ティランジア(エアプランツ)の花が咲き終わった後の対処法

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ティランジア(エアプランツ)に関する質問で多いのが花は咲くのかどうかです。ティランジア(エアプランツ)は見た目や生態に注目がいきがちですが、非常に千差万別で美しい花を咲かせます。そして花が咲いた後にどうした良いの? という質問も多く見られます。そこで、今回は花が咲いた後のティランジア(エアプランツ)はどうすればいいのかをご紹介いたします。

目次

ティランジア(エアプランツ)とは

そもそもティランジア(エアプランツ)は北米南部~中南米が原産の植物で、正式名称はTillandsia(ティランジア、チランジア)と言います。実はパイナップルの仲間で、ブロメリア科(パイナップル科)に属しています。

自然環境下では樹木や岩、サボテンなどに根を張っている着生植物で、土が無くても育てることができます。近年、100均やホームセンター、園芸店などでも販売されており、手軽に入手できるようになりました。

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ティランジア(エアプランツ)の花

ティランジア・シーディアナ

ティランジア(エアプランツ)は穂状花序(すいじょうかじょ)と呼ばれる花を穂の様につける花序(花の配列)をしている種類が多く、ティランジア(エアプランツ)の花を観賞する場合は主に穂状花序の形と花苞、花の色を見ます。ティランジア(エアプランツ)は花芽が上がり始めてから咲くまでが長く、非常に焦らされますが、その後の開花期間が長いものも多いです。

余談として、通常は花序と言うと花の配列を意味しますが、ティランジア(エアプランツ)では花軸や苞葉など、花序の周囲全体を総じて花序と言う場合があります。

 

ティランジア・フンキアナ

また、このように花軸を持たないで開花するティランジア(エアプランツ)もあります。

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ティランジア(エアプランツ)の開花後

ティランジア・レディ

ティランジア(エアプランツ)は開花が終わると徐々に花苞の色が落ちて枯れ込んできます。中には自家受粉や他家受粉により種を付けるティランジア(エアプランツ)もありますが、基本的に自家受粉はしないので花茎の根本から切ってしまってかまいません。

そのまま残しておきたいという方は切らなくても構いませんが、枯れてくると梅雨の時期にカビの原因になることがあります。また、自家受粉しなくてもエアプランツは種を作ろうとして無駄なエネルギーを消費するので、子株をたくさんほしい方は切り落とした方が良いでしょう。

また、小さい状態で咲いてしまったティランジア(エアプランツ)は花が咲いている途中で切ってしまうのも有りです。その方が子株を出しやすくなります。

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\花の切り方について/

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