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アンスリウムはサトイモ科の多年草。日本では観葉植物として分類され、開花時期は5月~10月です。ハワイでは「Heart of Hawaii」という別名で親しまれ、バレンタインデーに贈る花としても利用されているようです。花びらに見えるのは正確には仏炎苞(ぶつえんほう)と呼ばれる部分で、中心の肉穂花序(にくすいかじょ)を包む苞のことです。ハートの形の仏炎苞は、カラーバリエーションが豊富で肉穂花序との色合いも様々です。切り花のほか観葉植物として流通し、小さなサイズのものは寄せ植えの材料にも使われています。夏でもとても長持ちし、1本でも存在感のある花あしらいになります。南国感があり、インテリアにも好相性。お花屋さんで購入する際は先端に黒ずみがないものを選びましょう。アンスリウム・シロシマウチワとアリウムのアレンジメントアンスリウムには葉に特徴のあるものもあり、鉢ものや切り花として流通しています。基本的にはとても長持ちするアンスリウムですが、ちょっとした衝撃でも中心部が茶色くなってしまうため取り扱いに注意しましょう。切り花を長持ちさせるコツ①花瓶の水は少なめにし、水を清潔に保ち、水換えごとに少しずつ茎を切り戻す。切り花延命剤を利用してもよいでしょう。②置き場所は、冷房が直接当たらない風通しの良い場所が適しています。最近は冬でも流通しているアンスリウムですが、本来は暑さに強い花なので寒すぎる場所に置くのは避けましょう。
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