プロが教える!吸水スポンジの使い方・生け方・管理方法。

金子三保子

金子三保子

29730views
公開日 :
Tweet このエントリーをはてなブックマークに追加

吸水スポンジは一般のご家庭では、おうちにストックしている方は、ほとんどいらっしゃらないかもしれませんが、あると便利なお花を長く楽しむことのできるグッズです。

 

吸水スポンジ

2017010801

商品によって色の差はありますが、吸水する前の色は、褪せたグリーン色。重さも軽いです。ワンブロックを吸水するとかなりの量を保水することができます。

 

生花の吸水について

お花は根っこから切った時点で、吸水するのは切り口からだけになります。

そのため、少しずつ茎を切って常に切り口を新鮮な状態にしておくと、水が花まで上がって、つぼみから開花まで長くお花を楽しむことができます。茎の切り口から花までに吸水する長さが短い分、花までしっかりと水が届いて長持ちするのです。

 

使い方

2017010802

大切なのは、使う分だけをカットすること!スポンジは、一度水を吸わせたものが乾燥してしまうと、水を吸わなくなります。使う分だけをカットします。

2017010806

水を張ったボウルに入れます。

2017010805

自然に吸水するのを待ちます。吸水してくると濃いめの緑になります。

これはNG! 無理やりな吸水

2017010807

せっかちは禁物! 自然に水が吸水されるのを待ちます。小さなサイズなら1分もかかりません。

無理やり吸水すると?

2017010808

左が手で押し込んだもの、右が自然に吸水したもの。無理やり吸水させると外側は吸水するのですが、内側は吸水されません。これでは花が水を吸い上げることができません。

器にセット

2017010809

水がもれない器ならそのままでも大丈夫ですが、鉢底穴があるテラコッタや紙製の箱など、水漏れするものは、ビニールやセロファンで吸水スポンジをくるみます。

少しの材料で生けたい場合は、器からスポンジが見えないようにセットします。

花を生けましょう。

2017010810

今回の材料は、クリスマスローズや小分けしたあじさい、葉っぱや実もの。

生けるうえで大切なこと

・挿したり抜いたりを繰り返さない

一度空いた穴はふさぐことができません。挿したり抜いたりをすると、たちまち穴だらけになってしまうので注意しましょう。決めたらグサッと!思い切っていきましょう。

・挿す位置を考える

穴と穴が近すぎると、大きな穴になって花がぐらぐらと不安定になってしまいます。すでに挿してある花の位置をチェックしながら挿します。挿す長さは小さなオアシスなら1cmくらいで大丈夫です。

2017010813

アジサイが器に触れるくらいの角度で、オアシスの手前側にアジサイを挿します。

2017010817

裏側。小さなオアシスなので、面を有効に使います。あじさいの周りにクリスマスローズ、実ものを挿して小さなグリーンアレンジの完成です!

2017010816

今回は後ろ側に生けていないので、壁際に飾ります。

 

生けた後の管理

完全にスポンジが乾燥すると、追加での吸水ができません。1、2日ごとに少しずつ水をスポンジに追加してください。

どんな時に使うとよい?

・切り戻した花が短くなった時

・夏場の水が腐りやすい時期は、花瓶に生けるより吸水スポンジに生けた方が長持ちします。

・バラのような茎がしっかりとしている花材向きです。野草のような茎が細くて弱いものは向きません。

・花瓶に生けた時に水に浸かってしまう部分や、あじさいのような小分けできる花など、丈のない花材を生ける時は吸水スポンジを使うと便利です。

どこで手に入る?

2017010822

花屋さんによっては、1ブロックごとに販売しているので聞いてみてください。最近は100均でも売っているようです。

いかがでしたか?とても便利なので、機会があったら使ってみてくださいね!

「プロが教える!吸水スポンジの使い方・生け方・管理方法。」の記事をみんなにも教えてあげよう♪

LINE@
金子三保子
金子三保子

フラワーコーディネーター、フォトグラファー。1997年よりフラワースクールにてスタッフを経験後、2001年に花屋・レコルトを設立。 花のギフトや装花・コーディネート、自身でスタイリングした花の撮影など、幅広く活動中。受け手が心地よい気分になれるような、ナチュラルでさりげない花や写真を提案している。 好きな植物は、草花、ハーブ、原種のクレマチスなど。ビオラは交配して自分の好みの色あいを作ったりもしている。色合わせがとにかく好き。

オススメ特集