秋が旬!イチジク(無花果)の育て方と食べ方

峰亜由美

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イチジク(無花果)は栄養価も高く不老長寿の食べ物としても古来から愛されてきました。季節の果実としても人気が高く色々なアレンジを加えて楽しむ事が出来ます。栽培の歴史を遡ると紀元前2700年から世界最古の栽培植物として人々に親しまれ、花の咲き方、果実の実り方、昆虫や動物たちとの関係もユニークで知れば知るほど興味が尽きない植物です。今回は育て方から食べ方まで、色々な視点から見たイチジク(無花果)の事をご紹介します。

目次

イチジク(無花果)とは

イチジク(無花果)はクワ科イチジク属の落葉小高木で野生のイチジク(無花果)は野生のイチジク(無花果)は西アジアが原産と言われ、有史以前にはすでに地中海の島々に広がっていました。  栽培果樹としての歴史が古いイチジクは品種も多く、クワ科イチジク属は約800種あるといわれています。  大きく品種の系統を分けると「スミルナ系」「カプリ系」「サンベロド系」「ミッション系(普通系)」の4つの品種に分かれ、日本へは中国を渡って江戸時代の初期に薬用植物として渡って来ました。  その時に渡って来た品種は「ミッション系(普通系)」の蓬莱柿が渡って来て広島で桝井ドーフィンという品種が果実樹として品種改良され発展していきました。  イチジク(無花果)は世界最古の栽培果樹 一番古い栽培の記録はアラビア半島の南部の地域で紀元前2700年、六千年以上も以前から栽培されていたと言われる世界最古の栽培果樹です。野生のイチジク(無花果)は有史以前には西アジアから地中海の島々に広がり、古代エジプトでは6000年前に栽培を始めていました。紀元前1900年のエジプトの葉かの壁画にはイチジクの収穫風景なども描かれ、その後、栽培の地域が広がりクレタ島に移り、紀元前800年にはギリシャで栽培が始まりました。ギリシャではイチジク(無花果)の繁殖の仕方が観察されイチジク(無花果)の栽培も盛んになり始めました、その当時は砂糖がまだ珍しい時代で干したイチジクを甘みの味付けとして使用されていました。16世紀になるとスペインの探検家がイチジクをハイチやメキシコにも持ち込み、18世紀末にはカリフォルニア州やオーストラリアでも栽培され始めています。  聖書に最も多く登場する果実 何千年もの間、人々に食されてきた栄養価の高いイチジク(無花果)は聖書に最も多く登場する果実です。エデンの園にあった果実とも言われ、アダムとイブが蛇にそそのかされて知恵の実と呼ばれるイチジク(無花果)の実を食べると裸でいる事が恥ずかしくなり、イチジク(無花果)の大き葉で体を隠したという物語が残されています。

イチジク(無花果)はクワ科イチジク属の落葉小高木です。野生のイチジク(無花果)は西アジアが原産と言われ、有史以前にはすでに地中海の島々にも広がっていました。

栽培果樹としての歴史が古いイチジク(無花果)は品種も多く、クワ科イチジク属は約800種あるといわれています。

大きく品種の系統を分けると「スミルナ系」「カプリ系」「サンベロド系」「ミッション系(普通系)」の4つの品種に分かれ、日本へは中国を渡って江戸時代の初期に薬用植物として渡って来ました。

その時に渡って来た品種は「ミッション系(普通系)」の蓬莱柿が渡って来て広島で桝井ドーフィンという品種が果実樹として品種改良され発展していきました。

イチジク(無花果)は世界最古の栽培果樹

イチジク(無花果)の一番古い栽培の記録は、アラビア半島の南部の地域で紀元前2700年、六千年以上も以前から栽培されていたと言われているのが世界最古の記録です。野生のイチジク(無花果)は有史以前には西アジアから地中海の島々に広がり、古代エジプトでは6000年前から栽培を始めていました。紀元前1900年のエジプトの墓の壁画にはイチジクの収穫風景なども描かれ、その後、栽培の地域が広がりクレタ島に移り、紀元前800年にはギリシャで栽培が始まります。ギリシャではイチジク(無花果)の繁殖の仕方が観察され、イチジク(無花果)の栽培も盛んになり始めました。その当時は砂糖がまだ珍しい時代だった為、干したイチジクを甘みの味付けとして使用されていたようです。16世紀になるとスペインの探検家がイチジクをハイチやメキシコにも持ち込み、18世紀末にはカリフォルニア州やオーストラリアでも栽培され始めています。日本へはペルシャから中国を渡り、江戸時代の1600年代の半ばに渡って来ました。日本へ渡ってきてからも品種改良が盛んになり、たくさんの品種が生まれてます。

聖書に最も多く登場するイチジク(無花果)

何千年もの間、人々に食されてきた栄養価の高いイチジク(無花果)は聖書に最も多く登場する果実です。エデンの園にあった果実とも言われ、アダムとイブが蛇にそそのかされて知恵の実と呼ばれるイチジク(無花果)の実を食べると裸でいる事が恥ずかしくなり、イチジク(無花果)の大きな葉で体を隠したという物語が残されています。

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イチジク(無花果)の花ってどんな花?

