味もビジュアルもばっちり。難易度別、ボタニカルなクリスマスディナーレシピ紹介

Christmas 5 Topics

 味もビジュアルもばっちり。難易度別、ボタニカルなクリスマスディナーレシピ紹介

お家でクリスマスを過ごすことになったら、さっそくパーティーメニューを考えなければなりません。
味付けや飾り付けにボタニカルなエッセンスを入れて、
美味しく楽しく見た目も綺麗にアレンジしてみましょう。
忙しい方には電子レンジでも簡単に作れるレシピを、
お子さんと一緒に作りたい方にはしっかりレシピをご紹介します。
● ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー 前菜  ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー ●
クリスマスディナーのトップバッターは、食欲をそそる見た目にも鮮やかな前菜です。
クリスマスをイメージさせる野菜を選んでみてはいかがですか。
パプリカ・ブロッコリー・カリフラワーのレンジ蒸し

クリスマスカラーである赤、緑、白の3色の野菜を使ったレンジでチンする簡単メニューです。

パプリカを流水で綺麗に洗います。
ブロッコリーとカリフラワーは内部に虫がいることがあるので、ビニール袋に水、重曹(または塩)を入れ10~20分つけた後、袋ごとふり洗いし流水で洗い流しましょう。
ブロッコリー・カリフラワーのひとふさの大きさに合わせてパプリカを切ります。
クッキングシートを20~30cmほど用意し、両サイドをキャンディーのように絞ります。
シートの中にパプリカ・ブロッコリー・カリフラワーを入れ、1分~1分30秒ほど500wの電子レンジで加熱します。
味付けにアンチョビとオリーブオイルをお好みの分量入れ、塩コショウで味を整えて完成です。
パプリカ・ブロッコリー・カリフラワーのアヒージョ

ニンニクの風味が効いたオリーブオイルに具材を入れて低温で煮込むアヒージョ。 今回はシンプルに野菜のみでアヒージョを作りましょう。お好みでエビやタコなどを入れると旨味が増しさらに美味しくなります。 なお、アヒージョを作る際にできる美味しいオイルは次に作るサラダのドレッシングに使用します。余すところなくいただきましょう!

パプリカを流水で綺麗に洗います。
ブロッコリーとカリフラワーは内部に虫がいることがあるので、ビニール袋に水、重曹(または塩)を入れ10~20分つけた後、袋ごとふり洗いし流水で洗い流しましょう。
ブロッコリー・カリフラワーのひとふさの大きさに合わせてパプリカを切ります。
ニンニクをみじん切りにします。
アヒージョ用の耐熱皿にブロッコリー・カリフラワーを並べ、Step.4のニンニクを入れ、具材の半分の量を目安にオリーブオイルを注ぎます。
弱火にかけ、ブロッコリー・カリフラワーに火が通ったら、パプリカを加えます。最後に塩コショウで味を整えて完成です。
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食欲をそそる前菜の後は、野菜が主役のサラダを作ります。
いつも作るサラダにプラス2~3色の野菜を使って、カラフルなサラダにしてみませんか?
それだけでサラダが豪華に見えるから「色」ってとても重要なんですね。
カラフルサラダ

盛り付けに自信がなくても大丈夫! カラフルな野菜をサイコロ型に切るだけで見た目も美しい簡単サラダを作りましょう。

すべての野菜を流水で綺麗に洗い、すべて同じような大きさのサイコロ型に切ります。
お皿を用意しそれぞれの野菜ごと順々に盛り付けていきます。お好みのドレッシングをかけて完成です。
カラフルリースサラダ

お皿にクリスマスリースのように立体的にサラダを盛り付けましょう。野菜によって切り方を変えるとリースらしく見えますね。ドレッシングは、先ほどのアヒージョのニンニクオイルを使います。アンチョビの旨味が効いた美味しいドレッシングになります。

サラダの具材をお好みの大きさに整えていきましょう。 例えば、ミニトマトは赤い実に見立てて1/2か1/4の大きさに切ります。
赤キャベツは千切りにして、緑色のリースのアクセントに使います。
パプリカは型抜きの丸い部分を使ってヒイラギの葉の形を作ります。
キュウリはリースに使われる松ぼっくりのようなイメージで、鉛筆を削るように包丁の先で5か所ほど切り込みを入れて切り取ります。
お皿にリース状に盛り付けをします。この時、ベビーリーフの葉の向きを同じ方向にそろえるとリースの形にまとまります。
先ほど作ったアヒージョの残りのオイルに、アンチョビとお好みのハーブまたは柚子の皮を入れて完成です。
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寒い季節のスープは格別ですね。ほっこり温まるスープを作りましょう。
サンタの帽子のコーンスープ

ちょっとひと手間加えて、可愛いくて簡単なスープを作りましょう。

コーンクリーム缶を鍋に入れます。
牛乳でなめらかに溶き温めます。
※各メーカーの指示量でOK
パプリカを三角の形に切ります。スープに浮かびやすいように、パプリカの皮の部分を薄くしましょう。
器に温めたスープを注ぎ、三角形に切り取ったパプリカを浮かべ、角に生クリームをちょこんとのせたらサンタの帽子の完成です。
冬野菜で作るミネストローネ

体を芯から温める根菜類で作るミネストローネをご紹介します。煮ものの具材がオシャレなイタリアンに早変わり。ねっとりとした甘味の里芋と、ほっくりとした歯ごたえのあるレンコンが美味しさの決め手です。隠し味にはサバの水煮缶。 汁ごと使用するので旨味を逃がしません!

