記事カテゴリ

Special

「LOVEGREEN編集部」が監修している植物|植物図鑑

1-10件 / 全1594件

LOVEGREEN(ラブグリーン)の編集部アカウントです。ガーデニング、家庭菜園、インドアグリーンなど、幅広い植物ジャンルに精通したメンバーが在籍し、実際の栽培経験にもとづく花・植物の育て方や楽しみ方記事、お庭の取材記事、植物にまつわる企画などを配信しています。

カシス(クロスグリ)

  • カシスは、果実を食用とするスグリ科スグリ属の落葉低木。真っ黒で宝石のような実を付ける美しい植物です。カシス(Cassis)というのは仏名で、英名はブラックカラント(Blackcurrant)、和名はクロスグリです。レッドカラントと呼ばれるフサスグリや、グーズベリーと呼ばれるセイヨウスグリなどと近縁種で、主に果実を食用としますが、そのままでは酸味が強いのでジャムなどに加工されます。 樹高1.5mほどの低木で、根元から複数の枝を直立するように伸ばす株立ち樹形です。葉は手のひら状に3裂~5裂し、4月~5月に葉腋から黄緑色の小さな花を下向きに咲かせます。花の後に球形の実ができ、6月~7月に黒く熟します。近縁種のフサスグリの実は半透明ですが、カシスの実は透明感がなく光沢があります。 冷涼地を好むため、日本では主に北海道や東北地方などで栽培されています。暖地で育てる場合は、季節によって移動できるように鉢植えで管理します。実を付けるためには日照が必要となるので、秋から初夏は日当たりが良く、夏は風通しの良い半日陰で管理するようにしましょう。  

グーズベリー

  • グーズベリーは、スグリ科スグリ属の中でも、ヨーロッパに分布する「セイヨウスグリ」と、北アメリカの「アメリカスグリ」の総称です。実から作ったジャムを、アヒル料理を始めとする鶏肉料理のソースにすると相性が良いというのが名前の由来です。 樹高1.5mの落葉低木で、枝をたくさん伸ばしてブッシュ状の樹形を形成します。葉は手のひら状に3裂~5裂、枝に鋭いトゲがあるのが特徴ですが、トゲのない品種もあります。花が咲くのは晩春4月~5月で、小さく黄緑色であまり目立ちません。花の後6月~8月に、丸く半透明の実が熟します。熟した実の色には、緑、黄色、赤、茶色などがあります。甘味があって生食できるものから、酸味が強くジャムなどに加工して楽しまれるものまで、幅広い品種があります。 風通しと日当たりの良い場所を好みますが、半日陰でも収穫を望めます。ただし、高温多湿が苦手なので、日本では主に冷涼地で栽培されています。

フサスグリ(レッドカラント)

  • フサスグリは、スグリ科スグリ属の落葉低木です。初夏に熟す実は食用として、生食のほか、ジャムなどにして利用されます。属名の Ribes は、「酸味のある」という意味のアラビア語あるいはペルシャ語「ribas」に由来しています。和名の「酸塊(すぐり)」も、実の酸味のことを指しています。 樹高は1~1.5mほどで、葉は手のひら状に3裂から5裂します。4月~5月に、葉腋(葉の付け根)から4~8cmの総状花序を垂れ下げるようにして咲かせます。花の色は薄い黄緑色で、あまり目立ちません。花の後、6月~7月に丸い実をブドウのように房状に付けます。実の色は赤や白で半透明、光を受けると宝石のように輝く様子が美しく、食用の他、観賞用として切り花でも流通があります。 ヨーロッパ原産で、冷涼な気候を好みます。高温多湿が苦手で、夏の蒸れにより株が傷むことがあるので、風通しの良い場所で管理しましょう。  

ミヤコワスレ

  • ミヤコワスレはキク科キク属の多年草。日本固有種である「ミヤマヨメナ」の園芸品種で、江戸時代から栽培され、茶花としても愛されてきた歴史のある花です。現在でも、庭植えや鉢植え、切り花として幅広く利用されています。 草丈は20~70cmで品種により差があることから、小ぶりな品種は鉢植えで、高性種は花壇の彩りや切り花として人気があります。花の直径は3~4cm、花色は濃い紫から淡い紫、ピンク、白などがあります。青みがかった深い紫の花は、小さいながらに存在感があり、庭の中でよく目立ちます。 ミヤコワスレは、日当たりが良い方が花をたくさん咲かせますが、夏の直射日光が苦手です。花が咲き終わった夏頃から日陰になるような落葉樹の下に植えるか、鉢植えは風通しの良い半日陰に移動させるとよいでしょう。

ヒマワリ

  • ヒマワリは北アメリカ原産の一年草で、すくっと立ち上がった茎から太陽のような大輪の花を咲かせます。学名のヘリアンサスは「太陽の花」という意味で、漢字では「向日葵」と書きます。 ヒマワリというと草丈の高いものをイメージしがちですが、現在は品種改良によって、プランター栽培に向く草丈20cmほどのミニ品種や八重咲きなど、バリエーションが非常に豊富です。また、花色も定番の黄色だけでなく、レモンイエローやクリーム色、さらにはオレンジ、ダークレッド、茶系、黒系、複色まで、毎年のように魅力的な新品種が登場しています。

