秋に植える花おすすめ25種。多年草や球根、鉢植えでも楽しめる種類

山田智美
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秋に植える花とは?咲く時期は?秋に植えて楽しめる花を、ずらり25種類紹介します。鉢植えでも花壇でも楽しめる、多年草や一年草、球根、種(たね)、ハーブまで。秋のガーデニングを楽しみましょう。
目次
秋に植える花とは?咲く時期は?
秋に植える花とは、秋が植え付けの適期である花のこと。秋に植える花の咲く時期には2通りあります。
一つは、多年草や一年草のように秋に開花する植物。花を咲かせている時に植え付けて、育てながら花を愛で、楽しむことができます。
もう一つは、球根や種を秋に植え付けて春に開花を楽しむ植物です。秋に植え付けると、冬の間は土の中でゆっくりと発芽の準備をし、翌春に一気に生長して美しい姿を見せてくれます。
秋は春に次ぐガーデニングシーズンです。秋に花を咲かせる一年草や多年草を植えつけ、今年の秋の花を楽しむもよし、来春の開花のための準備をするもよし。秋のガーデニングシーズンも逃さずに楽しみましょう。
秋に植える花|多年草9種
多年草とは、冬や夏の休眠期は地上部が枯れたように見えても根は生きていて、翌シーズンにまた生長を楽しめる植物のことです。秋に花の咲いている多年草の苗を植えつければ、植えた年も花を楽しめて、翌年以降の秋にもまた開花と生長を楽しむことができます。
アメジストセージ(サルビア・レウカンサ)
- 開花期:9月~11月
- 植え付け時期:3月~5月、9月~10月
アメジストセージ(サルビア・レウカンサ)は秋にベルベットのような質感の紫やピンクの花を咲かせるシソ科の多年草。草丈50~120cmほどまで生長するので、見応えがあります。
アメジストセージ(サルビア・レウカンサ)
- アメジストセージはメキシコから中米原産の観賞用のセージの一種です。学名はSalvia leucantha(サルビア・レウカンサ)ですが、アメジストセージの名前で流通しています。 とても丈夫で植えっぱなしで年々大株になります。花は秋から開花し、大株になると紫色の長い花穂が株一面を覆うように咲き誇り、秋の庭を美しく彩ります。 花に見えるベルベットのような肌触りの部分はガクで、花はガクから突き出すように咲き、色は白や紫、ピンクなどがあります。暑さにもとても強く、春に植え付けると一年目からたくさんの花が楽しめるため、秋の庭に植えておきたい一株です。 アメジストセージ(サルビア・レウカンサ)は、とても生長が早く、株元は次第に木化します。あまり大きくしないためには春から初夏に剪定して仕立てるとよいでしょう。また、株はまっすぐ上には伸びず、広がるように生長します。強風で倒れてしまうこともあるので、必要に応じて支柱を立てましょう。
シュウメイギク
- 開花期:9月~11月
- 植え付け時期:3月~5月、9月~10月
シュウメイギクは秋に白やピンクの花を咲かせる、キンポウゲ科の多年草。菊の仲間ではありません。風に揺れる楚々とした姿が美しい花です。
シュウメイギク(秋明菊)
- シュウメイギクは、秋に白やピンクの花が開花するキンポウゲ科の宿根草です。名前に菊とありますが、学名からもわかるように菊ではありません。英名ではJapanese anemoneと呼ばれていますが、中国が原産となる帰化植物で野山に多く自生しています。秋の風情を感じる花は、欧米ではボーダーガーデンや日本風のガーデンには欠かせない植物となっています。 生育旺盛な宿根草で、年々大株になりたくさんの花が開花します。優し気な花の表情は風情があり、秋の落ち着いた光の中でたくさんの花が咲き誇る姿は目を引きます。半日陰程度の環境でも開花するため、シェードガーデンの素材としても利用されています。 花弁に見える部分はがくが花弁化したもので実際には花弁はありません。華道の素材としてや秋の茶花としても親しまれ、切り花として流通しています。
ユーパトリウム
- 開花期:7月~10月
- 植え付け時期:3月~5月、9月~10月
ユーパトリウムは夏から秋にかけて白や淡い紫色の涼し気な花を咲かせるキク科の多年草。秋に植え付けると冬は休眠して、翌年にまたたくさんの花を咲かせます。
