世界の植物紀行 – 四代目金岡又右衛門 – 「オーストラリアの希少なマクロザミア」前編 – 自生地での姿

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管理地INJUNE(インジュン)

翌早朝、眠気も残りながら出発。途中で朝食をとり、約2時間で目的地近くのINJUNEに到着。その後、山道を走ること30分で目的地である「ムーレイ」自生地管理者のところに到着した。

 

ここでしばらく自生地の状況を聞かせていただくと、約8万エーカー(琵琶尾の半分程度)の広大な場所に、ムーレイの群生が点在しているとのこと。聞いているだけでもワクワクしてくる。

そして管理者曰く、今回はいくつかの条件が重なり、期間と区域は限定ではあるが初めて公的機関から採取許可がだされて、このプロジェクトを始めることができたとのこと。今後は進行状況によっては、再び採取ができなくなることが十分考えられるために、この好機を活かして、世界の植物園などにて、ムーレイの素晴らしさを知っていただきたいといっていた。

この地区の環境を保護しながら、その一部を採取していくことの必要性などをしっかりディスカッションさせていただいた後に、待ちに待った「マクロザミア・ムーレイ」の自生地へと案内をしてもらった。

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\いざムーレイの自生地へ/

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