かんたんDIY!ハロウィンカボチャでかぼちゃランタンを作ろう

小野寺葉月
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ハロウィンの飾りを街中でも見る時期になってきました。今回はこれがあるだけでハロウィンムードがぐっと高まる!お化けかぼちゃをつかったハロウィンカボチャ、ジャック・オー・ランタン。製作時間はそんなにかかりませんので、今年は作ってみてはいかがでしょうか。
目次
かぼちゃランタンの準備
通りかかった農場で購入したハロウィンかぼちゃ。
かぼちゃランタンは専用のかぼちゃがあります。黄色い皮の観賞用かぼちゃは、インターネット通販でも購入することが可能なほか、ハロウィンが近くなるとホームセンターや生花店などでも購入することができます。値段はインターネットでは直径20~30cm程度のサイズで¥2000前後、ミニサイズのおもちゃかぼちゃは、直径約8cmほどのものですと¥300以内のものが多いようです。
イベントなどで使用する時は配送なども考えて通販で購入するのが良いのではないでしょうか。 今回私はたまたま農場で販売されているのを見つけたので、購入してみました。これが安かったんです・・・なんと¥400でした。
作成に使用した道具
油性ペン
彫刻刀(デザインカッターや野菜専用のカービングナイフなどでもOK)
新聞紙
スプーン(柄のしっかりしたもの)
ビニール袋
ティーライトキャンドル 2個
今回はすべて自宅にあったもので出来ました!
かぼちゃランタンの作り方
作り方の手順で私がイメージしていたのは
顔を決めて絵を描く
上部を切り落とし、上から中身をくり抜く
顔部分を彫る
乾燥させる
でしたが、実際作り始めようとしてあることに気づきました。
かぼちゃの底面、なんと腐ってしまっています。
当初は上部を切り取って、ヘタ部分をもって蓋のようにしたかったのですが仕方ありません。下部分を切り取り、くり抜いていくことに変更。
下部分を切り落とすと、中まで腐食が進んでしまっていました。種やワタの部分が腐食しているのかなと思い、くり抜いてしまえば大丈夫ではないかと作業を開始。臭いがきついかもしてない・・・と、そもそもかぼちゃが苦手な私はヒヤヒヤしながら中身をくり抜くことに。
中身はそんなに腐っているような感じもなく、種部分は簡単にスプーンでかき出すことができます。
心配していた臭いもそんなにしませんでした。食用のかぼちゃに比べ、スプーンでするするかき出せました。
腐食のせいもあって実も柔らかめになっていたのかもしれません。以前ミニカボチャの記事で菊池編集長も書いていましたが、たしかに感触は柿に似ているかもしれません。大きいサイズの分、くり抜きやすいです。ワタ部分をしっかり取り除き、水分を減らしておくことで、カビなどの発生を防げます。
全部くり抜けたところで、顔を書いてくり抜く事にしました。さてどの辺を目にするかなとかぼちゃを持った瞬間。
むに、とかぼちゃに指がめり込みました。
どうやら表面も一部腐っていたようです・・・しかし、これが目の位置にベストでした!ということでこの部分を目に決定。
口は目をくり抜いてバランスを見て設定しようと思い、先に彫刻刀でくり抜く作業を始めました。
彫刻刀で手を切らないよう、十分に注意しながら作業を進めます。まず、かぼちゃに対して垂直に彫刻刀を入れていきます。油性ペンの線よりも少しだけ外側に刃を入れていきます。
かぼちゃが滑らないように、かぼちゃの下に濡らして絞った布巾などを置いて滑らないようにしましょう。お子さんが作業するときは必ず保護者や大人の方と一緒に行うようにしましょう。
目の部分だけくり抜きました。当初の計画とは全く違う、なんだかかわいい感じになってしまいましたが・・・次は口をくり抜きます。目と同じように、油性ペンで書いてから彫刻刀を上から刺していきます。ここまでで30分くらいでした。
乾燥させたら完成!
ワタ部分をしっかり取り除いて、乾燥させます。直射日光の当たらない、風通しの良い所で中を乾燥させましょう。ちょっと間抜けですね。
顔をデザインする時のポイント
今回は腐っていた部分を急遽目にしたので、手順を踏みませんでしたが、油性ペンで顔を決める時、失敗しないために黒の折り紙などでイメージする目や口をカットしてテープで貼ってから作業を進めると失敗が少ないです。位置や大きさがイメージ通りになったら、油性ペンで書いていきましょう。
かぼちゃランタンを作るときの注意
今回作ってみてわかったこと。それは、かぼちゃは腐る!ということです。もともとが腐っていないかぼちゃでも、削ったり加工をすることで、大体3日から1週間ほどで腐ってしまうようです。玄関先で雨や湿気に当たってしまうと尚更です。わたしも、腐った部分はすべて取り除いたと思ったのですが、やはり目の周りからどんどん腐ってきてしまいました。
なんと邪悪な顔つきのかぼちゃランタンでしょうか・・・目の周りが徐々に腐ってきており、乾燥と並行してシワのようになってしまいました。
ハロウィンパーティーなどで使用する日程が決まっている場合には、前日か、早くても3日前につくるのが限度かと思います。
かぼちゃランタンに使うキャンドル
火をともすティーライトキャンドルタイプもありますが、玄関先や室内で使用する場合はLEDキャンドルがおすすめです。最近は100円ショップなどでも販売されています。
ちなみに、今回制作した邪悪なかぼちゃランタンにもLEDキャンドルを入れてみました。キャンドルは2つ使うと目のように見えておすすめです。
ちなみにこのかぼちゃランタン、大人には「本気度が高い・・・!」とおおむね好評ですが子供はおびえてました。
小さなお子さんがいらっしゃるご家庭は、腐食がしていないかぼちゃで前日に作ることをオススメします!
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