芍薬の生け方、扱い方~季節の生花を飾ろう。
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初夏は、この時期ならではの花材が色々と出回る季節です。初夏の生花の代表花、芍薬の特徴や扱い方をご紹介します。
目次
芍薬とは

芍薬は5月〜6月の初夏に開花するボタン科の多年草です。和名では「芍薬」、英名では「ピオニー」と呼ばれ、庭植えだけでなく切り花としても絶大な人気を誇ります。通年手に入るバラとは対照的に、開花時期のわずか2か月ほどしか出回らないという希少性も、季節を感じる花として愛される理由の一つです。
芍薬の魅力と言えばなんといっても開花時の圧倒的な華やかさ! お団子のようなつぼみからは想像もつかないほど、大輪に花開く姿は見応え十分。一輪あるだけで、お部屋の空気を一変させてくれます。
芍薬のつぼみと開花した時のサイズ

弾けるように開くと、こんなに大輪に! 咲き始めてしばらくは、夜はつぼみが閉じ気味になり、朝になると再び開きます。正面から見た華やかさはもちろんのこと、芍薬はふっくらとした横顔もまた美しい花です。
芍薬の生け方・扱い方

1.もし、つぼみがベタベタしたら、濡れたティッシュやふきんで蜜を優しくふき取ると、つぼみが開きやすくなります。霧吹きをしてふき取るというやり方もありますが、水分が残ると花びらが傷みやすくなるため、水滴は優しくふき取るようにしましょう。
2.花瓶につかる部分の葉と下の方についている葉を取り去ります。下葉はある程度取り去った方が、花にまで水が上がりやすくなります。
3.茎は斜めに切りましょう。切り口の面積を広げることによって、花の水の吸い上げがよくなります。
4.花瓶にはたっぷりの水を入れましょう。水はこまめに替えるか、切り花用の延命剤を使って清潔に保ちましょう。
5.開くととても大輪になる花です。大輪になった時を想定した花瓶を選ぶと、お花と花瓶のバランスがよくなります。重さのある花なので軽すぎる花瓶だとひっくり返して大惨事になりかねません。安定感のある花瓶を選びましょう。
芍薬の豊富な花色をご紹介
最近は品種(種類)が増え、色や咲き方のバリエーションが多くなってきました。

初夏の花木、ビバーナムと白の芍薬の花あしらい

エッジドサーモン
ピンク系の芍薬は、淡い色から濃いめのピンクまで多くの種類があります。エッジドサーモンは、咲き進むと色が変化するユニークな品種です。

エッジドサーモン
とても同じ品種に見えません。

オリエンタルゴールド
ハイブリッドシャクヤクと呼ばれる芍薬。牡丹と芍薬の交配種です。

レッドチャーム
ビロードのような深紅が印象的なハイブリッドシャクヤクです。
芍薬は初夏にだけ出回る花材なので、お気に入りの品種を見つけに花屋さんに立ち寄ってみてください。
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