フジバカマ
- 開花期:8月~10月
- 植え付け時期:3月~5月、9月~10月
フジバカマは秋の七草に数えられるキク科の多年草。淡い紫色の優しい花を咲かせます。日本に昔から自生していたEupatorium japonicumは絶滅危惧種になっており、近縁種のEupatorium fortuneiが流通しています。
フジバカマ(藤袴)
- フジバカマ(藤袴)は、東アジア原産のキク科の多年草で、秋の七草のひとつです。日本にも古くから自生し、万葉集、源氏物語、徒然草の中にも登場します。本来自生していた地域が低地の川沿いの草地に多かったため、近年、洪水を予防するための河川改修や護岸工事がされたことにより、自生地の土壌が変化したことから自生できる地域が激減し、現在は環境省の準絶滅危惧種に指定されています。現在フジバカマとして流通しているものは、絶滅危惧種のフジバカマではなく、育てやすい近縁種です。 フジバカマ(藤袴)の花は、小さなピンクのつぼみが密集するようについていて、開花すると白い花になります。細長く密集しているため、咲き方はまるで線香花火の様にも見えます。
オミナエシ(女郎花)
- 開花期:7月~10月
- 植え付け時期:3月~5月、9月~10月
オミナエシ(女郎花)は黄色い小花を集合させたような花を咲かせるスイカズラ科の多年草。秋の七草の一つです。独特の香りが苦手という人も多いようですが、群生する姿が美しい花です。
オミナエシ(女郎花)
- オミナエシ(女郎花)は、秋の七草の1つとして古くから愛されてきた多年草です。日当たりの良い草地に群生し、小さな黄色の花が夏から秋にかけて開花します。 オミナエシ(女郎花)の名前は、「女」という意味の「オミナ」と、古語の 「圧(へし)」が変化した「エシ」が合わさってつけられたと言われています。女性の美しさが負けてしまうほど美しい花(女性を圧倒するほど美しい花)という意味が込められています。 また、オミナエシ(女郎花)の黄色い小さな花が集まって咲いている様子が穀物の粟に似ていることから、「粟花」や「粟米花」とも呼ばれることもあります。昔は、男性は白い飯を食べ、女性は黄色い粟の飯を食べていたため、粟飯が女飯(オミナメシ)と呼ばれていたこともあり、黄色い粟飯(オミナメシ)の見た目にオミナエシの花が似ていることから、「オミナメシ」→「オミナエシ」と言われるようになったという説もあります。 オミナエシ(女郎花)の根を乾燥させて煎じたものは生薬となり、生薬名は「敗醤(ハイショウ)」と言う名で呼ばれています。
シュウカイドウ(秋海棠)
- 開花期:8月~10月
- 植え付け時期:3月~5月、9月~10月
シュウカイドウ(秋海棠)は日本の山野に自生するベゴニアの仲間。ピンク色の小さな花がかわいらしい多年草です。左右の大きさが異なるハート型の葉が特徴で、花言葉は「片思い」。半日陰を好みます。
シュウカイドウ(秋海棠)
- シュウカイドウ(秋海棠)は日本の山野に自生している、中国原産の多年草です。山野の落葉樹の下など、湿り気があって肥沃な土壌の半日陰で群生しているのを見かけます。楚々とした山野草らしい風情をした、ベゴニアの仲間になります。 大きな葉とその先に俯くように小さな薄ピンク色の花を咲かせます。シュウカイドウ(秋海棠)の花は、いくつにも枝分かれしてその先に花を付けるので、吊り下げ型の花飾りのような趣があります。耐寒性が強く、根は球根となり越冬します。秋には葉腋に出来るムカゴが地面に落ち発芽するので、気が付くと群生しているというようなことがあります。 シュウカイドウ(秋海棠)はその花の形が、春に咲く花木のカイドウ(海棠)に似ていることから、秋に咲く海棠という意味で名付けられたという説があります。左右非対称のハート形の葉が印象的で、この葉の形から「片思い」という花言葉も付けられています。白花種もあります。
ワレモコウ(吾亦紅)
- 開花期:7月~10月
- 植え付け時期:3月~5月、9月~10月
ワレモコウ(吾亦紅)は赤茶や白の花穂を持つバラ科の多年草。草丈高く、秋の風にそよぐ姿には風情があります。株で大きくなるので、群生する姿は見事です。もちろん鉢植えでも育てられます。
