ブルーベリーを冷凍保存するメリット|簡単レシピ

戸松敦子
このライターの記事一覧

ブルーベリーの冷凍保存方法をご紹介!冷凍することのメリットや、冷凍ブルーベリーを使った簡単レシピについてもお話しします。ブルーベリーがたくさんあるときは、すぐ食べられない分を傷まないうちに冷凍しておくと何かと便利に使えるのでおすすめです。
目次
ブルーベリーを冷凍保存するメリット
ブルーベリーを冷凍するメリットは3つあります。
長期保存できる
ブルーベリーを冷蔵庫で保存していると、日に日に鮮度が落ち、柔らかくなって傷み始めてしまいます。1週間くらいで食べきれないときは、食べきれなくなってからではなく、早めに冷凍しておくと新鮮なまま長期保存できます。上手く冷凍すると半年くらいは美味しくいただけます。ブルーベリーの収穫時期(7月~8月頃)以外の時期にも食べることができるのも嬉しいですよね。
栄養価が高まる
ブルーベリーの紫色の色素に、アントシアニンという栄養素が含まれているのですが、アントシアニンは冷凍すると増加すると言われています。冷凍ブルーベリーはビタミンCも豊富とも聞くので、冷凍してみる価値はあると思います。
料理に使いやすい
冷凍ブルーベリーは、ケーキやジャムを作りたい時にさっと使えます。さらに、冷凍のブルーベリーを使った方が美味しく調理できたり、調理しやすいメニューもあります。
ブルーベリーのスムージー
スムージーを作るときに冷凍ブルーベリーを使うと、氷を入れずに済むので水っぽくなることなく、冷たくて濃厚な味に出来上がります。
ブルーベリーのスコーン
スコーンを作るときにブルーベリーを混ぜ込むのですが、冷凍を使うと実がつぶれにくく、生地が水っぽくならずにまとまりやすい利点があります。
ブルーベリービネガー
ブルーベリーを冷凍すると、細胞が壊れて旨味が出やすくなります。そのため、ブルーベリービネガーを作るときは生のものを使うよりも冷凍を使った方が完成までの時間が早くなります。
ブルーベリーの冷凍保存方法
- ブルーベリーはつぶれやすいので、水の中でやさしく洗います。(水を変えて2回くらい)
- 傷んでぐじゅぐじゅになっているものは取り除いておきましょう。
- 軸がついているものは軸を取ります。
- ざるで水を切り、キッチンペーパーで水けを拭き取ります。
- 冷凍用保存袋に平らに入れて、なるべく空気を抜いてジッパーを閉じます。
水分をしっかり拭き取ってから冷凍すると、このようにくっつくことなくパラパラとした状態になります。
冷凍ブルーベリーを使った簡単レシピ
冷凍ブルーベリーは、それだけでそのまま食べても美味しいですが、牛乳とヨーグルト、はちみつをかけて食べると絶品です。冷凍ブルーベリーがシャーベットのようで立派なデザートになります。
その他、チーズケーキやパウンドケーキ、スコーン、ジャム、アイスクリーム、スムージー、ブルーベリービネガー、パフェなどにも使うことができます。
▼ブルーベリージャムの作り方はこちら
ブルーベリーを冷凍して美味しく食べよう♪
収穫したてのブルーベリーの美味しさや栄養をできる限りキープして食べきるには、やっぱり冷凍保存が一番おすすめです。冷凍するとアントシアニンという栄養素が増えたり、冷凍した方が美味しくできるメニューもあるので、生で食べられる分は冷蔵でとっておいて、食べきれない分は冷凍しておくと間違いないと思います。ブルーベリーがたくさんあるときは、ぜひ冷凍してすべて美味しく食べきりましょう。
▼編集部のおすすめ
- ブルーベリーは、ツツジ科スノキ属に分類される北アメリカ原産の落葉低木で、種類は200~300種あると言われています。初夏に白やピンクの花が咲き、7月~8月頃に紫色の小さな実が収穫できます。秋には美しい紅葉も楽しめ、寒さに強く丈夫な樹木であることから、庭木としても人気があります。低木なので鉢植えにしてベランダなどでも十分に収穫が楽しめます。地植えにすると大きく育って収穫量も増えます。虫が付きにくく無農薬栽培がしやすいことも魅力のひとつです。 ブルーベリーは1品種の苗木でも結実しなくはないですが、たくさん収穫したい場合は同一系統の2品種を植えるとよいでしょう。実が黒みがかった紫色になると食べ頃です。収穫期の実はやわらかいので、下から手を添えてやさしく摘み取りましょう。