トルコキキョウとは?育て方・栽培方法|植物図鑑
- 植物名
- トルコキキョウ
- 学名
Eustoma
- 英名
- Lisianthus
- 科名
- リンドウ科
- 属名
- ユーストマ属
- 原産地
- アメリカのテキサス州
トルコキキョウの特徴
草丈20cmから120cmくらいの色とりどりの花を咲かせるリンドウ科の植物です。種はほこりのように小さく、花は八重咲や大輪などさまざまな品種改良がなされました。今では八重咲が70%を占めています。暑さにも寒さにも少し弱いです。ウェディングなどに用いられるため白、ピンクが盛んに栽培されています。花弁はフリルのようなゴージャスな印象で、つぼみはねじったような独特の形です。
トルコキキョウの詳細情報
園芸分類 | 草花 |
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草丈・樹高 | 20cm~120cm程度 |
耐寒性 | やや弱い |
耐暑性 | やや弱い |
花色 | 紫、白、ピンクなど |
開花時期 | 5月~7月、9月~10月 |
トルコキキョウの育て方カレンダー
時期 | 1月 | 2月 | 3月 | 4月 | 5月 | 6月 | 7月 | 8月 | 9月 | 10月 | 11月 | 12月 |
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種まき | ||||||||||||
植え付け | ||||||||||||
剪定 | ||||||||||||
肥料 | ||||||||||||
開花 |
トルコキキョウの栽培環境
日当たり・置き場所
日当たりのよい場所に植えましょう。
用土
赤玉土と腐葉土と化学肥料を混ぜ合わせ寝かしておきます。花と野菜の培養土でも大丈夫です。地植えの場合は深くが耕して直根性の根がスムーズに育つようにしておきます。
トルコキキョウの育て方のポイント
水やり
トルコキキョウは水が命です。苗ができるまで、花芽が伸びるまでは土の表面が乾いたら水をたっぷりと与えましょう。
肥料
9月~10月に液体肥料を、11月~6月に緩効性化学肥料を与えましょう。地植えの場合は4月~6月に緩効性化学肥料を与えましょう。蕾が出たころは乾燥ぎみに育てると硬い茎ができます。
トルコキキョウの詳しい育て方
選び方
選ぶときは根がしっかりとしているもの、また、あまり強くない植物ですので、できるだけ元気な苗を選びましょう。
種まき
とても種が細かいので種まき用土にまいて優しく水を与えましょう。種は1gあたり7万粒あるといわれ小さすぎるので扱いが少し難しいです。好光性種子なので光が当たるようにして発芽させましょう。発芽温度は20℃です。ただしトルコキキョウは種から育てるのはとても難しいと言われています。
植え付け
トルコキキョウの根は直根性の性質です。植え付ける時には、根を触らないように注意して植え付けましょう。
直根性とは・・・
根っこが地中深く枝分かれすることなく、まっすぐに伸びていく性質のことをいいます。
地中深く伸びた後に分岐するものもありますが、基本的には太い根が下に伸びていく性質です。そのため直根性の植物は、太い根を少しでも痛めてしまうと植物のダメージが大きく、うまく根付きません。このことから植え替えの時に注意が必要な植物と言えます。買ってきた苗を植え付ける際には、根をほぐさず、そのまま土に埋める感じで植え替えましょう。
剪定・切り戻し
次々と花が咲きますのであまりに枝が伸びすぎているものはカットして整えましょう。