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「LOVEGREEN編集部」が監修している植物|植物図鑑

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LOVEGREEN(ラブグリーン)の編集部アカウントです。ガーデニング、家庭菜園、インドアグリーンなど、幅広い植物ジャンルに精通したメンバーが在籍し、実際の栽培経験にもとづく花・植物の育て方や楽しみ方記事、お庭の取材記事、植物にまつわる企画などを配信しています。

トクサ

  • トクサは、トクサ科トクサ属の常緑性植物。「つくし」で有名なスギナの仲間で、スギナは冬には地上部が枯れてなくなるのに対し、トクサは一年中緑を絶やさない常緑性です。日本庭園の植栽や、生け花で見かけることが多い植物です。水辺に植えられていることが多いため水生植物のようなイメージを持たれがちですが、実際は乾いた土壌でもよく育ちます。完全に水中で育つのはミズドクサという種類です。 トクサには花は咲かず、胞子と地下茎で増えていきます。草丈は30~100cm、地上に出ている茎は分枝せず直立し、その先端につくしの頭のような胞子嚢穂(ほうしのうすい)をつけます。色は濃いグリーンで、節は黒ずんだような色をしており、節と節の間は空洞です。まっすぐな茎が群生している様子は、まるでミニチュアの竹林のようです。 茎の表面がざらついているのが特徴で、昔は木材などの研磨に用いたことから「砥草」という名前がつきました。属名の「Equisetum」はラテン語の「equus(馬)」と「seta(刺・毛)」が語源で、トクサ属の植物が節から細い枝や葉を伸ばす様子を馬の尾に見立てたことに由来しています。

ニシキギ

  • ニシキギ(錦木)は、秋の紅葉がひときわ美しいニシキギ科の落葉低木です。北海道から九州まで日本の広い地域に自生しており、その鮮やかな紅葉を高級な織物に例えて命名されました。世界三大紅葉樹(スズカケノキ、ニシキギ、スズランノキ)の一つにも数えられています。 最大の特徴は、若い枝の周りに発達する「翼(よく)」と呼ばれるコルク質の羽です。この独自の造形により、葉が落ちた冬の姿にも風情があり、年間を通して存在感を放ちます。   春から初夏にかけて黄緑色の小さな花を咲かせ、秋には楕円形の果実が実ります。果実が熟して裂けると、中から鮮やかな朱色の種子が顔を出します。 深紅に染まる葉と鮮やかな実の対比が見事なことに加え、剪定にも強く丈夫で育てやすいため、庭木や垣根、公園樹として広く親しまれています。また、翼がついた特徴的な枝ぶりは、華道やフラワーアレンジメントの「枝もの」花材としても高く評価されています。

オキナワスズメウリ

  • オキナワスズメウリは、ウリ科の一年草のつる性植物です。名前に「オキナワ」とある通り暑さに非常に強く、発芽後はつるをぐんぐんと伸ばして旺盛に生長します。夏に可憐な花を咲かせた後には、まるでミニスイカのようなかわいい丸い実をつけます。 自立せずにつるを旺盛に伸ばして広がる性質があり、夏場の日よけを作る「グリーンカーテン」としても広く親しまれています。 開花期を過ぎると、直径2〜3cmほどの丸い実をつけます。緑地に白い縦縞が入った実は、熟すにつれて鮮やかな赤色へと変化し、長期間にわたって目を楽しませてくれます。秋以降に実を摘み取って、インテリアやリース素材として活用しても楽しめます。 なお、実や根など植物全体に毒性があるため食用にはできません。小さなお子さんやペットの誤飲・誤食には十分注意し、観賞用として楽しみましょう。

ルリマツリ(プルンバゴ)

  • ルリマツリ(別名:プルンバゴ)は、イソマツ科に分類される半耐寒性の常緑低木です。初夏の5月から秋深まる10月頃までの長い期間、可憐な淡い青紫色や清潔感のある白色の清涼感あふれる花を、休むことなく次々と咲かせ続けます。 生育には日当たりが良く、風通しと水はけに優れた環境が最適です。たっぷりと日光を浴びせることで花つきが格段に良くなり、病害虫の予防にもつながります。 樹形はしなやかな枝を伸ばす「半つる性」で、樹高は50cmほどから、環境が整えば3m近くまで大きく生長します。背が高くなるにつれて枝先が自然なアーチを描くように垂れ下がり、やわらかな表情を見せてくれるのが魅力的です。 自立させるだけでなく、支柱やトレリス、オベリスク、庭のフェンスなどに誘引してあげると、ふんわりと寄り添うように絡みつき、立体的な仕立てを楽しめます。鉢植えでのコンパクトな管理から、地植えでのダイナミックな壁面装飾まで、仕立て方次第でガーデニングの幅が大きく広がる魅力的な花木です。

