雑草対策としても注目!グランドカバー「クラピア」のサステナブルな魅力!

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苗を植えるだけでお庭に広がる美しいグリーンカーペットができあがり、季節によっては愛らしい小花を咲かせるフラワーカーペットにもなる——。そんな画期的なグランドカバープランツがあるのをご存知ですか?

「クラピア」は、国内に自生する在来種イワダレソウを品種改良した、これまでにないグランドカバー。お庭を美しくする景観向上はもちろん、雑草の発生を抑制したり、夏場の地温を和らげるといった機能面、そして環境に配慮したサステナブルな魅力にも注目が集まっています。今こそお庭に取り入れたいクラピアの魅力をご紹介します。

目次

お庭に広がる、ナチュラルで美しいグリーンカーペット

グランドカバーとは文字通り「グランド(地面)をカバー(覆う)」する植物たち。地面を覆うように横に広がる匍匐性(ほふくせい)の性質を持ち、お庭に上手に取り入れることで、露出した地面や木々の足元を隠してお庭を美しく見せたり、雑草を防止したり、雨による泥はねなどを防ぐ効果があります。

クラピアでつくる、お庭に広がるナチュラルで美しいグリーンカーペット

そんなグランドカバーの中でも、近年大きな注目を集めているのが、日本の在来種イワダレソウを品種改良した「クラピア」です。その多彩な特長は、お庭や公共緑化におけるグランドカバーのニュースタンダードといえるほど。

中でも今回は、個人のお庭でのクラピアの魅力に迫りたいと思います。

植えて約2ヵ月でグリーンカーペットのように広がる「クラピア」

植えて約2ヵ月でグリーンカーペットのように広がる「クラピア」

クラピアの特長としてまずご紹介したいのが、その生長スピードです。芝生の約10倍の速さで広がり、生長期(5月~8月)に1㎡あたり4ポット苗を植えると、おおよそ2~3か月で美しいグリーンカーペットが地面を覆います。

 

ポット苗を植え付けて家庭でも簡単にグリーンカーペットがつくれるクラピア

芝生と違い、ポット苗で販売されているので、花を植える感覚でご家庭でも簡単に植え付けることができます。

 

植えてから約50日でグリーンカーペットができあがるクラピア

こちらが、植え付けから50日目までの生長の様子。50日目にはムラなく地面を覆う美しいグリーンカーペットが完成しています。

「可愛い小花のフラワーカーペット」と「グリーンカーペット」季節によって楽しめる2つの景観

「可愛い小花のフラワーカーペット」と「グリーンカーペット」季節によって楽しめるクラピアの景観

▲開花期には一面の花畑になります(左)。咲き終わった花は刈り込みましょう。


クラピアは一度植えると毎年地面を被覆し、5月~8月にかけては1㎝ほどの可愛らしい花が咲いてフラワーカーペットへと姿を変えてくれます。常緑ではないので冬の休眠期には褐色になりますが、芝生に比べると休眠期が短いので、緑を長く楽しめます。ナチュラルなグリーンカーペット、小花が彩るフラワーカーペット、そして真冬の数カ月だけ褐色に姿を変え、早春に再び緑が芽吹く——。そうした季節ごとの移り変わりを楽しめるのも、クラピアならではの魅力です。

刈り込み頻度の調整で、好みの庭をデザインできる

刈り込み頻度の調整で、好みの庭をデザインできるクラピア

また、クラピアは刈り込む頻度によって、好みの仕上がりで庭をデザインすることができます。基本的には刈り込みの頻度を増やすことで葉が小さくなり、草丈低く、より緻密なグリーンカーペットに仕上がり、刈り込み頻度をゆるめることで、花も楽しめるようになります。

<刈り込みのタイミングと仕上がりの目安>

クラピアの刈り込みのタイミングと仕上がりの目安

常にグリーンカーペットを保ちたい場合
月に1回刈り込む(花が咲く前に蕾ができる都度刈り込みます)

 

クラピアの刈り込みのタイミングと仕上がりの目安

グリーンも花も楽しみたい場合
クラピアが健全に生育できるよう、1シーズンに1回の刈り込みを行います。
特に1年目は、全面に被覆した後に1回刈り込みを行うことで分枝が進み、クラピアの密度が増します。

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雑草を抑制するグランドカバーとしても超優秀

雑草を抑制するグランドカバーとしても超優秀なクラピア

クラピアは、雑草の発生を抑制する効果もあります。匍匐性で、横に幾重にも重なりながら緻密に地面を覆うクラピアは、飛来する雑種の種子が地面に落ちにくく、発芽もしにくくなることから、雑草対策にもなるグランドカバーとして注目されています。

 

雑草を抑制するグランドカバーとしても超優秀なクラピア

もともとクラピアは、公園や施設など公共緑化用の植物としての活用が始まり。少ないお手入れで美しい景観を保てる上に、雑草抑制など多様な緑地の課題を解消できることから、維持管理コストの低減につながるサステナブルなグランドカバーとして高い評価を得ています。

クラピア用防草シートの併用で防草効果がさらにUP!

クラピア用防草シートの併用で防草効果がさらにUP!

