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「LOVEGREEN編集部」が監修している植物|植物図鑑

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LOVEGREEN(ラブグリーン)の編集部アカウントです。ガーデニング、家庭菜園、インドアグリーンなど、幅広い植物ジャンルに精通したメンバーが在籍し、実際の栽培経験にもとづく花・植物の育て方や楽しみ方記事、お庭の取材記事、植物にまつわる企画などを配信しています。

  • ボロニアは、ミカン科ボロニア属の常緑低木。原産地のオーストラリアには90種類以上の野生種があるといわれています。葉に湯点があり、揉んだり傷つけたりすると柑橘類特有の爽やかな香りがします。花に香りのある種類もあり、レモンやオレンジの花のような、甘く爽やかな香りを楽しめます。葉は細くローズマリーのようなフォルムで、花はベル型から星型、花色はピンクが多く、他に白や紫、暗褐色、黄色などがあります。 花が咲くのは3月~5月ですが、2月の後半頃から花芽の付いた鉢植えの流通が始まります。過湿が苦手なため、雨に当たらないように鉢植えで育てられるのが一般的です。ボロニアは根腐れを起こしやすく、極端な乾燥にも弱いため、水やりに注意が必要です。

ヤマアジサイ

  • ヤマアジサイは、日本の各地で古くから自生している野生種のアジサイです。他のアジサイに比べて小ぶりな花と丸い葉が、繊細な印象を醸し出します。 昔から山野に自生していたものなので日本の風土との相性が良く、耐寒性と耐暑性もあり、置き場所も、直射日光を避けた日当たりの良い場所から半日陰まで幅広く、非常に育てやすい植物です。仕立て方によっては鉢植えで小さく育てることもできます。 ヤマアジサイは、他のアジサイと同様に植えた土壌の性質によって色を変える特性があります。青い花を咲かせるなら、土壌を酸性に傾けておく必要があります。開花前の4月~5月に、500倍~1000倍に薄めた硫酸アルミニウムを3週間おきに2回程与えると効果的です。ピンクの花を咲かせるなら、株元に一握りの苦土石灰を撒いてアルカリ性に傾けておきましょう。

シルクジャスミン(ゲッキツ)

  • シルクジャスミンは、香りの良い白い花を咲かせるミカン科ゲッキツ属の常緑小高木。標準和名は「ゲッキツ(月橘)」ですが、別名の「シルクジャスミン」の方が広く知られています。名前に「ジャスミン」と付く理由は、白く香りの良い花を咲かせるから。ジャスミンとは別種のミカン科の樹木で、つる植物ではありません。6月~9月に咲く花は、色は白、直径1.5~2cm程度で、枝の先に数個まとまって咲きます。満開の時期はオレンジやナツミカンの花のような、甘く爽やかな香りを楽しむことができます。 暖かい環境を好むため日本では観葉植物として流通していますが、関東以西の暖地では地植えで育てることもできます。鉢植えでは1~2mほどの樹高で管理されますが、地植えにすると2m以上になり、葉の密度も高いため、生垣として利用されているのを見かけます。日当たりの良い場所に植え付けると、たくさんの花を咲かせます。花が咲くと蜜を求めて蜂が集まってくるので、手入れの際には注意が必要です。 室内で育てるなら窓の近くなど日当たりの良い場所で管理します。花を楽しむには日照が必要なので、気温が高い時期は屋外で管理し、涼しくなってきたら室内に取り込むようにしてもよいでしょう。花のあとに冬に小さな赤い実を付けることがあります。    

ヤマボウシ

  • ヤマボウシは、6月~7月に白い花を咲かせる落葉高木。初夏の白い花、美しい若葉や青葉、赤い実、紅葉と四季折々の表情を楽しめる樹木です。本州から九州の山地に自生し、樹高は5~15mほどになります。白い花のように見える部分は総苞 (そうほう)と呼ばれる部分で、ハナミズキ同様、葉が変化したものです。 葉はだ円形で、やや波うっています。基本種は落葉樹ですが、常緑性の常緑ヤマボウシもあります。大きく広げた枝の先に一面に咲く花は、美しく見ごたえがあります。夏は青々とした葉が日陰を作り、常緑種を選べば、お庭の目隠しの役割も果たしてくれます。 自然樹形が美しく手間がかからないヤマボウシは、シンボルツリー、庭木、公園樹、街路樹など様々な用途で利用されています。 ヤマボウシの名前の由来 ヤマボウシの名前の由来は、花に見える中央の球形の花序を僧侶の頭に、それより下の花びらに見える総苞片を白色の頭巾に見立てて比叡山の延暦寺の山法師になぞらえたものといわれています。中国名は「四照花」で、これは樹全体を覆うように白い花が咲いた時の四方を照らすような美しさからつけられたものです。またヤマボウシは別名をヤマグワといい、熟した実の表面が桑に似ていることに由来します。