シュウメイギク

  • シュウメイギク(秋明菊)は、秋に白やピンクの花を咲かせるキンポウゲ科の宿根草です。秋の風情を感じさせる優美な姿は、欧米のボーダーガーデンや和風の庭づくりに欠かせない存在として親しまれています。 名前に「キク」とついていますがキクの仲間ではなく、学名(Anemone)の通りアネモネの近縁種です。英名では「Japanese anemone」と呼ばれますが、もとは中国原産の帰化植物で、日本の野山にもすっかり定着しています。 生育旺盛な宿根草で、年々大株になりたくさんの花が開花します。優し気な花の表情は風情があり、秋の落ち着いた光の中でたくさんの花が咲き誇る姿は目を引きます。半日陰程度の環境でも開花するため、シェードガーデンの素材としても利用されています。 生育が旺盛で年々大株に育ち、秋の落ち着いた光の中で群生して咲き誇る姿はひときわ目を引きます。半日陰のような環境でも十分に開花するため、シェードガーデンを彩る素材としても重宝されます。 なお、花びらのように見える部分はガクが変化したもので、実際には花弁がありません。上品な佇まいから秋の茶花としても愛され、切り花としても広く流通しています。

コマツナギ

  • コマツナギは、マメ科コマツナギ属の落葉低木。高さ60~90cm程度で、木というよりも草のような見た目で、枝を横に広げ、這うように伸びていきます。花は大きさ4mmほどのマメ科特有の蝶形花で、色はピンクや白など。長さ3~10cmほどの穂になり、先端を上に向けて咲かせます。花が咲く時期は、7月~9月。夏の太陽にも負けず、優しい色の花をたくさん咲かせます。日本全土に分布し、日当たりの良い草原や土手、林の縁など、身近な場所で見かけます。 コマツナギという名前は、馬を繋いでおけるほど枝が丈夫であることに由来します。属名の Indigofera は「藍色を持つ」という意味で、同属にタイワンコマツナギなど藍色(インディゴ)の原料となる種類があるため名付けられました。また、種小名の pseudotinctoria に含まれる「pseudo(偽の)」は、染料に使われる同属の植物に姿が似ているものの、別種であることを示しています。

ユーカリ・グニー(グニユーカリ)

  • ユーカリ・グニーはフトモモ科の常緑高木です。原産地の南半球では20mを超す高木になります。銀葉と呼ばれるシルバーがかったグリーンの葉が美しい樹種です。丸みを帯びた葉のフォルムも可愛らしく、枝の華奢さも相まって切り花でも庭木としても人気があります。 日本の気候でも育てやすいことから庭木や鉢植えとして広く流通しています。ただし、地植えで植えっぱなしにしておくと、とても大きくなるので、適宜剪定を行うようにしましょう。 ユーカリの仲間は乾燥した気候を好みます。ユーカリ・グニーは比較的湿度に強い品種ですが、日本の夏の高温多湿には弱いため、夏は少し元気がなくなります。風通しを良くして、蒸れにくい環境で管理する必要があります。また冬の寒さにも弱いため、冬の植え付けや植え替えは行わないように気をつけてください。 ユーカリ・グニーが突然枯れた原因は? 秋になると「ユーカリ・グニーが突然枯れてしまった」という相談をよく耳にします。考えられる主な原因は以下の2点です。 夏のダメージの蓄積(高温多湿) 多湿が苦手なため、夏の暑さと蒸れで受けたダメージが、秋になってから「突然枯れる」という症状となって表れることがあります。夏場はとにかく風通しの良い場所で管理しましょう。 冬の寒さと根の凍結 冬場、地上部は元気に見えても土の中の根がダメージを受けているケースがあります。冬の夕方に水やりを行うと、夜間に土中の水分が凍って根を傷めてしまい兼ねません。冬の水やりは気温が上がる昼間に行うほか、寒冷地では株元にマルチングを施すなどの防寒対策が必要です。 コアラが食べないユーカリ!ユーカリ・グニー 「ユーカリ=コアラの食べ物」というイメージがありますが、実はコアラが餌にするユーカリはごく一部の限られた品種のみで、ユーカリ・グニーは食べません。 コアラが主食にするのは、プンクタータ、テレチコルニス、カマルドレンシス、ロブスタといった数種類だけです。これらは香りが控えめで、樹液に糖分を多く含むという特徴があります。ちなみに、コアラが好む「プンクタータ」は園芸品種としても出回っており、赤みを帯びた細長い葉が特徴です。 一方のユーカリ・グニーは、清涼感のある爽やかで強い芳香が印象的な品種です。香りや葉の姿をインテリアやガーデニングで楽しむのにぴったりのユーカリといえます。

