ベランダ菜園で収穫!カリフラワーの活用レシピ

LOVEGREEN編集部
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ベランダ菜園のカリフラワーの収穫と収穫したカリフラワーの洗い方、活用レシピをご紹介します。
目次
カリフラワーとは
カリフラワーは、ブロッコリーの突然変異で花蕾(からい)の部分が白くアルビノ化したものだといわれています。
日本では明治初期に鑑賞用として伝わり、1960年代に食用として一般的に普及し、白い綺麗な野菜として、メインディッシュのつけ合わせに使われてきました。1980年代に「緑黄色野菜ブーム」が広まり、ブロッコリーに人気の座を奪われましたが、カリフラワーは癖がなく、生でも食べられるため、サラダやスープなど幅広く利用できる野菜です。
カリフラワーを食べている部分は花蕾(からい)なので、花揶菜(はなやさい)という別名があります。広い意味での食べられるお花「エディブルフラワー」の一種です。
カリフラワーの収穫
9月初旬に植え付けたカリフラワーは順調に大きくなりました。白いカリフラワーが黄ばんだ色にならないように、光を遮るために茎葉を折り美白処理をしていたカリフラワーです。充分に大きくなったので収穫時期を迎えました。もう少し早くに収穫すべきでしたが、まあ良しとしましょう。
北側のあまり日光の当たらない場所で育てていたにも関わらず、この出来栄え!日差しの当たらないお庭やベランダのため野菜を育てることを諦めていた方は、来年ぜひ育ててみてくださいね。
カリフラワー
- カリフラワーは、もともとはケールの野生種がルーツだといわれています。ブロッコリーの突然変異で花蕾(からい)の部分が白くアルビノ化したものといわれています。 カリフラワーは、日本では明治初期に鑑賞用として伝わり、1960年代に食用として一般的に普及し、白い綺麗なお野菜として、メインディッシュのつけ合わせに使われてきましたが、1980年代に「緑黄色野菜ブーム」が広まり、現在ではカリフラワーよりもブロッコリーの方が一般的になっています。 癖のない味で、生でも食べられるため、サラダやスープ、シチューなど幅広く利用でき、最近ではオレンジ色や紫色など様々な種類のカリフラワーをスーパーで手にすることができます。 ブロッコリー同様、食べている部分は花蕾(からい)のため、花揶菜(はなやさい)という別名があります。広い意味での食べられるお花「エディブルフラワー」の一種です。
カリフラワーの収穫方法
カリフラワーはブロッコリーと違い茎が固めなので、花蕾(からい)のすぐ下を包丁などで切り落として収穫します。
カリフラワー
- カリフラワーは、もともとはケールの野生種がルーツだといわれています。ブロッコリーの突然変異で花蕾(からい)の部分が白くアルビノ化したものといわれています。 カリフラワーは、日本では明治初期に鑑賞用として伝わり、1960年代に食用として一般的に普及し、白い綺麗なお野菜として、メインディッシュのつけ合わせに使われてきましたが、1980年代に「緑黄色野菜ブーム」が広まり、現在ではカリフラワーよりもブロッコリーの方が一般的になっています。 癖のない味で、生でも食べられるため、サラダやスープ、シチューなど幅広く利用でき、最近ではオレンジ色や紫色など様々な種類のカリフラワーをスーパーで手にすることができます。 ブロッコリー同様、食べている部分は花蕾(からい)のため、花揶菜(はなやさい)という別名があります。広い意味での食べられるお花「エディブルフラワー」の一種です。
収穫したカリフラワーの洗い方
カリフラワーはいくつもの花蕾が盛り上がるように外側に広がっているため、中側の茎と花蕾の部分には空間ができています。この部分に虫やゴミが潜んでいることが多いため、ただ水で流すだけでなくしっかり内部の汚れを落とす必要があります。
カリフラワーに潜む虫をしっかり洗い流す「袋洗い」
この袋洗いの時に大変便利なのが、「重曹」又は「塩」です。
