ニワゼキショウとは?育て方・栽培方法|植物図鑑

植物名
ニワゼキショウ
学名

Sisyrinchium Rosulatum

英名
Annual blue eyed grass
和名
庭石菖
別名・流通名
なんきんあやめ
科名
アヤメ科
属名
ニワゼキショウ属
原産地
北アメリカ

ニワゼキショウの特徴

ニワゼキショウは、北アメリカ原産のアヤメ科の多年草です。夏の暑さに弱いため、一年草として扱われる場合もあります。ニワゼキショウの名は、石菖(セキショウ)というサトイモ科の植物に似ていることから名づけられました。日本には明治時代に渡り、野生化した帰化植物です。

日当たりの良い場所を好み芝生や道端に生え、5月~6月に剣形をした10㎝程の草丈の葉に5㎜~1㎝の赤紫色、白、ピンクの小さな花を咲かせる一日花です。花びらは6枚に分かれ紫色の細い筋が入っています。花を咲かせ終わると、さく果ができ、熟すと3つに裂けて種子が散布されます。

ニワゼキショウの詳細情報

園芸分類 草花
草丈・樹高 10~15㎝
耐寒性 弱い
耐暑性 弱い
耐陰性 弱い
花色 白、ピンク、赤紫
開花時期 5月~6月

ニワゼキショウの育て方カレンダー

時期 1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月
開花
種まき
植え付け
収穫

ニワゼキショウの栽培環境

日当たり・置き場所

ニワゼキショウは日当たりと水はけの良い場所での栽培が適します。

用土

ニワゼキショウの土は水はけと水持ちの良い土を好みます。細かい鹿沼土等が適していますが、水持ちが悪い場合は少量の水苔を混ぜるとよいでしょう。繁殖力が強く痩せた土でもよく育つので、堆肥は少なめで大丈夫です。

ニワゼキショウの育て方のポイント

日常の管理

ニワゼキショウは日当たりと風通しの良い場所で管理しましょう。

水やり

ニワゼキショウの水やりは、土の表面が乾いたらたっぷりと与えましょう。冬場の休眠期は乾燥しすぎには注意します。

庭植えの場合は、真夏の長い期間雨が降らない場合以外は水やりはしなくても大丈夫です。

肥料

ニワゼキショウは痩せた土でもよく育つため、特に肥料を与える必要はありません。

病害虫

ニワゼキショウはアブラムシがつく事があるため、見つけたら駆除しましょう。

ニワゼキショウの詳しい育て方

選び方

葉に勢いがあり黄色くなっていない、緑色の濃い株を選びましょう。

種まき

春か秋に種まきをします。こぼれ種で増えるほど丈夫な植物です。

植え付け

ニワゼキショウの植え付け時期は、花が咲く前の3月~4月か花が咲き終わってからの9月~10月が適しています。

植え替え・鉢替え

鉢植えのニワゼキショウは、春か秋にひとまわり大きな鉢に植え替えましょう。

ニワゼキショウの花は、5月~6月に5㎜~1㎝の小さな花を咲かせます。花は一日花ですが、次々と咲き続けます。

収穫

花が終わると7月頃に種ができます。

夏越し

特別な夏越しの必要はありません。

増やし方(株分け、挿し木、葉挿しなど)

ニワゼキショウは種まきで増やす方法と株分けで増やす方法の2つの増やし方があります。

  • 監修者:LOVEGREEN編集部
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