エルダーフラワー

  • エルダーフラワーは、レンプクソウ科の落葉高木。以前はスイカズラ科とされていましたが、分類体系の見直しにより、現在はレンプクソウ科とされています。属名の Sambucus は、古代の楽器を指すラテン語で、株立ちになる樹形がこの楽器に似ていることに由来します。また、種小名の nigra は、「黒い」という意味で、実が黒く熟すことによります。 樹高は3~10mで、5月~6月頃にマスカットのような香りがする、白い花を咲かせます。3~4mm程度の小さな花を集合させて、枝先にふわっと広がるように咲かせる様子が軽やかです。楕円形で鋸歯のある葉が対生に付く様子は、トネリコに似ています。 香りの良い白い花をハーブティーやシロップ漬けにしたり、7月~9月頃にかけて黒く熟す実をジャムにして食べることができます。シロップ漬けは「コーディアル」と呼ばれ、炭酸や水、アルコールなどで割って飲むと香りと甘みが楽しめることから、人気があります。また葉や枝、根には薬効があることから、生薬として利用されています。

フジバカマ

  • フジバカマは、東アジア原産のキク科の多年草です。秋の七草の一つで、万葉集、源氏物語、徒然草の中にも登場します。古来より日本に自生していた草花ですが、今では絶滅が危惧されています。現在フジバカマとして流通しているものは、絶滅危惧種のフジバカマ Eupatorium japonicum ではなく、育てやすい近縁種です。旅する蝶アサギマダラが好む花として有名で、蝶を呼ぶために、全国で盛んに植栽されています。 フジバカマの花は、つぼみの状態は淡いピンクから淡い紫、開くと白く細い花びらが花火のように広がります。葉は3つに裂けたようなフォルムで、色は濃い緑、ツヤがあり、葉の裏に斑点はありません。よく似た種類のヒヨドリバナは、葉の裏に斑点があるので、見分ける際のポイントになります。 葉に含まれるクマリンという成分には桜餅に似た香りがあり、生乾きくらいの時が一番強くなるといわれています。

ナスタチウム

  • ナスタチウムは、初夏から秋にかけて開花するノウゼンハレン科の一年草です。丸い葉が蓮(はす)に似ていることから、「金蓮花(キンレンカ)」とも呼ばれています。 花色はオレンジや黄色、赤などの鮮やかな色が定番ですが、最近ではアプリコットや落ち着いたパープルなどの中間色も登場し、人気を集めています。 観賞用としてだけでなく、花や葉はエディブルフラワー(食用花)としてサラダに利用されることも多く、その愛らしい葉と花は食卓を華やかに彩ってくれます。

ヒメシャガ

  • ヒメシャガは、アヤメ科アヤメ属の多年草。シャガに似ていますが、全体的にシャガよりも小ぶりであるというのが名前の由来です。草丈や花の大きさのほか、「シャガは常緑、ヒメシャガは冬に地上部が枯れてなくなる」という点が大きな違いです。日本固有種で北海道南西部から九州北部に自生しますが、現在は数が減りつつあります。園芸種の流通が盛んで、花壇や庭園などに植えられています。 ヒメシャガは、草丈15~30cm程度、細い葉を茂らせて、5月~6月にその間から茎を伸ばして花を咲かせます。花の大きさは2~3cm、淡い紫色で外側の花びらの中央は白く、黄色の斑紋があります。根茎を横に這わせるようにして大きくなるので、こんもりとした株姿になるのが特徴。明るい日陰を好むので、日陰の庭のグランドカバーに向いています。

ナス

  • ナスの原産はインドで、日本には奈良時代に中国から伝わり、古くから栽培されてきた野菜のひとつです。ナスの形は、丸や卵、中長、長形など様々な品種が栽培されています。幅広く料理にも使えるので、和洋中を問わず、幅広いレシピで活躍します みなさんがよくご存じの縁起の良い初夢の順番「一富士、二鷹、三茄子」ですが、江戸時代の初物のナスは1個がなんと1両。そのため庶民が正月に初物のナスを食べることは、夢のまた夢……叶わぬ夢でした。初夢にナスが登場すると縁起が良いとされるのもこのことからうかがえます。 現在のようなハウス栽培がない江戸時代、冬に高温作物のナスを作るためには、油紙障子でハウスのようなものを作り、馬糞や麻屑(あさくず)などを踏み込んだ発酵材でエコに温度を上げるなどして、手間暇かけて栽培していたそうです。 現在は、秋まで長く収穫でき、畑のほかプランター栽培もできるため、ミニトマト、キュウリと並んで、家庭菜園で育てる人気野菜のひとつです。

ホウチャクソウ

  • ホウチャクソウは、春の林床を彩る控えめながらも風情のある山野草で、日本全国の山林に分布しています。地下に根茎があり、冬の間は地上部分からは姿を消しますが、毎年同じ場所から芽を出します。春になると芽吹き、4月~5月に茎の先端に1〜3個の白い花を咲かせます。花びらは筒状に重なり、完全には開きません。 ホウチャク(宝鐸)とは、寺院や五重塔などの軒先に吊るされている大きな鈴のことです。下向きに垂れ下がって咲く姿が、この宝鐸に似ていることからその名がつきました。 食用の山菜として食べられているアマドコロに似ていますが、ホウチャクソウは茎の先端に花をつけるのに対し、アマドコロは茎の途中に花をつける違いがあります。ホウチャクソウは有毒植物なので、間違って口に入れることのないよう注意してください。  
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