トマト嫌いでも食べられる、色鮮やかで美味しいフィンガーフード

峰亜由美
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今回はLOVEGREEN編集部に届いたサントリーのミニトマト「純あま」と「ハニーイエロー」を使って、トマト嫌いでも食べられるフィンガーフードを作ってみました。 美味しくて簡単に出来るお料理です。
色も鮮やかでホームパーティーでも喜ばれる一品を作ってみませんか?
目次
ミニトマトのフィンガーフードの作り方
小さくて可愛らしいミニトマト。そのままで食べても、モッツァレラチーズやバジルを合わせてカプレーゼなどサラダにしたり、ピクルス、トマトソースと色々なお料理で楽しむことが出来るミニトマトです。今回はこの可愛らしい姿を活かして、フィンガーフードとして食べられる、簡単に出来て見た目も可愛らしい料理をご紹介します。
材料
ミニトマトのフィンガーフードの作り方手順
バルメザンチーズを適量、熱したフライパンにスプーンで乗せます。ミニトマトのサイズに合わせて(トマトの直径と同じくらいの大きさ)チーズの量を決めましょう。
火加減は弱火で、少しずつチーズがとけてきたら箸などでチーズのまわりの形をなんとなく丸になる様に少し整えます。
チーズの色がほんのりときつね色になったら裏返します。裏面に少し火が通ったら出来上がりです。
丸い形で焼いたバルメザンチーズは、トマト一つに対して2枚使用します。トマトの2倍の枚数を焼きましょう。
熱したフライパンにオリーブオイルをひきます、オリーブオイルに火が通ったらトマトを入れて、塩コショウをします。
スライスしたガーリックをフライパンに入れて蓋をし、中火でトマトに火が通るまでソテーします。トマトの形が崩れすぎない様に、気をつけながら時々フライパンを動かして、トマト全体に味がつくように火をかけましょう。
盛り付けは、薄く焼き上げたバルメザンチーズを器に敷き、その上にソテーしたミニトマトをのせます。最後にもう1枚バルメザンチーズをのせ、トマトを焼きあがったバルメザンチーズではさむように盛り付けます。最後にチャービルやイタリアンパセリなどを飾りつけしたら出来上がりです。
トマトは火をかけると甘みが増すので、トマト嫌いな方でも美味しくいただく事が出来ます。今回はカリカリに焼き上げたバルメザンチーズとジューシーなミニトマトの食感が最高の一品です。是非、お楽しみ下さい。
ミニトマトってこんな植物
ミニトマト
- トマトの原種は、大玉トマトではなくチェリートマト(ミニトマト)ということが植物学者たちの調査により分かっています。大玉トマトの方が突然変異として、チェリートマト(ミニトマト)よりも後に生まれました。アンデス高原に自生していたトマトの野生種は、いずれもチェリートマトの種類だったようです。 チェリートマト(ミニトマト)は原産地では多年草ですが、日本のような温帯で育てると一年草として栽培されます。 野生種のトマトは、メキシコから北米に伝わり、実際に栽培されるようになったのは19世紀に入ってからです。ヨーロッパへ伝わるには、コロンブスの新大陸発見が大きく影響し、ヨーロッパでトマトを食べるようになったのは、18世紀以降といわれています。 当初、トマトは観賞用として育てられ、食用とされることはありませんでした。というのも、新大陸からヨーロッパに伝わった時に、トマトの実がとても赤いために有毒植物と信じられていたからです。 日本に伝わったのは、17世紀の江戸時代ですが、同じように観賞用として伝わってきました。やはり「赤茄子」としての価値しか見出せず、しばらくの間観賞用としてのみ育てられていたそうです。 完熟の実にはほとんど含まれていませんが、じつはミニトマトやトマトの花・葉・茎などには、「トマチン」という有害物質が多く含まれています。そのため、ピーマンの葉は食すことはできますが、ニトマトやトマトの葉は食べることができません。 現在では、様々な品種が改良され、青臭さもなく、まるでフルーツのように甘いミニトマトもでき、人気の野菜の一つです。 ミニトマトは緑黄色野菜の1つで、クエン酸、リコピン、グルタミン酸など栄養も豊富。健康や美容に効果があることも人気の理由。サラダから、煮込み料理、ソースなど様々な料理に使えます。 ▼ミニトマトを使ったセミドライトマトの作り方はこちら 簡単!ミニトマトを使ったセミドライトマトのオイル漬け&4種のハーブクラッカー LOVEGREEN編集部のベランダで収穫したミニトマトを使って、セミドライトマトのオイル漬けと、4種のハーブ… 戸松敦子 2021.06.28 料理・レシピ
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