ホトトギス
- 開花期:7月~10月
- 植え付け時期:3月~5月、9月~10月
ホトトギスは花びらのまだら模様が特徴的なユリ科の多年草。花色は紫や白があります。花の中心から突き出すようなしべ類も印象的です。
チョコレートコスモス
- 開花期:5月~11月
- 植え付け時期:3月~5月、9月~10月
チョコレートコスモスは名前の通りチョコレート色の花を咲かせるキク科の多年草。耐暑性が弱く、夏の蒸れで枯れてしまうことがあるので、鉢植えで管理して、夏は風通しの良い場所に移動させるとよいでしょう。
秋に植える花|一年草3種
一年草とは、花を咲かせて結実すると枯死するというサイクルの植物。1年で役割を終わらせるので一年草と呼ばれます。
一年草の良いところは、1年で枯れてしまうので花壇や鉢を何年も占拠することがなく、毎年違うものを植え替えて楽しめるというところです。
コスモス
- 開花期:6月~11月
- 植え付け時期:6月~10月
コスモスは色のバリエーションが豊富なキク科の一年草。秋を代表するような花ですが、最近は夏から開花する品種も流通しています。
センニチコウ(千日紅)
- 開花期:6月~10月
- 植え付け時期:3月~5月、9月~10月
センニチコウ(千日紅)はキャンドルを思わせるような花がかわいらしいヒユ科の一年草。初夏から秋まで長く楽しめます。花色は赤やピンク、白などがあります。ドライフラワーにして楽しむこともできます。
ケイトウ(鶏頭)
- 開花期:7月~11月
- 植え付け時期:3月~5月、9月~10月
ケイトウ(鶏頭)は色とりどりの花を咲かせるヒユ科の一年草。鶏のトサカにフォルムが似ているというのが名前の由来です。花色は赤やピンク、黄色、オレンジなど多様です。夏から秋まで長く楽しめます。
秋に植える花|球根5種
秋に植えて、春に開花を楽しむ球根植物を紹介します。球根植物は生長が早いのが魅力。冬の間、何もなかった土から早春に芽吹きが始まり、春に開花するまで、季節の移り変わりを目で追うように楽しめます。
チューリップ
- 開花期:3月~5月
- 植え付け時期:10月~11月
チューリップは春を代表するようなユリ科の球根植物。花色、咲き方、共にバリエーションが豊富です。草花のような趣の原種系チューリップもあります。
チューリップ
- チューリップは春に花咲く球根植物です。チューリップの球根は直径3cmほどのものが多く、玉ねぎのような形をしています。この球根を地面に植え育てるのです。球根の先はとがっていて、その先端から花茎や葉を伸ばします。花茎の背丈は種類にもよりますが、15cmよりも下のものはありません。おおよそ15cm~60cmのものまでが主に出回っています。花びらの色は皆さんも良くご存知の様に赤、白、黄色をはじめ、ピンク、紫、複色などさまざま。咲き方も、ユリ咲き、パーロット咲き、フリンジ咲き、八重咲きなどいろいろな咲き方があります。チューリップの開花時期は、大きく分けると、早咲き、普通咲き、遅咲きの3時期があります。同じチューリップでも開花の時期がかなり違うので、違う開花時期のものを一緒に寄せ植えすると、開花時期がずれてしまい見栄えが悪いので、鉢植えに植える場合は単一種を植え付ける方が一般的です。 チューリップの育て方で大切なことは 1.よい球根を選ぶこと 2.適切な場所に植えて、適量の水やりをすること 3.寒さに当てること です。
ムスカリ
- 開花期:3月~5月
- 植え付け時期:10月~12月
ムスカリは小さな紫色の花がかわいらしいキジカクシ科の球根植物。植えっぱなしでも分球して増えるので、数年で群生します。他の球根より遅めに植え付けると、葉が伸びて長くなるのを防げます。
ヒヤシンス
- 開花期:3月~4月
- 植え付け時期:10月~11月
ヒヤシンスは甘い香りが魅力のキジカクシ科の球根植物。水耕栽培でも花を咲かせるので、室内で楽しめる球根の一つです。
ヒヤシンス
