あなたは見分けられる?多様な松ぼっくりの世界

鈴木仁美

鈴木仁美

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冬の子どもの遊びと言えば?ずばり、松ぼっくり拾い!

誰でも子どものころに松ぼっくりを集めた経験があると思います。大小さまざま、いろいろな種類の松ぼっくりを拾い集めたものですよね。松ぼっくりは一年中いつでも拾えるようなイメージがありますが、実は、冬がもっとも拾いやすい季節なのです。

今回は、身近で手に入れやすい松ぼっくりの種類をご紹介します。晴れた冬の日にはお子さんを連れて、松ぼっくりを拾いに行きませんか。

 

松ぼっくりってなんだろう

松ぼっくりは松の雌花だったもの

松ぼっくりとは、マツの果実のこと。マツのなかまの木の果実は、正式には球果(きゅうか)といいます。ではこの球果は何からできているのでしょうか。

実は、松ぼっくりは、マツの雌花が成長してできたものなのです。

▼先っぽの、ちょっと丸いところが雌花。
Pinus rigida (Pitch Pine)

 

▼受粉した雌花が大きくなり、若い松ぼっくりになります。
Pine Cones

 

身近な松ぼっくり8選

1.アカマツ

▼庭木、盆栽として目にすることの多いアカマツ。名前の通りの赤い樹皮が見分けるポイントです。
#230 tanyosho pine

 

▼アカマツの松ぼっくりは5cmくらい。
Pinus densiflora 'Pumila' (Japanese Red Pine)

 

2.カラマツ

▼山などにハイキングに行くとよく見られるのはカラマツです。日本の針葉樹で唯一落葉するのがポイントで、別名「落葉松(らくようしょう)」と呼ばれています。
View / 景色(けしき)

 

▼カラマツの松ぼっくりは小さめ。3cm前後です。少し丸みがありますね。
Larix kaempferi (Karamatsu)

 

3.ゴヨウマツ

▼漢字で書くと五葉松。5枚の松葉が束になっていることがわかります。
Pinus parviflora 'Arnold Arboretum Dwarf'4

 

▼庭木として美しく整えられたゴヨウマツ。
Japanese five-needle pine (Pinus parviflora)

 

▼松ぼっくりは大きめで、7~8cm。高さもあってシュッとした見た目ですね。
Pinus parviflora (Japanese White Pine)

 

4.ヒマラヤスギ

▼ヒマラヤスギはとても大きく育つので公園などでよく見られます。
P4070015 Cedrus Deodara

 

▼松ぼっくりも大きい!10cm以上になります。
¿ Cedrus deodara ?

 

▼乾燥したヒマラヤスギの松ぼっくりは2つに分かれます。写真は分かれた上部。まるでバラが開いたようなので、「シーダーローズ」と呼ばれています。
Rosas de cedro

rose

 

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鈴木仁美
鈴木仁美

千葉大学園芸学部にて公園・緑地について学ぶ。卒業後も緑への興味は尽きず、様々なオープンスペースに足を運んでいる。趣味は音楽と四季折々の花を愛でること。狭い自宅アパートでも楽しめるような植物との関わり方を日々発見しています。LOVEGREENでは自身の公園・庭園・緑地好きを生かし、季節ごとに見ごろの植物が楽しめる全国の公園や庭園、週末に出かけたくなるようなお出かけ情報などの紹介記事を主に配信しています。