「重曹」はお掃除にも使われる汚れ落としの優れものです。野菜を安心安全に綺麗にしてくれます。ちなみに使用する重曹は、掃除用ではなく食用のものをお使いください。
もう一つの優れものの「塩」は、落葉キノコの虫出しなどにも使用されます。
ビニール袋を用意し、カリフラワーを入れます。その中に重曹または塩を入れ水を加えます。
10~20分ほど浸けおきした後、袋を揉み込むようにして洗い、最後に流水で綺麗に流します。
「生」で味わうカリフラワーのサラダ
綺麗にカリフラワーを洗ったら、カリフラワーを調理していきましょう。新鮮なカリフラワーは生でも美味しく食べることができます。カリフラワーを生で食べる一番のおすすめポイントは歯ごたえです。コリコリとした歯ごたえと、ほんのり甘い味が癖になりそうです。
材料
今回カリフラワーのサラダに使うその他の材料は、赤カブと水菜です。
・カリフラワー
・赤カブ
・水菜
・お好みのドレッシング
作り方
1. カリフラワーと赤カブは、薄めのスライスにし、水菜は適当な大きさに用意します。
2. 器に盛り付けましょう。
3. お好みのドレッシングをかけてお召し上がりください。
私はアヒージョで使用したオイルとフライドニンニクに塩コショウで味つけしていただきました。
「煮」込んで味わうカリフラワーのスープ
次は弱火でじっくり煮込んだカリフラワーのスープをご紹介します。
材料
スープの材料にはカリフラワーの他に葉玉ねぎを使用します。
・カリフラワー
・葉玉ねぎ
・コンソメ(あればスープカレーの素)
・干しきのこ
干しきのこの作り方は、Botapii 1月号のエディブルガーデンをご覧ください。
作り方~1
1. カリフラワーを一房ごとに切ります。
2. 葉玉ねぎを5cm位に切ります。
3. 鍋に干しきのこを入れます。なければ、鶏肉など入れてコクを加えるとさらに美味しくいただけます。
4. カリフラワーと葉玉ねぎの白い部分を入れて弱火で煮込んでいきます。
5. 煮立ったら葉玉ねぎの緑色の部分を入れてひと煮立ちさせれば完成です。
作り方~2
この時期、特におすすめなのがスープカレーです。先ほどのカリフラワーのスープに、スープカレーのペーストを加えましょう。
スープカレーは北海道の定番メニューですが、みなさんは食べたことがありますか?
丸ごと野菜とスパイスのきいた、体がポカポカ温まるスープカレーをこの機会にぜひお試しください。
「オイル」で味わうカリフラワーのアヒージョ
アヒージョはオリーブオイルとニンニクで具材を低温で煮込む料理です。この時できるオイルは、ニンニクと具材の旨味が溶けだしています。カリフラワーのサラダのドレッシングにおすすめです。
材料
・カリフラワー
・じゃがいも
・オリーブオイル
・ニンニク
・塩コショウ(お好みのハーブなど)
今回カリフラワーのアヒージョに使用する野菜は、11月に収穫したじゃがいもを使います。
作り方
1. カリフラワーを一房ごとに切り、ニンニクをスライスします。
2. アヒージョ用の鍋にジャガイモとニンニクを入れ、鍋の半分くらいの量のオリーブオイルを注ぎます。
3. 弱火でじゃがいもにこんがりと火を通していきます。
4. じゃがいもに火が通ったらカリフラワーを入れ加熱します。
5. 塩コショウ、お好みのハーブなどで味付けして完成です。
オイルはパンにつけたり、サラダのドレッシングに使用したり、余すところなくお召し上がりください。
いかがでしたか?
ブロッコリーはよく購入するけれど、カリフラワーはあまり使わないかも…という方にぜひおすすめしたい簡単レシピです。
カリフラワーを育てた方や、思い切って丸ごとカリフラワーを購入した方で食べきれない場合は、カリフラワーを小分けにして、電子レンジで加熱したり、軽く固めに下茹でしてから冷凍庫で保存することができます!
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