- ヒヤシンスは秋植え春咲きの球根植物で、小さな花を花茎に連なるように咲かせます。ヒヤシンスにはダッチ系とローマン系があり、ダッチ系は花数も多く豪華です。私たちが日頃見ているヒヤシンスの多くはダッチ系ヒヤシンスです。 ヒヤシンスの一番の魅力は、花色のバリエーションの豊富さと甘い香りです。庭植えや鉢植えなど土壌で育てることも、土を使わずに水耕栽培(水栽培)でも育てることも出来るため、部屋の中でインテリア感覚で栽培する方も多い植物です。 通常、球根は一球から一本の花茎が出ますが、品種改良が進み数本の花芽を出す品種もあります。球根の表皮は花色によって違い、表皮の色でおおよその花の色がわかります。
クロッカス
- 開花期:2月~4月
- 植え付け時期:10月~11月
クロッカスは草丈低く、草花のような趣の花を咲かせるアヤメ科の球根植物。花色は白や黄色、紫などがあります。
クロッカス
- クロッカスの見た目の特徴は、葉が細長く縦に伸び、その葉に白い溝があり、その細長い葉の間から蕾が出てきて花を咲かせることです。また、小さな球根ですが6枚の花びらを持った大きな花を咲かせます。クロッカスを注意深く観察するとわかりますが、春の暖かな晴天の日は、綺麗な花を咲かせますが、気温が下がると花は閉じてしまいます。クロッカスの花は種類も豊富で約80種類以上あると言われています。花の色も黄色、紫、白、赤紫、薄紫や縦の筋や網目状の模様が入っているものもあります。 クロッカスの大きな特徴は、一見茎が無いように思われますが、球根の部分が茎である球茎であり、春咲きと秋咲きの2種類あることです。
スイセン(水仙)
- 開花期:11月~4月
- 植え付け時期:9月~11月
スイセン(水仙)は「自己愛」という花言葉を持つヒガンバナ科の球根植物。うつむくように咲く姿が美しい花です。香りが良いのも魅力。分球して群生します。
水仙(スイセン)
- 水仙(スイセン)は、早春に花を咲かせる春を告げる球根植物のひとつです。白と黄色以外にピンクや緑、オレンジなど、色とりどりの花が咲きます。水仙(スイセン)の園芸品種の数は数万品種もあり、とても種類が豊富です。品種によって一本の茎から一本の花が咲く種もあれば、日本水仙のような房咲き種もあります。最近では八重咲種など、新品種の水仙(スイセン)が毎年のように登場します。水仙(スイセン)は、主に冬咲きと春咲きの品種が多いですが、中には秋に咲く品種もあります。 水仙(スイセン)は、数年間は植えっぱなしで管理でき、環境が合えば球根が年々増えていくのでガーデニング初心者にはおすすめの球根の花です。球根をまとめて植え付けておくと、年々分球し、とても見事な空間となります。日本全国には、たくさんの水仙(スイセン)の群生スポットが存在します。
秋に植える花|種(たね)6種
秋に種をまいて、春に開花する植物を紹介します。
ヘアリーベッチ
- 開花期:4月~7月
- 種まき時期:9月~10月
ヘアリーベッチはナヨクサフジやビロードクサフジの総称。緑肥にもなるマメ科の越年草です。秋に種をまくと秋から冬はグリーンの芽を出して越冬し、春に紫色の美しい花を咲かせます。
▼ナヨクサフジについて詳しくはこちら
クラウンベッチ
- 開花期:5月~9月
- 種まき時期:9月~10月
クラウンベッチは秋に種をまいて、翌春から初秋まで花を楽しめるマメ科の多年草。淡いピンク色の花が魅力です。
ニゲラ
- 開花期:4月~7月
- 種まき時期:9月~10月
ニゲラはキンポウゲ科の一年草。空や海を思わせるようなブルーの花が魅力です。
ニゲラ
- ニゲラは原産国は地中海沿岸と西アジアの、秋蒔き一年草の草花です。春から初夏にかけて花が咲き、花も葉も独特なフォルムで小さめの花ながら、その雰囲気はとても存在感がある草花です。繊細そうな姿をしていますが、性質は強く、環境が合えば、こぼれ種でも増えます。花びらに見える部分はガク片で、本来の花びらは退化して目立たない形状です。 ニゲラという名はラテン語の「Niger ・黒い」からきています。 和名はクロタネソウと言います、花後にバルーン状の果実が膨らみ、中に黒い種が出来る事からこの名前がつきました。 ニゲラの品種はたくさんあり、年々新品種が作り出されています。園芸店では苗ものとして、生花店では切り花としても流通が増え花以外にも種が入った実の状態でも出回っています。
スミレ
- 開花期:3月~5月
- 種まき時期:3月~4月、9月~10月
