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ロベリアは、春から初夏に小さな小花を無数に咲かせるキキョウ科の草花。花形が蝶のような形に見えることから、瑠璃溝隠(ルリミゾカクシ)や瑠璃蝶草(ルリチョウソウ)の和名があります。学名のLobeliaは、ベルギーの植物学者マッティアス・ローベルの名前に由来します。日本でロベリアの名で早春の頃から流通するのは、ほふく性のLobelia erinusが多く、日本のような高温多湿の気候に弱いため、夏前までの一年草として扱われています。よく分枝してこんもりとした株に育ち、花径1~2cmの花が株全体を覆うようにして咲き、遠くから見ると色の塊のように見えます。青、水色、白、ピンク、紫などの色があり、小花なので周囲の植物と調和しやすく、花壇や寄せ植え、ハンギングバスケットなどに利用されています。ロベリアの花言葉「いつも愛らしい」は、株を覆うほど小さな花をたくさん咲かせる姿が丸みを帯びて愛らしいことから。「謙遜」は、ひとつひとつの花が小花で、主張せずに咲く姿にちなみます。
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