より高い防草効果を得たい場合は、クラピア専用の防草シートを併用することができます。

 

クラピア用防草シートの併用で防草効果がさらにUP!

専用防草シートは、クラピアの根を通すため生長を妨げず、シートの上をクラピアが被覆していきます。また、クラピアが地表を覆うまでの間は防草シートが雑草のタネの侵入と発芽を抑えてくれるので、特に雑草が多い庭や、除草の手間を極力減らしたい方にはおススメです。

 

生分解性の防草シート「クラピアバイオシート」

また、防草シートには生分解性の「クラピアバイオシート」という商品もあります。トウモロコシから作られており、将来的には分解されて水と二酸化炭素になるので、環境負荷が少ない防草シートです。

 

クラピア用防草シートの併用で防草効果がさらにUP!

ちなみに防草シートを併用した植栽は、個人の方でも可能です。詳しくは下記のリンクを参照くださいね♪

クラピア育て隊「防草シートの紹介」はこちら>>

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クラピアを植える選択が、サステナブルな庭づくりの第一歩に

クラピアを植える選択が、サステナブルな庭づくりの第一歩に

ここまで、景観向上や防草効果といった機能面としてのクラピアの魅力をご紹介してきましたが、ここで一番お伝えしたいこと、それはクラピアが「多機能かつ環境に配慮したサステナブルなグランドカバー」であるということ。

「ん?グランドカバーがサステナブルってどういうこと?」と思いますよね。実はクラピアをお庭に取り入れることによって、さまざま面で地球環境の配慮へとつながるのです。

地面の温度上昇をやわらげ、エアコンなどのエネルギーを軽減

お庭の地面がコンクリートや砂利、人工芝等の場合、夏は地表温度が高温になり、照り返しによって室内温度も上昇します。つまり、それだけエアコンなどのエネルギーを使うことになります。クラピアのグリーンカーペットをお庭に取り入れた場合、蒸散作用によって周辺の温度が下がり、地面の照り返しによるお庭の暑さはもちろん、室内温度の上昇を抑える効果も期待できます。また、クラピアはたくさんの根を地中深くに伸ばし、二酸化炭素を固定する能力が高いため、クラピアを植えて育てることは、地球環境を守ることにもつながります。

防草効果でお庭の維持管理コストを削減

先述したように、クラピアには防草効果があり、専用防草シートを併用することで、より雑草を軽減することができます。結果、毎年の除草にかかるコストやエネルギーをカットでき、環境にもお財布にもやさしい防草手段になります。

生態系を壊さない

クラピアは沖縄に自生しているイワダレソウから改良を重ねて開発した品種で、農水省に品種登録されており、「生態系被害防止外来種リスト」から除外されています。また、種をつけないよう改良しているため、勝手に種が運ばれて発芽し、広がることがありません。お庭や地域の生態系を壊すリスクなく、安心して取り入れることができます。

家族で一緒に緑を育む体験こそが、緑豊かな未来環境へのタネになる

クラピアを植える選択が、サステナブルな庭づくりの第一歩に

芝生をはじめ、ほとんどのグランドカバーの施工は、業者に依頼するか、ご家庭であればお父さんの日曜仕事!という印象ではないでしょうか? 

クラピアは、一般的な広さのお庭であれば、お子さんと一緒に楽しみながら植えることができます。お庭で家族みんなで植物を植えるという体験を通して、緑を育む(緑育)ことの喜びや大切さを知る。それこそが、未来を担う子どもたちが身近に体験できるSDGsとして、緑豊かな未来へつながるタネとなるのではないでしょうか。

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クラピアの植え方と育て方

クラピアは、ご家庭で簡単に植え付けることができますが、いくつかの基本的な育て方のポイントをご紹介します。

クラピアの植え方と育て方

クラピアの育て方カレンダー

クラピアの育て方カレンダー

植え付け

クラピアの植え方と育て方

一般的な植え時は3月~10月ですが、九州や沖縄など、温暖な地域は年間を通して植え付け可能です。植え付けは花苗と同じように、ポットから苗を優しく抜いて、軽く根をほぐして植え付けます。

日当たり

クラピアは日当たりと風通しが良く、水はけが良い場所を好みます。日陰では生育が遅くなり、生長には一日最低3時間の日照が必要です。

また、クラピアは多年草です。平均気温が10℃ 以下になると生長が止まり、徐々に紅葉して休眠に向かいます。冬でも暖かい地域や、南向きで日照のいい場所などは、完全に休眠せずに春を迎えることもあります。

用土

クラピアの植え方と育て方

水はけの良い、適度な保水力のある土地を好みます。4ポット/㎡で植えて早期に全面を被覆するため、植え付けから被覆までは肥料を多めに必要とします。全面繁茂後は1年に1度程度追肥を行うと芽吹きが早く、葉色と花咲きが良くなります。

水やり

クラピアの植え方と育て方

植え付けた後はたっぷり水を与えてください。クラピアは乾燥に強い植物ですが、植えた直後~地上部が広がり出すまでのおよそ2週間は、根が少ないため定期的な水やりが必要です。水のやりすぎは根腐れの元となりますので、土が乾くまで次の水やりは控えてください。