手がかゆくならないように、里芋をラップでくるみ2~3分ほどレンジにかけます。里芋が熱いうちに皮をむきましょう(火傷に注意!)。
レンコンは皮をむいて、大きめの一口大に切ります。レンコンが変色しないように、水をはったボールに入れアクを抜いておきましょう。
ニンジンも皮をむいて、一口大に切ります。
キノコも一口大の大きさで用意します。
鍋にオリーブオイルをしき、野菜を入れ軽く火を通します。
そこにサバの水煮缶を汁ごと鍋に入れます。
トマト缶と適量の水を加え、コンソメを入れ鍋の蓋をして野菜に火が通るまで弱火で煮込みます。
野菜に火が通ったら、塩コショウで味を整えれば完成です。
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クリスマスのメインといえば、やっぱりチキン♪次は、「超簡単メニュー」と「しっかりメニュー」で全く違う調理方法のチキン料理をご紹介します。
簡単チキン料理

前の日から茹でておけば、クリスマスディナー当日は「切って、盛り付けて、ソースをかけるだけ!」の簡単チキン料理です。鶏を茹でる調理方法なので、胃にもたれずさっぱりといただけます。

ショウガを2枚、玉ねぎ1/2を厚めにスライスします。
鍋にStep.1と鶏のむね肉を1枚入れ、鶏肉がかくれるほどの水を注ぎ、鍋に蓋をして中火にかけます。
沸騰したら弱火にして20分経ったら火からおろし、そのまま鍋ごと常温になるまで冷まします。
ネギを細かく刻み、ショウガはお好みの量をおろし金ですりおろします。
醤油50㏄、酢25㏄に砂糖大さじ1杯とStep.4の具材を入れ混ぜ合わせます。
冷ました鶏肉を切り分け、お皿に盛り付けて、ソースをかければ完成です。
3種のフライドチキン

クリスマスの時期に無性に食べたくなるのがフライドチキンです。いつもはお店に並んでまで購入したくなるフライドチキンを今年は手作りしてみましょう!今回は、カレー味、ハーブ風味の2種類の味付けにしましたが、唐揚げの要領で醤油やみりんで味付けしたり、アジアンテイストのナンプラーにつけたりすることで、様々なテイストに仕上がります。

手羽元をビニール袋に入れ、お好みのハーブと塩を加え味をなじませます。
手羽元をビニール袋に入れ、カレー粉と塩を加え味をなじませます。
Step.1、2の鶏肉にそれぞれ軽く小麦粉をまぶしてから、低温のまま弱火でじっくり揚げます。
綺麗な揚げ色がついたらできあがりです。
可愛く盛り付けて完成です。
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クリスマスディナーの最終章「デザート」にとりかかりましょう。サンタさんとクリスマスツリーに見立てた楽しいデザートや伝統的なお菓子で聖夜のディナーの締めくくりです。
お店のカップケーキにサンタとツリーの飾りつけ

お店で買ってきたカップケーキの上に生クリームでクリスマスツリーを作り、周りにいちごと生クリームで作った可愛いサンタさんを飾ります。

いちごを流水で綺麗に洗い、ヘタを切り取ります。いちごの尖った方をサンタの帽子に見立てて半分に切りましょう。
大きめのボールに氷を入れ、小さなボールに生クリーム100mlを入れ泡立てます(砂糖を少量入れると泡立ちがUPします)。クリームを持ち上げた時に角が立つ位が目安です。
次に緑色のホイップを作ります。生クリーム100mlを入れ、抹茶パウダーまたはクチナシ色素を少量のお湯で溶いたものを入れます。味重視には抹茶パウダーを、色重視にはクチナシ色素を使用します。
カップ型のケーキまたは蒸しパンの上にツリーの形になるようにいちごをのせ、円錐形にクリームを絞りだします。
Step1のサンタの胴体となるいちごの上に生クリームをしぼり、尖った部分のいちごをのせ、ケーキの周りに並べます。チョコスプレーでデコれば完成です。
お好みでエディブルフラワーを飾ったり、柚子・レモンの皮を星型に切り取ってツリーのてっぺんにのせるとより可愛く仕上がります。
ジンジャーブレッドマン

クリスマスツリーの飾りつけにも使われるジンジャーブレッドマンは、人の形に型抜かれたショウガ風味のクッキーです。このジンジャーブレッドマンの由来は、16世紀のイギリスまでさかのぼります。当時大流行していたペストの予防としてイギリス国王ヘンリー8世が、生薬としても使用される「ショウガ=ジンジャー」を推奨しました。 イギリス国民は国王に似せてジンジャー入りのクッキーを焼いたことがきっかけで、今ではクリスマスに作られるスイーツの一つになっています。伝統ある昔ながらの素朴な味わいのお菓子「ジンジャーブレッドマン」を作ってみましょう!

ボールにAの材料を入れ、泡立て器でしっかり混ぜ合わせます。
Step.1に溶き卵を少しずつ加えます。
Bの材料をしっかり混ぜ合わせたらStep.2に加え、さらに混ぜ合わせます。
生地をまとめ、ラップでくるみ半日ほど冷蔵庫で寝かせます。
半日経ったら冷蔵庫から生地を出し、くっつかないように生地の両面にラップをして、めん棒でお好みの厚さに伸ばします。
片面のラップをはがし、打ち粉を型抜きにまぶしてからジンジャーブレッドマンの型で型抜きしていきます。
クッキングシートを敷いた鉄板に並べ、170~180℃に予熱したオーブンで約15~20分ほど焼いて完成です。
\ 植物を楽しめるのはクリスマスだけじゃないっ /
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