アロマティカスの育て方・栽培|植物図鑑

植物名
アロマティカス
学名

Plectranthus amboinicus

英名
Aromaticus、cuba oregano
科名
シソ科
属名
プレクトランサス属
原産地
インド~南アフリカ

アロマティカスの特徴

アロマティカスはとても香りのよい多肉質のハーブで、ハーブティーや料理に大活躍します。アロマティカスの葉は表面が細く柔らかい毛でびっしりと覆われています。多肉植物のコーナーで売られていることもあり、他の多肉植物と同様に水を控えめにして育てます。比較的乾燥には強く、病気や害虫も付きにくいので育てやすく、見た目もかわいらしいことから人気があります。

アロマティカスの詳細情報

園芸分類 ハーブ
草丈・樹高 20cm~60cm
耐寒性 弱い
耐暑性 普通

アロマティカスの香り

アロマティカスは株が大きくなると、茎の部分が木質化し香りが薄れます。料理などで楽しむのなら、挿し木をまめに行ない、小さな株で楽しむとよいでしょう。アロマティカスの利用法は、葉を食べるというよりは、香りづけとして紅茶やソーダやお酒に入れて活用するのが一般的です。海外では、火傷などの傷口に使用できるメディカルプランツと呼ばれているようです。

アロマティカスの育て方カレンダー

時期 1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月
植え付け
植え替え
増やし方
剪定

アロマティカスの栽培環境

日当たり・置き場所

アロマティカスは日光を好みます。春と秋は日当たりのよい場所で管理しましょう。

温度

アロマティカスは暖かいの環境を好む植物です。しかし蒸し暑い日本の気候は苦手なので、真夏は風通しに注意しましょう。冬は10℃以下になったら室内に入れましょう。

用土

乾燥を好むので、水はけのよい土で育てましょう。多肉植物用や観葉植物用の土でも問題なく育ちます。

アロマティカスの育て方のポイント

水やり

水のやり過ぎは禁物です。乾燥に強いので乾かし気味に育てましょう。水のやり過ぎが一番株を弱らせる原因になります。湿気が苦手なので、過湿に注意しましょう。

肥料

肥料は基本的に必要ありません。春などに過湿や日光不足でもないのに葉色が悪い場合のみ、根元に薄い液肥を施しましょう。

病害虫

カイガラムシ:カイガラムシがつくと樹液を吸われてしまい、株が弱り生育も悪くなり衰え枯れてしまいます。カイガラムシは国内で約400種が発見されており、大きさや形なども様々であり、カイガラがあるのとないものもいます。野菜や果樹、草花、サボテン、ラン、観葉植物と様々な植物に発生し、吸汁(きゅうじゅう)します。
ナメクジ:ナメクジは植物の葉やつぼみ、花びら、野菜の新芽などを食べます。大量に発生すると茎だけ残して葉を全て食べられてしまったり、葉が一部食べられて穴が開いても生長不良に繋がります。土の中にいることが多いため、植え替え時に点検したり、雨上がりにチェックすると比較的見つけやすいです。

アロマティカスの詳しい育て方

選び方

節の間が伸びすぎず、葉が肉厚で色が鮮やかで、茎がしっかりした苗を選びましょう。株を揺さぶって、根のあたりがグラつくものは避けて下さい。

植え付け

アロマティカスは寒さにはあまり強くないため、春から秋の陽気のよい時期に行いましょう。

剪定・切り戻し

繁殖力が強いので、繁り過ぎたら根元の葉を間引き剪定をし、風通しよくして育てて下さい。剪定したアロマティカスは、挿し芽で簡単に増やすことができます。

植え替え・鉢替え

アロマティカスは繁殖力が強いので、鉢がすぐに根で一杯になります。鉢底から根がはみ出てきたら、株分けして植え替えをして下さい。夏前が適期です。

収穫

ほぼ通年収穫できます。

夏越し

アロマティカスは日本の夏と湿気に弱いので、風通しには注意します。葉が茂りすぎると蒸れるので小まめに間引いてすっきりとした状態で管理しましょう。日当たりを好みますが、強すぎる日差しは葉焼けの原因になるので注意しましょう。

梅雨前や夏の暑い時期に、茂っている葉を剪定して風通しをよくすると健康な株で秋を迎えられます。

冬越し

アロマティカスは寒さに弱く、10℃以下になると枯れてしまいます。寒い季節になる前に、室内の明るい窓辺に移動させましょう。室内では、窓際のレースカーテン越しなど、明るくて風通しのよい場所がベストです。光が足りないと、葉っぱの間隔の幅が大きくなってひょろひょろと徒長するので注意しましょう。

増やし方(株分け、挿し木、葉挿しなど)

剪定した茎の下葉を取り、水に挿すか、土にそのまま挿します。半日陰の風通しがよい場所に置き、水に挿した場合は、水を定期的に取り替えます。土に挿した場合は、根が出るまでは常に土が湿った状態で管理します。1~2週間ほどで根が出て、土に挿したものは根付き始めます。

 アロマティカスの挿し木での増やし方

枝の先を2~3節程の長さでカットします。剪定した枝の場合は、元気そうな枝を使いましょう。

枝の先を2~3節程の長さでカットします。剪定した枝の場合は、元気そうな枝を使いましょう。

 

このように2~3節がついていることが目安です。剪定時に出た枝をそのまま使用してもよいでしょう。

このように2~3節がついていることが目安です。剪定時に出た枝をそのまま使用してもよいでしょう。

 

下葉を取ります。

下葉を取ります。

 

そのまま土に挿して水をたっぷり与えましょう。  半日陰の風通しのよい場所に置きます。2週間ほどで根付き始めます。土は水はけがよい観葉植物用か多肉植物用の土で大丈夫です。

そのまま土に挿して水をたっぷり与えましょう。

半日陰の風通しのよい場所に置きます。2週間ほどで根付き始めます。土は水はけがよい観葉植物用か多肉植物用の土で大丈夫です。

 

水の吸い上げが不安な時は、挿す前に水に20分ほど挿してから植えることをおすすめします。

水の吸い上げが不安な時は、挿す前に水に20分ほど挿してから植えることをおすすめします。

アロマティカスの水挿しでの増やし方

アロマティカスは、水挿しすることもできます。水挿しは日々の生長がとてもわかりやすいので、根の生長の様子を観察してみてください。

水挿し1週間後のアロマティカス。小さな根が出てきました。

水挿し1週間後のアロマティカス。小さな根が出てきました。

 

水挿しを始めて丸2週間経ってみると、根がいたるところから生えて伸びていました。

水挿しを始めて丸2週間。

 

しっかりと脇芽も生長してきました。

しっかりと脇芽も生長してきました。

  • 監修者:LOVEGREEN編集部
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