イチジクは漢字で書くと「無花果」呼んで字のごとく、花が無い果実と言う意味で、花が咲かないのに果実がなるように見える事から名づけられた名前です。実はこの卵型の果実に見える肉厚な花托の内側に無数の花を密かに咲かせます。繁殖器である花を外から見えないように咲かせるのも神秘的ですね。クリーム色をした花托の中の中央で薄紅色や赤紫の小花が波打つように密集して花を咲かせます。  イチジク(無花果)の果実って? イチジク(無花果)は卵型をした隠頭花序と呼ばれる果実に見える緑色や紫色がかった外皮の内側で花が咲き、その内側で受粉した後にちいさな種の様な粒がイチジクの果実です。  イチジク(無花果)の花が果実になるには? イチジク(無花果)の樹は雌株と両性株があります。野生種の雌株は雌花をさかせます。両性株は果実の中に雄花と虫えい花というイチジクコバチが産卵しやすいような形をした仮の雌花を咲かせ、イチジクコバチは果実の先端に開いた小孔という小さな穴から中へ潜り込み、虫えい花の胚珠に卵を産みます。果実の中で孵化したイチジクコバチの幼虫は胚珠を餌にして育ち、さなぎになり大人のハチになると雄のハチは果実の中で交尾をします。交尾をしたあと雄のハチは小孔から外へ飛び立ち、まだ熟していないイチジク(無花果)の実へ移り同じサイクルを繰り返します。交尾の後に雌は生涯果実の中で過ごし死んでしまいます。雄は果実の出口周辺に咲く雌花の花粉を運び受粉のみを果たします。  因みに日本の栽培品種は雌株のみで、単体のみで結実する為、受粉の必要がなくイチジクコバチが産卵る事がありません。  イチジク(無花果)の繁殖 イチジク(無花果)の繁殖は熟すと動物に食べられ、その動物が排泄したタネが育つ事でイチジク(無花果)は繁殖して行きます。  植物と昆虫、動物の関係は奥深くて面白いですね。

イチジクは漢字で書くと「無花果」。呼んで字のごとく、花が無い果実と言う意味で、花が咲かないのに果実がなるように見える事から名づけられた名前です。実はこの卵型の果実に見える肉厚な花托の内側に無数の花を密かに咲かせます。繁殖器である花を外から見えないように咲かせるのも神秘的ですね。クリーム色をした花托の中の中央で薄紅色や赤紫の小花が波打つように密集して花を咲かせます。

イチジク(無花果)の果実って?

イチジク(無花果)は卵型をした隠頭花序と呼ばれる果実に見える緑色や紫色がかった外皮の内側で花が咲き、その内側で受粉した後に小さな種の様な粒がイチジクの果実です。

イチジク(無花果)の花が果実になるには?

イチジク(無花果)の樹は雌株と両性株があります。野生種の雌株は雌花をさかせます。両性株は果実の中に雄花と虫えい花というイチジクコバチが産卵しやすいような形をした仮の雌花を咲かせ、イチジクコバチは果実の先端に開いた小孔という小さな穴から中へ潜り込み、虫えい花の胚珠に卵を産みます。果実の中で孵化したイチジクコバチの幼虫は胚珠を餌にして育ち、さなぎになり大人のハチになると雄のハチは果実の中で交尾をします。交尾をしたあと雄のハチは小孔から外へ飛び立ち、まだ熟していないイチジク(無花果)の実へ移り同じサイクルを繰り返します。交尾の後に雌は生涯果実の中で過ごし死んでしまいます。雄は果実の出口周辺に咲く雌花の花粉を運び受粉のみを果たします。

因みに日本の栽培品種は雌株のみで、単体のみで結実する為、受粉の必要がなくイチジクコバチが産卵する事はありません。

イチジク(無花果)の繁殖

イチジク(無花果)の繁殖は熟すと動物に食べられ、その動物が排泄したタネが育つ事でイチジク(無花果)は繁殖していきます。

植物と昆虫、動物の関係は奥深くて面白いですね。

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幼少の頃から植物に詳しい両親に育てられ自然と植物や昆虫に興味を持つ環境で育った私は自然に花の世界で仕事をするようになっていました。現在は各地にてワークショップを開いたりイベントなどで移動花屋を開いたり、帽子作家さんとドライフラワーを使ったコサージュ展や陶芸家さんとの2人展等、幅広く花に携わるお仕事をしています。自宅では野菜を作ったりガーデニングをしたり植物三昧な日々です。何よりお花と共に過ごして思う事はお花のある場所ではたくさんの笑顔に出会える事が幸せです。植物と共に暮らす素敵さをお伝えして行きたいと思っています。

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