セージとは?育て方・栽培方法|植物図鑑

植物名
セージ
学名

Salvia officinalis

英名
Sage
和名
ヤクヨウサルビア
科名
シソ科
属名
サルビア属
原産地
地中海沿岸

セージの特徴

セージは、ヨーロッパ地中海原産のシソ科のハーブ。和名は「ヤクヨウサルビア」と呼ばれてます。セージは「コモンセージ」「ホワイトセージ」、「ゴールデンセージ」、「パープルセージ」、他にも種類が豊富にあるのも人気の理由のひとつ。コモンセージは古代ギリシア・ローマの時代から免疫力を助ける薬草や香辛料として活用され長寿のハーブの呼び名も。料理のスパイスや臭み消し、ハーブティーなどに利用されてます。

セージの詳細情報

園芸分類 ハーブ
草丈・樹高 30cm~1mほど
耐寒性 強い
耐暑性 強い
花色 赤、青、紫、ピンク、白など
開花時期 5月~6月頃、7~9月頃、9~11月頃

セージの種類

セージの育て方カレンダー

時期 1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月
種まき
植え付け
植え替え
肥料
開花
収穫

セージの栽培環境

日当たり・置き場所

日当りと風通しのよい場所へ置きましょう。

温度

20℃程度が生育適温です。

用土

ハーブ用土があれば、それを利用しましょう。多湿を嫌うので水はけのよい土が適しています。また、セージは酸性の土壌が苦手なので、地植えの場合は苦土石灰をまくなどして土壌の調整をしたほうがよいでしょう。

セージの育て方のポイント

水やり

多湿が苦手なので、やや乾燥気味に育てます。土の表面が乾いてきたら水をたっぷりと与えましょう。

肥料

植えつけ時に元肥を入れましょう。あとは、丈夫な植物なので肥料がなくても元気に育ちます。

病害虫

シソ科のハーブは害虫の被害に遭いやすいです。風通しが悪いとアブラムシハダニなどつくことがあります。こまめに葉裏などもチェックし見つけたら駆除しましょう。高温多湿になり、根元などが蒸れ枯れてくると灰色かび病が発生する可能性があります。

セージの詳しい育て方

選び方

主に苗での購入になると思います。付け根がグラグラしていたり、黒ずんでいたりするものは避けましょう。葉の色が綺麗で虫がついていないものがよいです。適度に日の当たる売り場で管理されているものを購入しましょう。

種まき

春は3~4月、秋は9~10月が適期です。

植え付け

植え付けをする場合は植え替えの時と同様ですが、根を痛めてしまわないように注意しましょう。

植え替え・鉢替え

真夏・梅雨は避け春か秋に植え替えを行いましょう。生育旺盛なので一回り大きな鉢に植えかえます。鉢底に固まった土などを取り除き、根鉢を崩します。根っこを傷つけないように優しく行いましょう。 植えつけ後には鉢底からお水がでるくらいたっぷりとお水を与えましょう。

5月~6月頃に花が咲きます。

収穫

春から秋の葉がある間は常に収穫ができます。お花が咲くと葉の香りが弱くなるので、咲く前の収穫がオススメです。

夏越し

夏には弱くないですが、直射日光は出来るだけ避けてください。

冬越し

寒さに強く、関東以南の地域では防寒対策はほとんど必要ありませんが、まだ小さい株は室内に取り込んだほうがよいでしょう。あたたかい地方の寒さなら、特に防寒せず越冬できます。降雪する地域では地上部が枯れますが、根は生きていて春になるとまた芽を出します。寒い地方は、霜や寒風対策として、軒下や室内など風を防げる場所に置くほうがよいでしょう。

増やし方(株分け、挿し木、葉挿しなど)

セージは生育旺盛なので挿し木で増やすことができます。また、セージは成長し大きくなると株が劣化し生育が悪くなりますので、そうなる前に適宜挿し木を行い若い株を育てておくとよいでしょう。

  • 監修者:LOVEGREEN編集部
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