記事カテゴリ

Special

「LOVEGREEN編集部」が監修している植物|植物図鑑

1-10件 / 全1592件

LOVEGREEN(ラブグリーン)の編集部アカウントです。ガーデニング、家庭菜園、インドアグリーンなど、幅広い植物ジャンルに精通したメンバーが在籍し、実際の栽培経験にもとづく花・植物の育て方や楽しみ方記事、お庭の取材記事、植物にまつわる企画などを配信しています。

チーゼル

  • チーゼルは、7月~9月に薄紫色の花を咲かせるマツムシソウ科の背丈の高い大型の二年草。1年目はロゼット状の葉を形成し、2年目に花茎が立ち上がり、分枝して茎先にたくさんの花が開花します。最終的には背丈が2m前後になり、庭の中でもひときわ目を引き、圧倒的な存在感を放ちます。 鋭いトゲ状の「総苞(そうほう)」に囲まれた楕円形の花穂には、無数の小さな花が咲き誇ります。二年草なので開花後に寿命を終えますが、立ち枯れた姿も美しく見ごたえがあります。花後の果実はそのまま乾燥させるとドライフラワーとしても楽しめます。 化学薬品のなかった時代には薬草(ハーブ)として利用されていましたが、現在は主に園芸や果実をクラフトの材料として利用されています。別名の羅紗掻草(ラシャカキグサ)は、花後の果実を乾燥したものを羅紗(毛織物)を毛羽立てるのに使われていることに由来します。

チャイブ

  • チャイブはヒガンバナ科のハーブです。さほど大きくならず、プランターでも手軽に栽培できる多年草で、一株あるだけで料理の彩りに重宝します。また、病害虫予防として、バラ、トマト、キュウリなどのコンパニオンプランツとしても利用されています。 原産地の中国や地中海地方では、2000年以上前から栽培されてきた歴史ある植物です。ヨーロッパで本格的に普及したのは、13世紀にマルコ・ポーロが中国から持ち帰ったことがきっかけといわれており、彼自身も大いにチャイブを好んだというエピソードが残っています。 香りの秘密は、ネギ類特有の成分「硫化アリル(アリシン)」。食欲増進や疲労回復、新陳代謝の活性化といった嬉しい効果が期待できます。

シラン

  • シランは古くから親しまれている地生蘭の一種で、日本に自生している多年草です。草丈は30~50cmほどで、5月~6月頃に赤紫やピンク、白などの花を咲かせます。 暑さ寒さに強く、気温が低くなると生育が止まりますが、春になると株元から再び新しい葉を茂らせます。非常に丈夫で、植えっぱなしでも元気に育つほど繁殖力が旺盛なため、庭植えや鉢植えとして幅広く愛されています。

クリスマスローズ

  • クリスマスローズは、寒い季節に美しい花を咲かせる、キンポウゲ科の耐寒性多年草。花びらに見える部分は実は「ガク片」。本来の花びらは退化し蜜腺(みつせん)となり、雄しべの周囲にひっそりと存在しています。 うつむきがちに咲く上品な姿は、冬の庭の主役として人気があります。種類が多く、色や咲き方のバリエーションが豊富です。冬に咲き始めるものと春に咲くものがあり、組み合わせると冬から春の庭を長期間彩ってくれる存在になります。  

ムスカリ

  • ムスカリは、ブドウの房を逆さにしたような形の花を咲かせる春の球根植物です。球根は植えっぱなしで自然分球で増え、毎年開花します。 小さな花ながら花壇に群生させて一斉に咲きそろった光景は見事です。 開花時期が重なるため、チューリップのわき役としても使われ、寄せ植えの手前や花壇の縁取りに最適です。青色や紫色が一般的ですが、最近では白、ピンク、黄、さらには2色咲きなど種類が豊富です。

アセビ

  • アセビは、日本各地に自生するツツジ科の常緑低木。光沢のある明るいグリーンの葉が手のひらを広げたように放射状に付いています。適応できる環境が多く、さほど手入れの必要がないので、個人宅の庭木、ビルのエントランス植栽、公園、街路樹など幅広く利用されています。街中で見かけるアセビはきちんと刈り込まれ、樹形が整えられていますが、山野では大きく生長し、放任だと樹高が5mを超えることがあります。 アセビは、早春にドウダンツツジやスズランに似た白く小さな壺状の花が開花します。顔を近づけるとほのかに芳香があるのも特徴です。 「馬酔木」の名前の由来は、文字通り馬がこの木を食べると酔ったようになってしまったことにちなみます。毒性があるので、口に入れることのないように気をつけてください。

