティーや料理の香りづけとして使われています。レモンバームの香りは乾燥するととんでしまうため、利用するのは主にフレッシュハーブとしてになります。

    レモンバームは初夏に小さな白い花が開花します。レモンバームの花はミツバチが好むことから、ギリシャ語でミツバチを意味する「メリッサ」という名でも呼ばれています。

    レモンバームは葉の色が明るい緑色なので、明るい雰囲気の植栽になります。性質がとても強い多年草なので、初心者でも簡単に育てることができます。

     

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小野寺葉月
小野寺葉月

中高短で美術を学び、卒業後観葉植物も扱う雑貨店で店長、バイヤーを担当。産後LOVEGREEN編集部で季節や庭木、虫の記事担当しつつ、説明や挿絵などで再び絵を描き始める。Botapiiでもエディブルガーデン他のイラストを担当。縁あって現在はフィリピンのセブ在住。ダイビングリゾートで広報も担当している為、海の中やマクロダイビングの世界に夢中。魚より珊瑚やホヤ、海藻など植物寄りの世界が好き。勘と勢いで生きている。

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