クレソンの育て方・栽培|植物図鑑

植物名
クレソン
学名

Nasturtium officinale

英名
Watercress
科名
アブラナ科
属名
オランダガラシ属
原産地
ヨーロッパ

クレソンの特徴

クレソンはヨーロッパからアジアの温帯にかけて広く分布する多年草の水生植物で、繁殖力が旺盛なため日本国内でも水辺でよく見られます。クレソンの和名はオランダガラシやオランダミズガラシと呼ばれています。

クレソンは横に這うように伸びて茎の途中から根を出しながら水深があるところでは水面に横たわるように浮いています。春には5~6ミリの小さな白い小花を茎の先に咲かせます。味はさわやかな苦みとピリッとする辛みが特徴です。水切れしないように注意をして土で栽培する事もでき、水耕栽培も容易です。冬場に5度を下回らないように管理すれば、真夏や真冬を除きほぼ1年中収穫できます。環境が合えばとにかくよく育ちます。

クレソンの詳細情報

園芸分類 野菜
草丈・樹高 10~15cm
耐寒性 普通
耐暑性 普通
花色
開花時期 4月~5月

クレソンの育て方カレンダー

時期 1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月
種まき
収穫

クレソンの栽培環境

日当たり・置き場所

クレソンは日当たりを好みますが、冷涼な気候を好むため真夏の直射日光は避けましょう。

温度

クレソンの生育適温は15~18℃です。冬場に5℃を下回らないように管理すれば冬も収穫することが出来ます。

用土

有機物を多く含む土なら無肥料でも育ちますが肥料を施しておくと生育が早いです。

クレソンの育て方のポイント

水やり

クレソンは水辺で育つ植物なので、多湿を好みます。水耕栽培で育てている場合は、不衛生にならないよう定期的に溜めた水を新鮮な水に取り替えるようにしましょう。

肥料

真夏と真冬以外は2週間に1回程度、液肥を施すとよく育ちます。クレソンを土壌で栽培している場合は規定通りの倍率で、水栽培の場合は規定よりも薄めて施しましょう。

病害虫

クレソンは病害虫には比較的強く、無農薬栽培も可能です。

クレソンの詳しい育て方

種まき

種をまくよりも茎を挿して発根させることで増やす方が失敗がなく、生長が早くておすすめです。種まきは生育期であれば時期を選びません。

植え付け

クレソンは15度~20度くらいの生育期であれば、いつ植え付けしてもよく育ちます。苗は約20cmの間隔で植え付けます。

4月~5月に白い花が開花します。クレソンを食用として栽培する場合は、花が咲くと葉が硬くなるのでつぼみのうちに早めに収穫しましょう。

収穫

茎が伸びて葉が茂ってきたら随時摘み取るようにして収穫します。柔らかく食べやすい芽の先を中心に収穫するとよいでしょう。また、花が咲くと葉が硬くなるのでつぼみのうちに早めに収穫しましょう。

クレソンの保存方法

クレソンはあまり日持ちがしないので収穫後は1~2日ほどで食べきるのがよいでしょう。冷蔵庫で保存する場合は、軽く湿らせた新聞紙などで包んでからポリ袋へ入れて冷蔵庫の野菜室へいれておきます。また、茎を水にさしておくと萎れにくくなります。ただし葉が水につからないように注意しましょう。

増やし方(株分け、挿し木、葉挿しなど)

葉先から10cmくらいになるように茎を切り、水か挿し木用の培養土にさしておくと1~2週間ほどで発根します。本葉3~4枚の発根した苗を植え付けに使います。

クレソンの水耕栽培の方法

クレソンは水辺に生える植物なので簡単に水耕栽培ができます。水耕栽培とは土を使わずに、生長に必要な養分を溶かした水溶液で植物を育てることです。容器は浅めの口が広いものに水を張って利用します。ただし葉が水につかると腐ってしまうので、つからないように容器を工夫してください。

まず市販のクレソンの茎を10cmほど切り、発根させましょう。置き場所は日当たりと風通しの良い所を好みます。半日陰でも大丈夫です。

ただし真夏は直射日光に当たらないようにしましょう。暑すぎる環境は苦手です。水が腐ると悪臭がしたり虫が発生しますので水は頻繁にかえるようにしてください。水道水だけで育ててもよいですが、液肥を薄めて与えるとよく生育します。茎が伸びてきたら切り戻しを兼ねて収穫をします。

  • 監修者:LOVEGREEN編集部
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