スイートピーの花言葉|種類、特徴、色別の花言葉

LOVEGREEN編集部
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スイートピーの花言葉と種類についてご紹介。スイートピーは甘い香りのする春の花の代表花。
スイートピーの花言葉
「スイートピー」の花言葉は「別離」「門出」。
ピンクのスイートピーの花言葉は「繊細」。
白のスイートピーの花言葉は「ほのかな喜び」。
スイートピーについて
科・属 | マメ科・ハマエンドウ属 |
和名 | 麝香豌豆 |
英名 | Sweet pea |
学名 | Lathyrus odoratus |
原産地 | イタリア |
開花期 | 4月~5月 |
スイートピーの特徴
スイートピーは、シチリア島が原産のマメ科の半耐寒性つる性の草花。4月~5月に淡い色の蝶のようなひらひらした花びらを咲かせます。草丈は2m近くにまでなり、長い花柄の先に蝶形の花が1から4つ程度つきます。スイートピーのスイートは甘くとても良い香りのこと、ピーは豆のことを指します。学名の「ラティルス」は、「ラ」は極めて、「ティルス」は原動力になる、という意味があり、薬として役立つといわれていたことからこう呼ばれてました。豆には毒性がありますが、大量に食べない限り問題ありません。スイートピーの日本名では、香豌豆(カオリエンドウ)、麝香連理草(ジャコウレンリソウ)、麝香豌豆(ジャコウエンドウ)などと呼ばれます。
スイートピーの種類
スイートピーは一見、野菜のさやえんどうに似ていますが、花が大きく花色がカラフルで紅紫、緋赤、クリーム、桃紅など豊富です。スイートピーは品種数が多く開花時期によって冬咲き種、春咲き種、夏咲き種に分けられます。また矮性種もあります。流通量が多いのは一年草ですが、宿根の性質を持つ宿根スイートピーもあります。宿根スイートピーは切り花では「サマースイートピー」と言う名前で出回ることが多いようです。家庭で育てるなら秋まき春咲きの品種や矮性種が作りやすいでしょう。
スイートピーの切り花が豊富に流通するのは年明けから3月までと、卒業シーズンと重なることと、「門出」という花言葉を持つことから、謝恩会、卒業式などの贈り物としても多く利用されます。
スイートピーは切り花の流通量が多く、色や種類が豊富にある春の切り花です。中にはインクの吸い上げで色づけされた自然界にはない色のスイートピーも流通しています。最近、この染めのスイートピーの技術が飛躍的に進歩して、絞り模様のような色あいやブラウン、グレーなどのシックなニュアンスカラーのスイートピーも登場し人気です。
赤いスイートピー
松田聖子さんの曲で有名な赤いスイートピー。
この曲がリリースされた1982年当時の花屋さんでは、現在流通しているような切り花としてのはっきりとした赤い色のスイートピーは、販売はされていませんでした。曲がヒットして名前が認知されたことから品種開発が急速に進み、現在では赤いスイートピーが切り花として流通しています。(赤いスイートピー自体は昔から品種としてあったようです)
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