スミレは日本の春を代表するようなスミレ科の多年草。紫色の小さな花を咲かせます。こぼれ種でもよく増えます。
スミレ(すみれ・菫)
- スミレという名前は、スミレ科スミレ属の総称のように使われていますが、本来は「スミレ」と名付けられたViola mandshuricaのことを指します。mandshuricaとは中国を意味する言葉ですが、スミレは日本原産の植物です。日本の風土に馴染みやすく、非常に育てやすい植物です。 スミレの花は形が特徴的で、花の後部が突き出して細長い袋状となっており、ここが蜜を分泌する蜜房となっています。スミレという名前の語源は、その花の横から見た姿が大工が使う墨入れ(墨壺)に形が似ていることから付いたと言われていますが、諸説ありますので定かではありません。 スミレは日本に自生する多年草で、野山や森以外に街中でも見かけられます。典型的な虫媒花で、その花の蜜を求めてやってきた昆虫の体に付着した花粉が、次の花に移動して授粉するという仕組みです。けれど、実際にはこの方法で結実することは少ないと言えます。春の開花期を過ぎた夏から秋、環境がよければ冬でも、閉鎖花と言って蕾の段階で自家受精して結実します。スミレが花を咲かせていないのに、種を作っているのを見かけるのはこのためです。
ネモフィラ
- 開花期:3月~5月
- 種まき時期:9月~10月
ネモフィラは明るい水色の花がかわいらしいムラサキ科の一年草。草丈低く、こんもりと茂る姿が印象的です。
ワスレナグサ(勿忘草)
- 開花期:4月~6月
- 種まき時期:9月~10月
ワスレナグサ(勿忘草)は春に花を咲かせるムラサキ科の一年草。「私を忘れないで」の花言葉が有名です。小さな水色の花がかわいらしい草花です。
秋に植える花|ハーブ2種
秋はハーブの植え付けにも適期。秋に植えたハーブは冬を越してしっかりと根付き、翌年にはこんもりと大きな株に生長します。花と香りを楽しみながら、秋にハーブを植えてみませんか。
ローズマリー
- 開花期:四季咲き
- 植え付け時期:3月~5月、9月~10月
ローズマリーは香りの良い常緑のハーブ。環境が合えば四季咲きです。特に冬から春によく花を咲かせます。秋はローズマリーの植え付け適期です。
ローズマリー
- ローズマリーは、地中海沿岸地方原産の常緑性低木のハーブです。全草に爽やかな芳香があり、料理やお茶、薬用、化粧品、香料として幅広く利用されています。 ローズマリーには肌のターンオーバーを促す効果や疲労回復、血行促進などに効果があると言われています。体調を崩した中世ハンガリーのエリザベート王妃がローズマリーのハーブチンキを使用したところ元気と若さを取り戻し、ポーランド王に求婚されたことから「若返りの妙薬」「若返りのハーブ」などの別名があります。 近年は、ローズマリーの香りが脳を活性化し認知症予防に効果的であることがメディアで紹介され、介護の現場などでも使われています。 性質は非常に強健で、乾燥した痩せ地でも育ちます。刈り込みにも耐えるため、生垣などにも利用されます。ハーブの花の中では比較的開花期間が長い部類で、品種によって多少違いがありますが、晩秋から初夏に枝の先に小さなかわいらしい花を咲かせます。花の色は青紫のほか、ピンクや白があり、そのほか葉を楽しむ品種として斑入り種も流通しています。 木立性ローズマリー ローズマリーは非常にたくさんの品種があり、生長の仕方は上に枝を伸ばしていく木立性、地面を這うように枝を伸ばすほふく性、両者の中間的な半ほふく性に分類されます。植え付ける場所や用途に合わせて選ぶとよいでしょう。
フェンネル
- 開花期:5月~7月、9月~10月
- 植え付け時期:3月~5月、9月~10月
フェンネルは甘い香りのするセリ科のハーブ。和名をウイキョウと言います。春と秋に黄色い小さな花を咲かせます。フェンネルは多年草ですが、近縁種のディルは一年草です。
秋に植える花にはたくさんの種類があります。秋は春に次ぐガーデニングシーズン。冬に向かう前の涼しいこの季節に、思いっきり花のある暮らしを楽しみましょう。
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