セダムの育て方|植物図鑑
- 植物名
- セダム
- 学名
sedum
- 科名
- ベンケイソウ
- 属名
- マンネングサ
- 原産地
- 世界各地(北半球)
セダムの特徴
セダムは北半球に広く分布し、500種類以上もの品種が確認されています。中には日本原産の品種も存在しており、一番身近な多肉植物です。グランドカバーとして使える品種や「虹の玉」のようにぷっくりとしたもの、枝垂れるものなどタイプも色々あり、葉の形や大きさ花の色もそれぞれ異なります。また、葉っぱの形だけでなく紅葉も楽しめます。
セダムの詳細情報
園芸分類 | 多肉植物、セダム |
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草丈・樹高 | 3cm~50cm(品種による) |
耐寒性 | 強い品種と弱い品種があります。 |
耐暑性 | 強い品種と弱い品種があります。 |
花色 | 白,黄色,オレンジ,赤,ピンク,青 |
開花時期 | 2月~10月(品種による) |
セダムの育て方カレンダー
時期 | 1月 | 2月 | 3月 | 4月 | 5月 | 6月 | 7月 | 8月 | 9月 | 10月 | 11月 | 12月 |
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植え付け・植替え | ||||||||||||
開花期 | ||||||||||||
肥料 |
セダムの栽培環境
日当たり・置き場所
基本的には日当たりと風通しの良いところを好みます。高温多湿を苦手とするため、梅雨~夏は風通しのよい半日陰で管理をし、雨が当たらないようにしましょう。9月頃から日当たりのよい場所に移動させます。
室内であれば窓際、真夏はレースカーテン越しの光に当てます。
温度
0度~25度
用土
多肉植物の土、観葉植物の土、さらさらとしていて排水性の良い土をおススメします。
水やりの頻度を変えれば培養土でも構いません。
セダムの育て方のポイント
水やり
土が乾いたらたっぷりと与えるようにし、常に湿った状態にしないようにします。地植えにされる場合は特に気にしなくても大丈夫です。
梅雨~夏は水やりの回数を減らしましょう。
肥料
春と秋に緩効性の置くタイプの肥料または薄めた液体肥料を与えます。
病害虫
ワタ虫、カイガラムシがつくことがあります。すぐに広がってしまい葉の形が悪くなったりしますので、見つけ次第駆除します。
セダムの詳しい育て方
選び方
株がしっかりしたもの、ヒョロヒョロと伸びておらず葉と葉の間が詰まっているもの、葉の細かいこんもりとした品種は蒸れて腐っていないかチェックして購入しましょう。
植え付け
春か秋が良いでしょう。梅雨~真夏はできるだけ避けます。
剪定・切り戻し
上に伸びるタイプは、長すぎると思ったら好きな位置で切りましょう。枝垂れるタイプも同様にします。カットしたところから分枝するのでバランスのいい形になります。
グランドカバーに使うようなこんもりと広がるタイプのセダムは、蒸れやすいので枝が込み合っている場合はすいたり、半分くらいの高さでカットします。
植え替え・鉢替え
2年に1度、根が回って鉢がパンパンになったら植え替えを行います。時期は春か秋が良いでしょう。梅雨~真夏はできるだけ避けます。
花
品種によりますが冬ごろから翌秋頃まで随時咲き始めます。
夏越し
高温多湿が苦手なので、夏はとにかく風通しを良くしましょう。そして水を与えすぎないようにします。
真夏は半日陰で管理をしましょう。
冬越し
0度以下になるようであれば室内に取り込みます。霜に当たると株が腐る可能性がありますので、当たらないようご注意を。
増やし方(株分け、挿し木、葉挿しなど)
株分け、挿し芽、葉挿しができます。春か秋が良いですが特におすすめな時期は秋がいいです。