ダチュラ(チョウセンアサガオ)

  • ダチュラは、ナス科のチョウセンアサガオ属の一年草。標準和名は「チョウセンアサガオ」ですが、「ダチュラ」という名前で親しまれています。 草丈1~1.5m程度で、葉は8~15cmの先の尖った楕円形、ラッパのようなフォルムの芳香のある白い花を上向きに咲かせます。花は白の一重咲きが一般的ですが、八重咲きや紫色、黄色の花を咲かせる品種もあります。花の後に付く実は風船のような球形で、表面には複数のトゲがあります。 ダチュラは、江戸時代に薬草として渡来し、栽培されました。江戸時代の医師「華岡青洲」がダチュラを使用して麻酔薬を作り、1804年に日本で初めて乳がんの外科手術に成功した話は有名です。葉や花、実、根に至るまで全草にアルカロイドを含んでいるのが特徴で、毒性が非常に強いため、誤食すると深刻な中毒症状を引き起こします。絶対に口に入れないでください。また、汁液が目に入ると瞳孔を開く作用があるので、ダチュラを触った後は、必ず手を洗うようにしましょう。 ダチュラとエンジェルストランペットの違いは? ダチュラとエンジェルストランペットは、同じナス科ですが属が異なる別の植物です。ダチュラがチョウセンアサガオ属なのに対し、エンジェルストランペットはキダチチョウセンアサガオ属に分類されます。以前はエンジェルストランペットも同じチョウセンアサガオ属に分類されていたため、現在でも混同されたり、どちらも「ダチュラ」と呼ばれたりすることがあります。 ダチュラは草丈1~1.5mの草本ですが、エンジェルストランペットは1~3mの低木です。ダチュラの多くはラッパのようなフォルムの花を上向きに咲かせますが、エンジェルストランペットは下向きに咲かせます。
  • ゲッカビジンは、サボテン科クジャクサボテン(エピフィルム)属の常緑多年草です。原産地はメキシコ南部で、野生種は森林の樹木に着生して生長する森林性着生サボテンです。日本でも非常に人気のある植物ですが、暖かい気候を好み、耐寒性が弱いため、冬は室内に取り込むか、温室で管理します。 最大の特徴は、他のクジャクサボテンの仲間が日中に開花して2〜3日咲き続けるのに対し、ゲッカビジンは夜に開花して朝にはしおれてしまう「一夜花(いちやばな)」である点です。開花期は6月~11月、日が暮れてから強く甘い香りの白い花を咲かせます。花の直径は20cm以上、外側の花びらは赤みを帯びており、先がすっと尖ったフォルムをしています。属名の Epiphyllum は「葉の上の」という意味のラテン語で、肉厚で幅の広い葉の上に花を咲かせることに由来しています。なお、葉のように見えている部分は厳密には葉ではなく、「茎節(けいせつ)」と呼ばれる節で区切られた平らな茎のことで、葉の役割も果たしている器官です。 ゲッカビジン(月下美人)という名前は、宵闇に浮かび上がるように咲く、大輪の白い花のミステリアスな魅力から名付けられたようです。また、花の香りにちなんで「ゲツライコウ(月来香)」という別名もあります。

カシス(クロスグリ)

  • カシスは、果実を食用とするスグリ科スグリ属の落葉低木。真っ黒で宝石のような実を付ける美しい植物です。カシス(Cassis)というのは仏名で、英名はブラックカラント(Blackcurrant)、和名はクロスグリです。レッドカラントと呼ばれるフサスグリや、グーズベリーと呼ばれるセイヨウスグリなどと近縁種で、主に果実を食用としますが、そのままでは酸味が強いのでジャムなどに加工されます。 樹高1.5mほどの低木で、根元から複数の枝を直立するように伸ばす株立ち樹形です。葉は手のひら状に3裂~5裂し、4月~5月に葉腋から黄緑色の小さな花を下向きに咲かせます。花の後に球形の実ができ、6月~7月に黒く熟します。近縁種のフサスグリの実は半透明ですが、カシスの実は透明感がなく光沢があります。 冷涼地を好むため、日本では主に北海道や東北地方などで栽培されています。暖地で育てる場合は、季節によって移動できるように鉢植えで管理します。実を付けるためには日照が必要となるので、秋から初夏は日当たりが良く、夏は風通しの良い半日陰で管理するようにしましょう。  
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