ハイビスカスの育て方|植物図鑑

植物名
ハイビスカス
学名

Hibiscus

英名
Hibiscus
科名
アオイ科
属名
フヨウ属
原産地
熱帯地方~亜熱帯地方

ハイビスカスの特徴

「ハイビスカス」は、世界の熱帯~亜熱帯地方で栽培されています。南国のイメージ感がたっぷりの花は、各地でアクセサリーなど様々なモチーフに使用されてます。暖かい地域では、庭木としても利用されてます。花の開花期間も長く、赤・ピンク・黄色・白などカラーバリエーションも豊富で、花の大きさも小さいものから大きいものまであり、その品種数は数えきれないほどです。

ハイビスカスは、在来系、大輪系、コーラル系の3つの系統に分けることができます。

・在来系の花は、中大輪で花付きがとてもよいです。葉は大輪系より小さく、縁にギザギザしています。耐暑性は比較的強く挿し木で増やすことが可能です。

・大輪系は、花は大輪ですが、花数は少なめ、葉は大きくて丸いものが多いです。耐暑性は弱く、挿し木で増やすことは難しいです。

・コーラル系は、小輪が垂れ下がって咲き、花付きがとてもよいです。葉は小さくて縁にギザギザがあります。耐暑性は強く挿し木で増やすことが可能です。

ハイビスカスの詳細情報

園芸分類 草花
花色 赤や黄色、白、ピンク、オレンジ色

ハイビスカスの育て方カレンダー

時期 1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月
植え付け
植え替え
増やし方
剪定
肥料
開花

ハイビスカスの栽培環境

日当たり・置き場所

ハイビスカスは日光を好む植物なので、できるだけ日あたりの良い場所に置きます。

しかし、ハイビスカスは実は大輪系の品種を中心に猛暑には弱いものが多くあります。気温35℃以上が続くような暑さは苦手で、真夏には花数が少なくなったり、花の大きさが小さくなったりします。
真夏に株の調子が良くない場合は、午前中だけ日があたる場所や、明るい半日陰などに置いてみましょう。鉢をコンクリートの床の上に直接置くと、照り返しによる高温で株が弱ります。棚の上に置くなど、できるだけ風通しを良くしてあげましょう。

用土

水はけのよい用土を使用します。水はけが悪いと立ち枯れの原因になります。そのため、粒の荒いものなどの排水性のよい土を選んだほうが良いでしょう。

ハイビスカスの育て方のポイント

水やり

春~秋はたっぷり、冬は控えめに。5~11月半ばまでが成長期。たっぷりお水をあげます。成長期は日当たりのよい場所に、土の表面が乾燥したら水をたっぷりあげましょう。春~秋の成長期は土の表面が乾いたら鉢底からお水が流れ出るくらいたっぷりと与えましょう。水切れは蕾が落ちる原因にもなります。

肥料

十分な肥料が開花のポイント。新芽の成長のために肥料は多めに施します。開花させるために三要素(チッ素・リン酸・カリ)を同量の緩効性肥料、固形肥料など規定量を月1回程度施しましょう。たくさん開花しているとときは液肥を併用してもよいです。冬場は施さないようにしましょう。

病害虫

冬場の暖かい室内で株間が狭かったりで風通しが悪かったりするとでコナジラミやカイガラムシが付きやすいです。換気して風通しをよくしてあげることも害虫の発生を防ぐために大事です。株全体も害虫がついていないか、鉢底などもチェックして防除、駆除に努めましょう。

ハイビスカスの詳しい育て方

選び方

葉数も多く、イキイキとした株を選びましょう。葉の色が濃い緑で、葉の数が多いしっかりとした元気な株を選びましょう。葉の色が黄色っぽかったり、虫がついているものは避けたほうがよいです。

植え付け

4月~5月に植え替えをおこないます。1年に1回はひとまわり大きな鉢に植え替えましょう。

剪定・切り戻し

姿を整えるくらいの剪定に留めましょう。強剪定をするとそのシーズンの花が咲かないことがあるので注意しましょう。

夏の間引き剪定
夏に枝が混みあってきたら、伸びすぎた枝や調子の悪い枝だけ、つけ根から切って間引きます。調子が悪い株も枝をカットした方が調子が良くなる場合が多いです。すべての枝を均一に短くすると、長期間花が咲かなくなるので注意します。

冬越し前の強剪定

冬を迎える前に、全体の丈の2分の1から3分の1程度を残してばっさりとカットします。

ただし、取り込む室内が、最低温度12℃以上を保つことができ、日光も十分に当てられるのであれば、冬の間も花を咲かせることができます。その場合は特に剪定の必要はありません。

植え替え・鉢替え

植え替えは、5月中が理想。特生育旺盛なので根が詰まりやすいため、1~2年に1回は植え替えをしましょう。怠ると生育と花付きが悪くなり株が衰えてしまうこともあるので気をつけましょう。また、根詰まりしないようにやや大きめの鉢を選ぶとよいでしょう。

花色は赤や黄色、白、ピンク、オレンジ色などがあり、5~10月という長い期間花をつけます。落ちた花がらからカビが発生することもありますので、花がらは摘むことをおすすめします。

夏越し

夏場に暑さなどで弱った株への肥料は控えたほうが良いでしょう。肥料を施すことによって害を受けることもあります。夏場など暑い時期は土の様子をみて乾燥していたら夕方にもお水をあげましょう。

冬越し

ハイビスカスは寒さに弱いので、10月末頃までには室内の日あたりの良い窓辺に取り込みましょう。室内に取り込む前に、冬越し前の強剪定をします。真冬、窓辺の寒さが厳しい時は、夜間には窓辺に厚手のカーテンを引くか、ハイビスカスを室内の中央部に移動させてください。暖房が直接あたる場所は避けましょう。

庭植えしていた株の鉢上げ適期も10月です。地上部を2分の1~4分の1残して切り、株を掘りあげて鉢の大きさに合わせて根を切って鉢に植えつけます。鉢上げしたものを、室内に取り込んで管理します。

関東以西の霜の降りない地域では、ハイビスカスが屋外で冬越しできる場合があります。なるべく耐寒性が強い品種を選び、風があまりあたらない日だまりでの冬越しが望ましいです。支柱を立てて株を囲み、寒冷紗や不織布で全体を包みます。株元はバークチップなどでマルチングしましょう。

増やし方(株分け、挿し木、葉挿しなど)

挿し木で増やすことができます。時期は4月中旬~6月が理想。在来系とコーラル系は挿し木ができます。
1 枝木を切る。挿し木用の土に木質化した枝を10cmほど切り取る。
2 切り口を洗う。下葉を取ってから切り口を洗います。
3 土に挿す。数時間、水上げしてから土に挿したら、たっぷり水をあげましょう。

  • 監修者:LOVEGREEN編集部
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