適度な保水力のある土壌の場合、ポットを中心に直径20cm程度まで広がった後の水やりは自然の降雨のみで大丈夫です。水のやりすぎは根がストレスを受け、トラブルの要因になるので注意しましょう。

肥料

クラピアの植え方と育て方

植える時の元肥として、痩せた土なら18g/ポット、雑草が生えている普通の土なら12g/ポット、もとは畑であった、肥沃な土の場合は6g/㎡を目安として施肥をしてください(※)。休眠明け、芽吹きのタイミングで追肥を頂くことで生育が進みます。肥料のやりすぎは過繁茂になって蒸れて病気の原因になりますので注意してください。
※元肥の方法と必要量はクラピアメーカー推奨肥料を使用する際の目安です。他の肥料を使用される場合は各肥料記載の施肥方法をご確認ください。

刈り込み

全面に被覆した頃、夏にかけてが刈り込み時期となります。毎年、1回/シーズン刈り込みをすることで健全な生育を維持できます。(刈り取ったクラピアはそのままにせず、集めて廃棄してください)

2年目以降の、状況によるお世話について

①エアレーション
2年目以降、特に水はけの悪い土壌の場合は、土壌に酸素が供給されにくくなっていることがありますので、「エアレーション」で生育しやすい環境に整備頂く事を推奨しています。

②お礼肥え
砂が多い土壌の場合は、秋に”お礼肥え”をするとクラピアが再び活性化し、休眠が遅くなり、翌春の芽出しにもプラスになります。

③寒さよけ
10月以降の植え付けや、寒冷地での越冬の場合、クラピアの株元に「目砂」をかけたり、保温・防霜性のシートで覆うなどして茎や根を寒さと乾燥から保護することを推奨しています。

 

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クラピアの品種は3つ

ちなみに、クラピアには3つの品種があります。それぞれの特長は次の通りです。

クラピアの品種は3つ

K7
国内唯一の在来種イワダレソウとして、多くの公共緑化で使われています。
花色:白色 
葉色:深い緑
開花期:5月~9月

 

クラピアの品種は3つ

K5
K7に比較すると花数が多く、一般のお庭への植栽にも向く品種です。
花色:薄いピンク色 
葉色:淡い緑
開花期:5月~9月

 

クラピアの品種は3つ

K3
2021年4月に新登場した新品種。丸い葉ときれいなピンク色の花が特徴。草丈が高めで丸く大きめの葉を付け、厚い層を形成するため、防草に適しています。
花色:ピンク色 
葉色:淡い緑
開花期:5月~9月

 

クラピアを選択することは、柔らかな自然の景観をお庭に取り入れながら、防草効果や照り返しの軽減といった実質的なコストやエネルギーの節約ができ、なにより家族で植物を育む喜びを感じることで、未来の環境をちょっと良くするきっかけにつながります。

「使わなくていいコストやエネルギーは、極力使わない」——そんな選択肢のひとつとして、お庭にクラピアを取り入れてみてはいかがでしょう?

 

クラピアの購入はこちらから>>

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▼編集部のおすすめ

クラピア(イワダレソウ改良種)

  • クラピアは、国内に自生する在来種イワダレソウを原種に、宇都宮大学の故倉持仁志氏が品種改良して創り出し商品化した植物です。全品種、農水省の品種登録を取得している国内唯一のイワダレソウです。 クラピアの大きな特徴の一つとして、環境に配慮した不稔性(種をつけないこと)であることがあります。柔らかな葉茎が芝生の約10倍のスピードで被覆し、美しく密なグリーンカーペットを形成していくので、雑草対策を兼ねた、花のかわいいグランドカバープランツとして人気があります。 クラピアのグリーンカーペットは、地表の温度上昇を和らげる効果があり、市街地のヒートアイランド対策や、砂漠や乾燥地の緑化植物として海外でも取り入れられています。生長すると地中深くまで根を伸ばすことで水やりのコストも削減。植栽地の環境汚染リスクが低く、CO2吸収固定能力も高いクラピアは、緑あふれる街並みを未来へとつなぐサステナブルな緑化植物です。 一度根付けば匍匐茎で横に広がる性質のため、定期的な刈込み工数を低減できます。また、根を地中深く伸ばすので被覆後の水やりも必要ありません。 クラピアの原種は海岸沿いで自生していたため、高い耐塩性を有しています。土中深くまで根を張り、根量が多い特徴から、海岸や法面保護、土留めとして災害復興にも活用されています。   *クラピアは種苗登録品種(植物の特許)です。植えた場所の土地を被覆することを目的とし、ポット苗で販売されています。権利者の許可なく増殖、販売、無償譲渡、海外への持ち出しは種苗法違反となります。自分の土地であっても別の土地に移植することも法律で禁じられていますのでご注意下さい。

クラピア育て隊

  • アクセス : 店頭販売は行っておりません。 クラピア育て隊オンラインショップからご購入下さいませ。
  • 住所 : 栃木県小山市上初田愛宕前637

 

 

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