畝の作り方のコツをつかんで家庭菜園の基礎作り
LOVEGREEN編集部
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畝の向きや大きさ
次に作物や栽培する環境に合った畝の向きと大きさを決めていきましょう。
畝の向き
畝を作る方向ですが、畝の向きは東西の方向に作るべきなのか…それとも南北の方向に作った方が良いのか…迷いますね。
その土地の気候や栽培条件、環境など様々な理由により有効だと考えられる向きは変わってきます。
南北にのびる畝
作物により様々な考え方がありますが、家庭菜園の場合は日光がまんべんなく当たることに重点を置き、南北に伸ばすように畝を作ることで作物に充分に陽を当てることができます。
東西にのびる畝
東西の畝は草丈の低い野菜や日陰を好む野菜など、狭い家庭菜園を最大限に活用していろんな種類の野菜を少量ずつ作りたい時におすすめです。
南側から順々に「日当たりを好む背の低い野菜」「日当たりを好む背の中ぐらいの野菜」「日当たりを好む背の高い野菜」「半日陰を好む野菜」を配置します。
科の異なる作物を一緒に植え付けることで、病害虫の発生も軽減できる期待が持てます。
畝の高さ・幅
illustration:小野寺 葉月
畝を作るときは作業がスムーズにいくように畝の幅を指先から肘の長さ50cm位に、畝と畝の通路は足のサイズ30cm以上を目安に作りましょう。
高畝は排水性のアップさせ、低い畝は水持ちが良くなり保水性をアップさせることができます。
畝立に必要な道具
最低限必要なものは鍬(くわ)です。その他に初心者の方でも上手に作れる便利グッズもありますので、用意してみてはいかがでしょうか。
鍬
プランター栽培とは違い、作物を畑で育てる時には必須のアイテムです。使用するのは年に2回程ですが、始める際に1本用意しましょう。
鍬 日本製 ハガネ 小型菜園鍬 1050mm椎柄付 (63度) 雄鹿
板
大きな畑で畝ごとに板でいちいち成型するのは労力がいりますので、小さな家庭菜園の時に使用します。
板を使うことで畝のでき栄えがグンと良くなります。
支柱・ひも
真っすぐ畝を作りたいときの便利グッズです(必須アイテムではありません)。
\続いては畝の立て方をご紹介♪/