7月14日の誕生花|カワラナデシコ(河原撫子)

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7月14日の誕生花は「カワラナデシコ(河原撫子)」です。「カワラナデシコ(河原撫子)」について、花言葉や基本情報、色別の花言葉、豆知識など気になる情報をご紹介!

 

7月14日の誕生花

7月14日の誕生花は「カワラナデシコ(河原撫子)」。

「カワラナデシコ(河原撫子)」の花言葉は「大胆」「可憐」。

 

カワラナデシコ(河原撫子)について

科・属  ナデシコ科・ナデシコ属
和名  河原撫子
英名  fringed pink
学名  Dianthus superbus
原産地  日本
開花期  5月~10月

 

カワラナデシコ(河原撫子)の特徴

カワラナデシコ(河原撫子)はナデシコ科ナデシコ属の多年草で、原産地は日本です。5~10月頃にピンクや薄紫、赤、紫などの色の花を咲かせます。花びらの先には細かい刻みがあります。ナデシコの名前の由来は、撫でるように可愛い花の意味からきています。生息している場所が主に河原などであるため、「カワラナデシコ」と名付けられました。同属で中国原産の「カラナデシコ(唐撫子)」と区別するために「ヤマトナデシコ(大和撫子)」とも呼ばれます。また、花期が夏から秋にかけてというところから、「常夏」と呼ばれていたこともあったそうです。

 

秋の七草

ナデシコは、秋の七草のひとつにも数えられます。秋の七草は、万葉集に詠まれた「萩の花 尾花 葛花 撫子の花 女郎花 また藤袴 朝顔の花」がもとになっています。「朝顔の花」は、現在の朝顔ではなく桔梗のことだと言われています。これと同じく、「撫子の花」はカワラナデシコのことだと言われています。

春の七草のように粥にして食べるものではありませんが、古くから漢方や民間薬として利用されてきました。

 

漢方として使われるカワラナデシコ(河原撫子)

カワラナデシコ(河原撫子)の漢方としての名前は「瞿麦(くばく)」といいます。「瞿麦」はカワラナデシコ(河原撫子)の全草を乾燥させたものを指します。生薬では開花中の地上部を乾燥させたものを使います。

 

古典園芸植物のひとつ

カワラナデシコ(河原撫子)は、古くから園芸植物として栽培されてきた「古典園芸植物」の一種です。江戸時代には品種改良されたものもでまわっていたようですが、最近ではあまり見られないようです。

カワラナデシコ(河原撫子)は万葉集に数多く詠まれたほか、枕草子や小林一茶などの俳句にも登場していることから、古くから親しまれていたことがわかります。

▼カワラナデシコ(河原撫子)の育て方など詳しい情報はこちら

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