銀木犀って?金木犀(キンモクセイ)と銀木犀(ギンモクセイ)の違い

LOVEGREEN編集部
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銀木犀(ギンモクセイ)という植物が存在することはご存知でしょうか?あまり聞き慣れない名称かもしれませんが、金木犀(キンモクセイ)と同じモクセイ科の植物で、10月頃になると白い花を咲かせます。
目次
銀木犀(ギンモクセイ)について
科・属 | モクセイ科モクセイ属 |
和名 | 銀木犀(ギンモクセイ) |
英名 | Silver Osmanthus,fragrant olive |
学名 | Osmanthus fragrans |
原産地 | 中国 |
開花時期 | 9~10月 |
銀木犀(ギンモクセイ)と金木犀(キンモクセイ)の違い
金木犀(キンモクセイ)は銀木犀(ギンモクセイ)の変種と言われています。そのため木犀と言えば、一般的には銀木犀(ギンモクセイ)のことを指すとも言われているようです。
花の違い
金木犀(キンモクセイ)
金木犀(キンモクセイ)は10月ごろにオレンジの花を咲かせます。花が密集して咲いているのが特徴です。
銀木犀(ギンモクセイ)
銀木犀(ギンモクセイ)は10月ごろに白い花を咲かせます。小枝の先端にひとつずつ花を咲かせているのが特徴です。金木犀(キンモクセイ)に比べて花の数は少ないです。
金木犀(キンモクセイ)は10月にしか見られませんが、銀木犀(ギンモクセイ)は年に数回花が咲くことがあるようです。
葉の違い
よく見ると葉っぱが違うようです。
金木犀(キンモクセイ)
金木犀(キンモクセイ)の葉っぱのトゲが大きくて先端が尖っているのが特徴です。
銀木犀(ギンモクセイ)
銀木犀(ギンモクセイ)の葉っぱのトゲが細かく、全体的に丸みを帯びていて表面もつやつやしているのが特徴です。
香りの違い
金木犀(キンモクセイ)も銀木犀もその香りが特徴的です。ただし、その強さは金木犀(キンモクセイ)に強く、銀木犀(ギンモクセイ)が弱いとされています。銀木犀(ギンモクセイ)は近くに行かないと香りを感じないとも言われています。
花言葉の違い
金木犀(キンモクセイ)の花言葉は、「謙虚」「謙遜」「陶酔」「初恋」。
金木犀(キンモクセイ)の花言葉の「謙虚」は、その甘くすばらしい香りに反して、控えめな小さい花をつけることにちなんでいると言われています。また、「気高い人」の花言葉は、雨が降るとその芳香を惜しむことなく、潔く花を散らせることに由来するそうです。
銀木犀(ギンモクセイ)の花言葉、「初恋」「高潔」「あなたの気を引く」「初恋」。
銀木犀(ギンモクセイ)の花言葉の「初恋」「高潔」は、真っ白は綺麗な花が高潔に見えることが由来になったそうです。中国の美女は、デートの前に木犀入のお酒を飲んで、香りを甘い匂いにしていたという話もあります。そんな話から「あなたの気を引く」「初恋」などの花言葉がついたとも言われているようです。
金木犀(キンモクセイ)が銀木犀(ギンモクセイ)の変種とはびっくりですね!もし道で見かけたら、2つの花の違いを見比べてみてください♪
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