多肉植物の植え替えをしよう。土や水やり、向いている季節とは?

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多肉植物の植え替えの方法と植え替えに必要なものから、水やりなどの管理まで知っておきたいことをまとめてご紹介します。多肉植物の植え替えは、根詰まり予防や古くなった土を新しくするためにも大事なこと。基本の植え替え方法を覚えて多肉植物を健康的に育てよう。

目次

多肉植物の植え替えに必要なもの

多肉植物の土

室内向け観葉植物・多肉の土 0.6L~8.4L(プロトリーフ)

多肉植物に使う土は水はけの良いものを使います。

手軽に使えるものは、市販の多肉植物用の土」がよいでしょう。園芸店、サボテン・多肉植物専門店、ホームセンターなどで取り扱いがあります。水はけの良い土は、水やりの時にさーっと流れ出ます。鉢の上のほうに水が溜まり、時間をかけてじわじわと染み込んでいく土は、多肉植物にはおすすめできません。

スコップ

スコップ  普通のスコップでも問題ありませんが、「筒型スコップ」は作業しやすくオススメです。

普通のスコップでも問題ありませんが、「筒型スコップ」は作業しやすくオススメです。

鉢底ネット

鉢底ネット  土が流れ出ないうように、鉢底の穴にセットします。

土が流れ出ないうように、鉢底の穴の上に置いて使います。

鉢底石

鉢底石  水はけをよくするために使います。石以外にも炭・粒の荒い赤玉土(中粒など)を代わりに使用してもよいでしょう。

鉢底に石を敷くことで、排水性と通気性を高め、多肉植物の根腐れ予防につながります。さらにナメクジを鉢底穴から侵入しにくくする効果もあります。石以外にも炭・粒の荒い赤玉土(中粒など)を代わりに使用してもよいでしょう。

ピンセット・割りばし

ピンセット・割りばし  細かい作業や、土を中まで入れるのにあると便利です。ピンセットは葉と葉の間に土が入ってしまった時にも使えます。

細かい作業や、土を中まで入れるのにあると便利です。ピンセットは葉と葉の間に土が入ってしまった時にも使えます。

多肉植物の植え替え前にチェックしよう

土の状態はどんな感じ?

土は乾いてる状態がベスト

土が濡れている場合の植え替えはできるだけ避けましょう。植え替えたい日の数日前から水やりは控えておくと◎ 土が乾くまで数日間置いてから植え替えをしましょう。

乾燥度をチェックしてみよう

【左:乾燥時の土】

表面が乾いていて白っぽい。持った時に軽い。

【右:湿っている時の土】

表面が色が濃い。持った時に重みがある。

写真左が乾燥している状態。右が濡れている状態です。

なぜ土が濡れているとよくない?

土が濡れている状態での植え替えは、古い土が崩れにくく、強引に崩すことで根を傷める原因にもなります。土が乾いているとパラパラと解れやすくスムーズに古い土と根が離れます。

多肉植物の鉢を準備しよう

Q.鉢は大きくてもよい?  鉢のサイズは「大き過ぎず、小さすぎず」。多肉植物のサイズに合ったものがよいでしょう。大きすぎると、土の量が多くなり土の乾きも遅く、根腐れの原因にもなりかねないです。小さすぎる鉢は根詰まりの原因になります。  Q.多肉植物の植え替えが必要な時って?  同じ土で何年も育っている時  目安1年から2年に1度は植え替えをしましょう。土も古くなります。固くなると水はけもよくなく、根腐れの原因にもなります。また、根詰まりを起こす場合もあります。根の状態を確認するためにも植え替えは大事です。

Q.鉢は大きくてもよい?

A. 鉢のサイズは「大き過ぎず、小さすぎず」

多肉植物のサイズに合ったものがよいでしょう。大きすぎると、土の量が多くなり土の乾きも遅く、根腐れの原因にもなりかねないです。小さすぎる鉢は根詰まりの原因になります。

Q.多肉植物の植え替えが必要な時って?

A. 何年も植え替えていない時と根が鉢底から出ている時

目安は1年から2年に1度は植え替えをしましょう。土も古くなります。固くなると水はけも悪くなり、根腐れの原因にもなります。また、根詰まりを起こす場合もあります。根の状態を確認するためにも植え替えは大事です。

早速、多肉植物を植え替えよう

多肉植物の土が乾いているのを確認できたら、植え替えをしましょう。

1.鉢底に鉢底ネットを敷いて軽石を入れる

ネット、軽石の次に土を鉢の4/1くらい入れます。軽石(または赤玉土など)が隠れるくらいが目安です。

2.苗を抜いて、鉢に入れる

多肉植物の苗を抜く

ポットから抜く時は多肉植物を優しく支えるように持ち、傾けて抜きます。無理やり引っ張ったりはしないようにしましょう。土が固く、抜けにくい場合はポットをトントンと軽く叩くなどして隙間を作ると抜けやすくなります。抜いたときに茶色く乾燥し干からびている古い根はカットして整理してあげましょう。

使う土に肥料が入っていない場合は。この時点で効果がじっくりと長く効く緩効性肥料を入れておくと◎ 

3.多肉植物を鉢に入れて、土を流し入れます

やさしく持って、鉢に入れ位置を決めます。

 

多肉植物を鉢に入れて、土を流し入れます

鉢に入れたら、隙間に土を流し混んでいきます。割りばしや指を使って、さくさくっとなじませるとよいでしょう。

片手に多肉植物を持ち、根の丈を見ながら適量の土を入れると仕上がりがよくなります。

 

多肉植物の植え替え完了

整えて、植え替え完了です。

鉢いっぱいに土を入れると水やりをした時に土が溢れてしまいます。鉢の上部に1〜2cmくらいのスペースを残しましょう

多肉植物の植え替え後の水やりは?

多肉植物の植え替え後はすぐには水やりはしないようにしましょう。1週間から10日後に水やりをします。多肉植物は元々乾燥地帯が自生地であり、葉や茎に水分を貯えていて乾燥には強い植物です。すぐに水やりをしなくても大丈夫です。

多肉植物の植え替えに向いている季節は?

多肉植物の植え替えに向いている季節は、春:3-5月/秋9月-11月。

多湿の梅雨時期、高温が続く真夏、寒い冬はなるべく避けたほうがよいでしょう。多肉植物の生長期によって多少異なりますが、生長期の少し前に植え替えをするとよいでしょう。

多肉植物の植え替えまとめ

  • 土は乾いている状態で植え替えをしよう
  • 土は水はけの良いものを使おう
  • 鉢のサイズは大きすぎず、小さすぎず
  • 植え替え後の水やりは1週間から10日後に

 

多肉植物が健やかに育てるように、こまめにチェックしてあげましょう。

お気に入りの多肉植物を元気に育ててあげたいもの。毎日、こまめにチェックしてあげましょう。

 

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