センニチコウ

  • センニチコウは、パナマやグアテマラ原産のヒユ科の一年草です。圧倒的な暑さに強いタフな性質で、夏の切り花をはじめ、庭や花壇、鉢植えから寄せ植えまで幅広く愛用されています。日本の厳しい猛暑のなかでも花が休むことなく、次々とたくさんの花を咲かせ続けます。 私たちが「花」だと思って見ている丸い部分は、実は「苞(ほう)」と呼ばれる葉が変化した組織。本来の花は、その苞のすき間に小さく可憐に咲いています。色あせにくい苞を長く観賞できるため、開花期間が驚くほど長いのも大きな魅力です。乾燥させても長期間その美しい色彩が落ちないことが、「千日紅(センニチコウ)」という名前の由来になっています。
  • ボロニアは、ミカン科ボロニア属の常緑低木。原産地のオーストラリアには90種類以上の野生種があるといわれています。葉に油点があり、揉んだり傷つけたりすると柑橘類特有の爽やかな香りが漂います。花に香りのある種類もあり、レモンやオレンジの花のような、甘く爽やかな香りを楽しめます。葉は細くローズマリーのようなフォルムで、花はベル形から星形、花色はピンクが多く、他に白や紫、暗褐色、黄色などがあります。 花が咲くのは3月~5月ですが、2月の後半頃から花芽の付いた鉢植えの流通が始まります。過湿が苦手なため、雨に当たらないように鉢植えで育てられるのが一般的です。ボロニアは根腐れを起こしやすく、極端な乾燥にも弱いため、水やりに注意が必要です。

ヤマアジサイ

  • ヤマアジサイは、日本の各地で古くから自生している野生種のアジサイです。他のアジサイに比べて小ぶりな花と丸い葉が、繊細な印象を醸し出します。 昔から山野に自生していたものなので日本の風土との相性が良く、耐寒性と耐暑性もあり、置き場所も、直射日光を避けた日当たりの良い場所から半日陰まで幅広く、非常に育てやすい植物です。仕立て方によっては鉢植えで小さく育てることもできます。 ヤマアジサイは、他のアジサイと同様に植えた土壌の性質によって色を変える特性があります。青い花を咲かせるなら、土壌を酸性に傾けておく必要があります。開花前の4月~5月に、500倍~1000倍に薄めた硫酸アルミニウムを3週間おきに2回程与えると効果的です。ピンクの花を咲かせるなら、株元に一握りの苦土石灰を撒いてアルカリ性に傾けておきましょう。

シルクジャスミン(ゲッキツ)

  • シルクジャスミンは、香りの良い白い花を咲かせるミカン科ゲッキツ属の常緑小高木。標準和名は「ゲッキツ(月橘)」ですが、別名の「シルクジャスミン」の方が広く知られています。名前に「ジャスミン」と付く理由は、白く香りの良い花を咲かせるから。ジャスミンとは別種のミカン科の樹木で、つる植物ではありません。6月~9月に咲く花は、色は白、直径1.5~2cm程度で、枝の先に数個まとまって咲きます。満開の時期はオレンジやナツミカンの花のような、甘く爽やかな香りを楽しむことができます。 暖かい環境を好むため日本では観葉植物として流通していますが、関東以西の暖地では地植えで育てることもできます。鉢植えでは1~2mほどの樹高で管理されますが、地植えにすると2m以上になり、葉の密度も高いため、生垣として利用されているのを見かけます。日当たりの良い場所に植え付けると、たくさんの花を咲かせます。花が咲くと蜜を求めて蜂が集まってくるので、手入れの際には注意が必要です。 室内で育てるなら窓の近くなど日当たりの良い場所で管理します。花を楽しむには日照が必要なので、気温が高い時期は屋外で管理し、涼しくなってきたら室内に取り込むようにしてもよいでしょう。花のあとに冬に小さな赤い実を付けることがあります。    

ヤマボウシ

  • ヤマボウシは、6月~7月に白い花を咲かせる落葉高木。初夏の白い花、美しい若葉や青葉、赤い実、紅葉と四季折々の表情を楽しめる樹木です。本州から九州の山地に自生し、樹高は5~15mほどになります。白い花のように見える部分は総苞 (そうほう)と呼ばれる部分で、ハナミズキ同様、葉が変化したものです。 葉はだ円形で、やや波うっています。基本種は落葉樹ですが、常緑性の常緑ヤマボウシもあります。大きく広げた枝の先に一面に咲く花は、美しく見ごたえがあります。夏は青々とした葉が日陰を作り、常緑種を選べば、お庭の目隠しの役割も果たしてくれます。 自然樹形が美しく手間がかからないヤマボウシは、シンボルツリー、庭木、公園樹、街路樹など様々な用途で利用されています。 ヤマボウシの名前の由来 ヤマボウシの名前の由来は、花に見える中央の球形の花序を僧侶の頭に、それより下の花びらに見える総苞片を白色の頭巾に見立てて比叡山の延暦寺の山法師になぞらえたものといわれています。中国名は「四照花」で、これは樹全体を覆うように白い花が咲いた時の四方を照らすような美しさからつけられたものです。またヤマボウシは別名をヤマグワといい、熟した実の表面が桑に似ていることに由来します。
TOP