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「LOVEGREEN編集部」が監修している植物|植物図鑑

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LOVEGREEN編集部アカウントです。編集部のスタッフが監修をしています。

アマクリナム

  • アマクリナムは、ヒガンバナ科ホンアマリリス属(ベラドンナリリー)と、クリナム属の属間交雑種。人為的に作出されたものなので、原産地はありません。ユリを思わせるような大きな花が印象的な球根植物です。 アマクリナムは、地下に鱗茎を持ち、葉は平たく長い根性葉、真直ぐに伸びた太い花茎の先にラッパ状の花を咲かせます。花は、長さ7~10cm、色はピンク、ベラドンナリリーのような芳香があります。茎の先に10個以上のつぼみを付けて、1度に5~8個の花を咲かせるので、開花時はとても華やかです。草丈も50~70cmと大きく、花壇の後方に植えると存在感があります。

ナツフジ

  • ナツフジは、マメ科ナツフジ属のつる性落葉低木。日本原産で、関東以西の本州、四国、九州に自生しています。ナツフジという名前は、フジに似ていること、花が夏に咲くという特徴に由来しています。土用藤という別名も同じく、土用の頃にフジに似た花を咲かせることによります。 ナツフジの葉は、色はグリーン、長さ15~20cm程度の羽状複葉で、フジによく似ています。花は、色はグリーンがかった白、一つ一つの花は直径1~1.5cm程度、長さ10~15程度の花序を下向きに咲かせます。花も葉も、フジを小ぶりにしたような姿をしています。山林で周囲の木々に絡みつきながら白い花を咲かせる様子が涼しげで美しい花です。山野草や盆栽でも人気があり、数は多くありませんが、流通もしています。あまり手をかけなくても、日当たりが良ければ次々と花を咲かせる、育てやすい花木です。

サンタンカ

  • サンタンカは、アカネ科サンタンカ属(イクソラ属)の熱帯花木。樹高1m程度の常緑低木で、熱帯地域や温室でよく見られる花です。サンタンカ、またはサンダンカと呼ばれていますが、和名の由来は判然としません。 サンタンカは、樹高50~100cm程度、葉は楕円形で7~18cm程で表面にはやや光沢があります。花は、直径1~2cmの小花が集合して、10cm程度の毬のようなかたまりになって枝の先に咲きます。花色はオレンジ、または赤、まれに白です。暖かい気候を好むので、本州では露地植えに不向きですが、沖縄地方では庭木として栽培されています。花が咲くのは5月~10月で、夏になると鉢植えで流通しますが、自宅で育てる際には、気温が下がってきたら室内に取り込み、日当たりの良い場所で管理するようにしましょう。

キョウカノコ

  • キョウカノコは、バラ科シモツケソウ属の多年草。標準植物名は「キョウガノコ」ですが、キョウカノコという名前で広く知られています。濃いピンク色の細かな花をふわっと咲かせる様子が美しく、古くから栽培植物として愛されてきました。京鹿子という和名は、花が咲く様子を染物の鹿の子絞りに例えたことが由来です。 キョウカノコは、草丈50~150cm程度、葉は手のひらを広げたようなフォルムで、縁に鋸歯があります。花が咲くのは6月~7月、細い茎の先に4~5mmの小さな花を無数に咲かせます。花色は主に濃いピンク、まれに白花もあります。どちらの花色も、花びら、ガク、しべ類まで同じ色をしているので、遠くから見ると煙るような美しさです。明るい日陰を好む特性があり、寺院や庭園の植栽はもちろん、シェードガーデンで重宝される他、茶花としても人気があります。  

マリーゴールド

  • マリーゴールドは、キク科の非耐寒性一年草。暑さに強く寒さに弱い性質で、基本的に丈夫で育てやすい植物です。花期は品種にもよりますが、5月~11月頃に独特な香りがする花を咲かせます。花色は、黄、オレンジ、白、赤、複色など様々、花の大きさは、小輪から大輪まであります。咲き方も一重咲き、八重咲き、クレスト咲きなど多様です。 大きく分けて、フレンチとアフリカンの系統に分けられ、その他にはメキシカンの系統もあります。ある程度耐寒性のある宿根草タイプのマリーゴールド(レモンマリーゴ-ルド)も存在します。

