- ユーカリ・グニーはフトモモ科の常緑高木です。原産地の南半球では20mを超す高木になります。銀葉と呼ばれるシルバーがかったグリーンの葉が美しい樹種です。丸みを帯びた葉のフォルムも可愛らしく、枝の華奢さも相まって切り花でも庭木としても人気があります。 日本の気候でも育てやすいことから庭木や鉢植えとして広く流通しています。ただし、地植えで植えっぱなしにしておくと、とても大きくなるので、適宜剪定を行うようにしましょう。 ユーカリの仲間は乾燥した気候を好みます。ユーカリ・グニーは比較的湿度に強い品種ですが、日本の夏の高温多湿には弱いため、夏は少し元気がなくなります。風通しを良くして、蒸れにくい環境で管理する必要があります。また冬の寒さにも弱いため、冬の植え付けや植え替えは行わないように気をつけてください。 ユーカリ・グニーが突然枯れた原因は? 秋になると「ユーカリ・グニーが突然枯れてしまった」という相談をよく耳にします。考えられる主な原因は以下の2点です。 夏のダメージの蓄積(高温多湿) 多湿が苦手なため、夏の暑さと蒸れで受けたダメージが、秋になってから「突然枯れる」という症状となって表れることがあります。夏場はとにかく風通しの良い場所で管理しましょう。 冬の寒さと根の凍結 冬場、地上部は元気に見えても土の中の根がダメージを受けているケースがあります。冬の夕方に水やりを行うと、夜間に土中の水分が凍って根を傷めてしまい兼ねません。冬の水やりは気温が上がる昼間に行うほか、寒冷地では株元にマルチングを施すなどの防寒対策が必要です。 コアラが食べないユーカリ!ユーカリ・グニー 「ユーカリ=コアラの食べ物」というイメージがありますが、実はコアラが餌にするユーカリはごく一部の限られた品種のみで、ユーカリ・グニーは食べません。 コアラが主食にするのは、プンクタータ、テレチコルニス、カマルドレンシス、ロブスタといった数種類だけです。これらは香りが控えめで、樹液に糖分を多く含むという特徴があります。ちなみに、コアラが好む「プンクタータ」は園芸品種としても出回っており、赤みを帯びた細長い葉が特徴です。 一方のユーカリ・グニーは、清涼感のある爽やかで強い芳香が印象的な品種です。香りや葉の姿をインテリアやガーデニングで楽しむのにぴったりのユーカリといえます。