キュウリ

  • キュウリはつる性の植物で、そばにあるものに巻き付くように伸びて生長します。未熟果を収穫する野菜のため、関東地方では5月初旬に植え付けると、6月には収穫を迎え、代表的な春夏野菜の中では一番最初に収穫できる野菜です。種から育てても、収穫するまでの日数は2か月間位しかかかりません。果実の生長は著しく、1日で3cm以上も大きくなるため、採り遅れると巨大化してしまいます。 キュウリの外側の表面の白い粉のようなものは、ブルームといって乾燥や雨などからキュウリを守るために自然にできた物質です。最近のキュウリの品種は、このブルームがあまりない、艶々のキュウリが市場に多く出回っています。  

コオニタビラコ

  • コオニタビラコは、キク科ヤブタビラコ属の野草で、短く「タビラコ」とも呼ばれます。秋に芽吹き、葉を展開させて冬を越し、春に花を咲かせる越年草で、休耕中の田んぼで葉を平たくロゼットに展開する姿から「田平子」と名付けられました。葉は羽のようなフォルム、縁は丸みを帯びいて、ナズナの葉に似ています。10cmほどに伸びた茎が枝分かれし、その先に直径5mm~1cmの黄色い花をまばらに咲かせます。目を奪われるような派手さはありませんが、かわいらしい野草です。 また、春の七草としても有名で「せり、なずな、はこべら、ほとけのざ、ごぎょう、すずな、すずしろ」のほとけのざとは、コオニタビラコのことです。この別名は、ロゼットに葉を展開させる様子を、仏様が座る蓮華座に見立てたことに由来します。七草粥などに入れて食用にするのは、花が咲く前の柔らかい葉の部分です。

アンズ

  • アンズは、バラ科サクラ属の落葉高木です。原産地は中国と推定されており、日本や中国からヨーロッパまで広く分布しています。中国では古くから食用や薬用に利用されてきた果物です。耐寒性が強く、日本では東北や長野県などの寒冷地での栽培が盛んです。 アンズは、桜よりも少し早く3月下旬から4月上旬にかけて淡いピンクや白の可憐な花を咲かせ、6月~7月に、中心に大きな種を持つ直径3~4cmほどの鮮やかなオレンジ色の実をつけます。1株でも結実しますが、2株以上あった方が実がなりやすくなるという特徴があります。実は生食もできますが酸味が強いため、ジャムやシロップ、ドライフルーツなどの加工品として親しまれています。また、種の中身は杏仁と呼ばれ、中国料理でおなじみ「杏仁豆腐」の原料にされています。 アンズは、春の訪れを告げる美しい花と、初夏に実る甘酸っぱい果実が魅力の果樹。一本あるだけで庭を華やかに彩り、収穫の喜びも与えてくれます。傷みが早く流通も少ないので、完熟のアンズの濃厚な香りと甘酸っぱさは、育てた人だけが味わえる特権です。

ヤツデ

  • ヤツデは、数本の幹が立ち上がる「株立ち」の姿で3~5mほどに成長する常緑低木です。長さ・幅ともに20~40cmにもなる大きな葉は、手のひらを広げたような「掌状(しょうじょう)」に深く裂け、縁には鋸(のこぎり)の刃のようなギザギザがあるのが特徴です。 秋から初冬にかけて、球状に多数のつぼみをつけ、5mmほどの白い小花が開花します。花の後は緑の実になり、次第に黒くなります。 ヤツデは古くから縁起の良い木として親しまれ、特に日陰に耐えることから裏庭には欠かせない庭木として重宝されてきた歴史があります。また、大きな手のような葉の形が人を招く姿を連想させることから、「千客万来」の願いを込めて玄関や店先などに飾られてきたようです。 ヤツデには「天狗の葉団扇(テングノハウチワ)」という別名もあります。漢字で書くと「八手」になりますが、裂ける枚数は7枚、9枚など奇数であることが多く、中には11枚のものもあります。 最近は、葉に斑(ふ)が入ったものや、絞り柄のような模様が入った印象的なカラーリーフの園芸品種も流通しています。丈夫で手間がかからないため、個人の庭だけでなく、公園樹や建物のエントランスの植栽など幅広く活用されています。
TOP