あなたは見分けられる?多様な松ぼっくりの世界

Happa

Happa

5784views
更新日 :
このエントリーをはてなブックマークに追加

gi_logo_grey

冬の子どもの遊びと言えば?ずばり、松ぼっくり拾い!

誰でも子どものころに松ぼっくりを集めた経験があると思います。大小さまざま、いろいろな種類の松ぼっくりを拾い集めたものですよね。松ぼっくりは一年中いつでも拾えるようなイメージがありますが、実は、冬がもっとも拾いやすい季節なのです。

今回は、身近で手に入れやすい松ぼっくりの種類をご紹介します。晴れた冬の日にはお子さんを連れて、松ぼっくりを拾いに行きませんか。

 

松ぼっくりってなんだろう

松ぼっくりは松の雌花だったもの

松ぼっくりとは、マツの果実のこと。マツのなかまの木の果実は、正式には球果(きゅうか)といいます。ではこの球果は何からできているのでしょうか。

実は、松ぼっくりは、マツの雌花が成長してできたものなのです。

▼先っぽの、ちょっと丸いところが雌花。
Pinus rigida (Pitch Pine)

 

▼受粉した雌花が大きくなり、若い松ぼっくりになります。
Pine Cones

 

身近な松ぼっくり8選

1.アカマツ

▼庭木、盆栽として目にすることの多いアカマツ。名前の通りの赤い樹皮が見分けるポイントです。
#230 tanyosho pine

 

▼アカマツの松ぼっくりは5cmくらい。
Pinus densiflora 'Pumila' (Japanese Red Pine)

 

2.カラマツ

▼山などにハイキングに行くとよく見られるのはカラマツです。日本の針葉樹で唯一落葉するのがポイントで、別名「落葉松(らくようしょう)」と呼ばれています。
View / 景色(けしき)

 

▼カラマツの松ぼっくりは小さめ。3cm前後です。少し丸みがありますね。
Larix kaempferi (Karamatsu)

 

3.ゴヨウマツ

▼漢字で書くと五葉松。5枚の松葉が束になっていることがわかります。
Pinus parviflora 'Arnold Arboretum Dwarf'4

 

▼庭木として美しく整えられたゴヨウマツ。
Japanese five-needle pine (Pinus parviflora)

 

▼松ぼっくりは大きめで、7~8cm。高さもあってシュッとした見た目ですね。
Pinus parviflora (Japanese White Pine)

 

4.ヒマラヤスギ

▼ヒマラヤスギはとても大きく育つので公園などでよく見られます。
P4070015 Cedrus Deodara

 

▼松ぼっくりも大きい!10cm以上になります。
¿ Cedrus deodara ?

 

▼乾燥したヒマラヤスギの松ぼっくりは2つに分かれます。写真は分かれた上部。まるでバラが開いたようなので、「シーダーローズ」と呼ばれています。
Rosas de cedro

rose

 

続きを読む

Pages: 1 2 3

「あなたは見分けられる?多様な松ぼっくりの世界」の記事をみんなにも教えてあげよう♪

Happa
Happa

千葉大学の園芸学部を卒業。大学院まで公園・緑地や街路樹について学び、興味が尽きずに今でも首都圏の公園などに足を運んでいます。小さいころから植物が好きで、図鑑ばかり読んでいました。現在はLOVEGREEN編集部でアシスタントとして記事を書いています。