ハナアロエ(ブルビネ)

  • ハナアロエは、ツルボラン科ブルビネ属の多年草。ブルビネという名前でも流通しています。ハナアロエという名前ですが、アロエの仲間ではなく、葉茎が多肉質でアロエに似ていることから名付けられました。 ハナアロエは、5月~10月にオレンジ色の直径1cm程度の花を咲かせます。花は一日花ですが、毎日次々と花を咲かせるので、開花期間中はたくさんの花を楽しめます。草丈20~40cm、葉や茎は多肉質で細いのが特徴。真直ぐに伸びた茎に縦に連ねるように花を咲かせます。花びらはオレンジ色で6枚、花の中心にあるおしべは、黄色く毛が密集して生えているので、1つの花でオレンジ色と黄色の色合いを楽しめます。 南アフリカ原産で、乾燥や高温に強く、痩せ地でも育つことから、夏の花壇の彩りや、ドライガーデンでも好まれる花です。

ネペタ・ブルードリームス

  • ネペタ・ブルードリームスは、シソ科イヌハッカ属の多年草。日本に自生するミソガワソウから作出された園芸種で、花付きが良く、草丈はコンパクトな育てやすい花です。横に広がるように大きくなっていくので、グランドカバーにも向いています。 花色は深く濃いブルー、細い茎に放射状に花が連なって咲く姿は、遠くからでも目を引きます。花期は6月~8月と長く、花が咲き終わったら、こまめに切り戻しを行うと、繰り返したくさんの花を楽しめます。日向から、落葉樹の足元のような半日陰で花を咲かせるので、シェードガーデンに植えれば、鮮やかなブルーで足元を彩ってくれます。

プロテア

  • プロテアは、ヤマモガシ科プロテア属の常緑樹。プロテアは、南アフリカを中心に100種近くが分布しています。枝の先に固い花びらの、大きな花を付けるのが特徴です。この花びらのように見えるのは、正確には苞(ほう)ですが、便宜上これを花びらを呼んでいます。 日本で人気のあるキングプロテア( Protea cynaroides )は、プロテアの中でも花が大きな品種で、花径20~30cmもあります。南アフリカの国花になっていることでも有名です。花びらの色はコーラルピンク、横から見ると松ぼっくりのようなフォルムが特徴的です。樹高1~2mの低木なので、育てやすいことから、鉢植えでも人気があります。 プロテアは、園芸種もたくさん作出されていて、日本でも暖地で栽培可能です。

ナンテンハギ

  • ナンテンハギは、マメ科ソラマメ属の多年草。日本在来種の野草で、山野に自生しているのを見かけます。ナンテンハギという名前の由来は、葉がナンテンに似ていることによります。若葉は「小豆菜(あずきな)」と呼ばれ、山菜として食用にされます。 ナンテンハギは、草丈50~100cm、マメ科ですがつるにはならず、茎は直立あるいは斜めに伸びます。地下に木質の根茎があるのが特徴です。6月~10月に葉の間から伸びた茎に、青紫色で直径12~15mm程度の花を、茎に連ねるように咲かせます。花はマメ科特有の蝶形花です。細く伸びた枝に咲く鮮やかな紫色の花は、野原や草むらのなかで、目を引く存在です。

ペンステモン・ハスカーレッド

  • ペンステモン・ハスカーレッドは、初夏から夏にかけて、長い花茎を立ち上げて白い小花が開花する高性のペンステモンです。ペンステモンの中では一番丈夫な品種で、暑さ寒さに強く、蒸らさないように注意すれば放任で栽培できます。開花時は草丈が1m程度になるため、花壇の後方に植えるのに適しています。 シックな銅葉は、気温が低いうちの方が濃く、高温になってくると緑色を帯び、葉色が季節によって変化します。花以外の時期もカラーリーフとして楽しめます。

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