もう準備しましたか?秋植え球根おすすめ9選!

金子三保子
このライターの記事一覧
シラー・カンパニュラ―タ(ヒヤシンソイデス)
別名、ブルーベルと呼ばれるシラー・カンパニュラータ(ヒヤシンソイデス)。4月~5月ごろに開花する球根花です。
色は青紫、白、ピンクの3色があります。花の形はつり鐘状(ベル型)で、目立つ花ではないですがひっそりと咲く花姿がガーデナーには密かな人気のある球根花です。植えっぱなしで大丈夫な球根花です。
シラーは、カンパニュラータ以外にもたくさんの品種があります。
▼シラー・カンパニュラータの魅力についてご紹介しています。
ヒヤシンス
ヒヤシンスは土への植え付けの他、水栽培できる秋植え球根としても代表的な花です。水栽培にする場合は、水栽培用と売られている球根のサイズが大きめなものを選びましょう。
ヒヤシンス
ヒヤシンスは秋植え春咲きの球根植物です。ヒヤシンスは小さな花を花茎に連なるように咲かせます。ヒヤシンスにはダッチ系とローマン系があり、ダッチ系は花数も多く豪華です。私たちが日頃見ているヒヤシンスの多くはダッチ系ヒヤシンスです。ヒヤシンスの一番の魅力は、花色のバリエーションの豊富さと強く甘い香りでしょう。
ヒヤシンスは庭植えや鉢植えなど土壌で育てることも、土を使わずに水耕栽培(水栽培)でも育てる事も出来ます。球根は通常、一球から一つの花を咲かせますが、最近は品種改良が進み一球から数本の花芽を出し咲かせる品種もあります。球根の表皮は花色によって違い、表皮の色でおおよその花の色が分かります。
庭植えのヒヤシンスは数年植えっぱなしでも花を咲かせます。但し、球根に蓄えられている養分が減って行くにつれて花も小さくなっていきます。毎年ヒヤシンスの花を楽しみたければ、花後、葉を残して花茎を付け根から切り戻します。その後緩効性肥料を与え、残った葉が茶色く枯れたようになるまで光合成をさせます。こうすることで球根に養分が蓄えられ、翌年も花を楽しめるようになります。葉が茶色くなった頃に球根を掘り上げて次の秋の植え付けまで休ませることで、球根を良い状態で保存しておけます。
▼ヒヤシンスの球根・水耕栽培グッズはこちら
ハナニラ
ハナニラは東京だと4月ごろ無数の花を咲かせます。一度植え付けると植えっぱなしで大丈夫。人によっては「雑草」と表現する人もいるほど、秋植え球根の中でも最も管理の楽な球根花です。毎年分球して、年々花数が増え見事になります。10年以上経過すると最盛期は花のカーペットのような光景になります。
▼ハナニラの魅力をご紹介しています。
スノードロップ、スノーフレーク
スノーフレーク
スノードロップやスノーフレークは、可憐な花姿は春を告げるシンボルとして人気の高い球根の花です。スノーフレークは草丈は30~40cmと背が高めで3月~4月に開花、スノードロップは地面付近で開花し、開花時期は2月~3月と早春です。
その他、アリウム、オーニソガラム、フリチラリア、クロッカス、リューココリーネ・・・。まだまだあります。
球根花は植え付けさえすれば簡単なので、ガーデニング初心者さんにはおすすめの植物。たくさんの秋植え球根があるので、是非早めに園芸店に見に行ってみてください!
▼編集部のおすすめ
スノードロップ
スノードロップは「マツユキソウ(待雪草)」とその仲間を総称して「スノードロップ」と呼びます。秋頃から地中で根を伸ばし、まだ寒い時期に芽を出し、花が少ない早春に花をつけることから、人々に春の始まりを告げる存在として親しまれてきました。雪の残る中でも花茎をすっと伸ばし、一輪ずつ花を咲かせます。下向きの白い花は、まさに雪がしずくとなったようです。つややかな光沢のある葉もまた美しいものです。 日本では「ジャイアント・スノードロップ」や「フロレ・プレノ」など数種が中心ですが、イギリスでは品種改良がとても盛んで数百種に達するともいわれています。
スノードロップは、一度植え付けてしまえば、特別な手入れをする必要がないので、育てやすい草花です。