スイートピーの育て方|植物図鑑

植物名
スイートピー
学名

Lathyrus odoratus

英名
Sweet pea
科名
マメ科
属名
ハマエンドウ属
原産地
イタリア

スイートピーの特徴

スイートピーは、マメ科の半耐寒性のつる性一年草でシチリア島が原産です。2m近くにまでなり、長い花柄の先に蝶形の花が1から4つつきます。一見野菜のさやえんどうに似ていますが花が大きく花色がカラフルで紅紫、緋赤、クリーム、桃紅など豊富です。芳香があり別名ジャコウレンリソウ(麝香連理草)とよばれています。品種数が多く開花時期によって冬咲き種、春咲き種、夏咲き種に分けられます。また矮性種もあります。家庭では秋まき春咲きの品種や矮性種が作りやすいです。スイートピーは切り花も多くインクの吸い上げで色づけされた自然界にはない青色や虹色のスイートピーも流通しています。

スイートピーの詳細情報

園芸分類 草花
草丈・樹高 50~200cm
耐寒性 強い
耐暑性 弱い
花色 白,ピンク,赤,紫,オレンジ,黄,青,複色
開花時期 4月~6月頃

スイートピーの育て方カレンダー

時期 1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月
種まき
植え付け
肥料
開花

スイートピーの栽培環境

日当たり・置き場所

スイートピーは日当たりと風通しのよい場所で管理しましょう。

用土

酸性土壌を嫌うので種まきの2週間前までに苦土石灰をまいておくとよいでしょう。地植えにする場合は、マメ科のスイートピーは連作を嫌う性質があるので、昨年植えた場所には植えないようにします。

スイートピーの育て方のポイント

日常の管理

高性種のスイートピーは、ツルがどんどん伸びていくので、その都度誘因しながら育てていきます。

水やり

スイトピーは基本的には乾かし気味に育てます。土が乾いたらたっぷりと水やりをしましょう。開花する春先には根が良く張り特に生育が旺盛でよく乾くのでたっぷりと水やりをします。

肥料

スイートピーの追肥は、開花中に行います。肥料は少なめでも育つ草花です。既定の量より少なめに追肥して様子を見ながら追肥しましょう。

病害虫

春と秋にうどんこ病にかかることがあります。薬剤散布で防除しましょう。 植物の葉などに粉をまぶしたように白くなるのがうどんこ病です。うどんこ病は5月~6月と9月~10月に発生しやすい病気で、はじめはぽつぽつと白く粉をふいている感じに見えますが、悪化してくると葉の全面が真っ白になっていき、植物全体に蔓延すると茎や果実にも発生し、とても厄介です。早めに対策しましょう。
害虫はアブラムシとイモムシ類、ハダニなどがあります。 アブラムシは3月から5月に多く発生する害虫です。新芽や茎、若い葉や葉の裏にくっついて吸汁して株を弱らせます。春から秋に発生するので見つけ次第、駆除しましょう。 ハダニは気温が高いところや乾燥している場所に発生します。暖かい時期に発生しやすく植物の葉から栄養を吸収して弱らせます。また、弱った植物はハダニの被害に遭いやすく、被害も大きくなりやすいです。数が増えて被害が大きくなってくると、葉緑素の不足によって光合成ができなくなり、生長不良になったり、植物自体が枯れていきます。

スイートピーの詳しい育て方

選び方

ポット苗の場合は葉の色が濃くつるが伸びすぎていないもの、他の苗にからみついたりしていないものを選びましょう。

種まき

春咲きのスイートピーは、10月に種をまきます。種の中には皮が厚く発芽しにくいものがあるため、まく前に全体が浸るほどの水につけて数時間吸水させます。ふくらまず吸水していない種は表皮に傷をつけてからまくと発芽しやすくなります。また種袋に発芽率や使用期限が明記された新しい種を選ぶことも大切です。

植え付け

日当たりのよい場所を選び、巻きひげでからみつきながら生長するのでフェンスのそばやネットが張れるスペースのある場所を選びましょう。プランターで栽培する場合は支柱を立てます。スイートピーは直根性の根の性質です。植え付ける時は、根を触らないようにして植え付けましょう。

直根性とは・・・
根っこが地中深く枝分かれすることなく、まっすぐに伸びていく性質のことをいいます。
地中深く伸びた後に分岐するものもありますが、基本的には太い根が下に伸びていく性質です。そのため直根性の植物は、太い根を少しでも痛めてしまうと植物のダメージが大きく、うまく根付きません。このことから植え替えの時に注意が必要な植物と言えます。買ってきた苗を植え付ける際には、根をほぐさず、そのまま土に埋める感じで植え替えましょう。

仕立て方

スイートピーはつる性のため、つるを這わせる何かが必要です。トレリス、フェンス、支柱、行灯などに誘因しながら育てていきます。

摘芯(摘心)・摘果

発芽後に茎が7~8節伸びたら摘芯をしましょう。わき芽が伸びて花つきが良くなります。ただし矮性のスイートピーは、摘芯の必要はありません。

植え替え・鉢替え

スイートピーは直根性なので、基本的に植え替えは向かない植物です。

春咲きのスイートピーは、4月~6月に開花します。花がら摘みは花色があせてきたころを目安に行います。

夏越し

春咲きのスイートピーは、1年草のため夏越しの必要はありません。

冬越し

霜が降りる地域は霜よけが必要です。

増やし方(株分け、挿し木、葉挿しなど)

スイートピーは種を収穫して増やすことができます。

  • 監修者:LOVEGREEN編集部
LOVEGREEN編集部アカウントです。編集部のスタッフが監修をしています。
監修している植物一覧を見る

人気の植物ランキング