ランポー玉(鸞鳳玉)とは?育て方・栽培方法|植物図鑑

植物名
ランポー玉(鸞鳳玉)
学名

Astrophytum myriostigma

英名
Bishop’s cap, Bishop’s miter
和名
鸞鳳玉
科名
サボテン科
属名
アストロフィツム属
原産地
メキシコ

ランポー玉(鸞鳳玉)の特徴

ランポー玉(鸞鳳玉・らんぽうぎょく)とは、サボテン科アストロフィツム属のサボテンで、トゲがなく縦に稜線が入った丸みを帯びた幹をしており、幹全体に白く細かい斑点を持ちます。一般的なものは5本の稜線があり、白い斑点が幹肌を密に覆って全体に白っぽく見えるタイプです。稜線の数や白い斑点の見た目・有無などでさらに様々な種が存在し、熱烈なファンが多いサボテンです。比較的丈夫で育てやすく、花をつけやすい種でもあります。花は、黄色くつややかな花をつけます。

ランポー玉(鸞鳳玉)の詳細情報

園芸分類 サボテン、アストロフィツム
耐寒性 やや弱い
耐暑性 やや強い
花色
BARREL AMATERAS LED 20W
BARREL

ランポー玉(鸞鳳玉)の育て方カレンダー

時期 1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月
植え替え

ランポー玉(鸞鳳玉)の栽培環境

日当たり・置き場所

ランポー玉は寒さに比較的強いため、春から秋にかけては屋外でも生育可能です。日焼けを起こしやすいため直射日光は避けますが、雨の当たらない日当たりのよい場所で生育します。

温度

暑さ、寒さには比較的強い種ですが、冬の寒風や霜は避けます。

用土

ランポー玉は水はけの良い用土が良いでしょう。ホームセンターや園芸店で購入できるサボテン用の用土で大丈夫です。

ランポー玉(鸞鳳玉)の育て方のポイント

水やり

ランポー玉は水分過多になると実割れを起こしやすい種のため、水の与えすぎに注意し、春秋は土が乾いてからたっぷりと水を与えます。生育の止まる夏冬はさらに控えめにします。

肥料

特に必要ありません。植え替えの際に用土に含まれる栄養分で十分です。

病害虫

カイガラムシが発生することがあります。

ランポー玉(鸞鳳玉)の詳しい育て方

選び方

ランポー玉を選ぶときは形に歪みや変色がなく、鉢と株のバランスが取れているものが良いです。ただし、好みで選ぶ方も多い品種ですので、ご自身で良いと思った個体を選ぶと良いでしょう。

植え替え・鉢替え

ランポー玉は根詰まり解消のため、1~2年ごとに植え替えをしましょう。春か秋に行うのが良いでしょう。植え替えの際は、前もって数週間断水し土中を乾燥させます。根に付いた土を崩し古い根を除去した後、根ごと日蔭で乾燥させます。その後新しい土に植え、水やりは1週間後から開始します。

冬越し

寒さには比較的強い種ですが、寒風や霜を避けるため室内で冬越ししたほうが良いでしょう。水やりは、土中が完全に乾いてからやり、株を休ませます。

増やし方(株分け、挿し木、葉挿しなど)

子株を切り取り、新しい用土に植えて繁殖させることが可能です。より丈夫に育てるために台木を用意して子株を接ぎ木する方法もありますが、接ぎ木自体に専門的な知識や技術がある程度必要になります。

  • 監修者:LOVEGREEN編集部
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