サボテンの育て方|水やりや置き場所・手入れの仕方

LOVEGREEN編集部

LOVEGREEN編集部

49295views
公開日 :
このエントリーをはてなブックマークに追加

 

目次

・サボテンの基本情報

・サボテンの水やりなどの育て方

・サボテンの植え替え

・サボテンの育て方|まとめ

・サボテンの種類

 

サボテンの基本情報

サボテンは多肉植物の中のサボテン科の植物。アメリカ、メキシコ、中米が原産。乾燥した砂漠や、雨の少ない土地、高山などの他の植物が育ちにくい過酷な環境でも生育できるよう、葉、茎、根に水と栄養分を蓄えています。サボテンの種類は交配種などをいれても非常に数が多いです。サボテンの特徴はトゲの部分に綿毛のような「刺座(しざ)」があることです。

科・属 サボテン科
英名 cactus
学名 Cactaceae
原産地 南米・メキシコ・アメリカなど
育てやすさ ★★★★

 

サボテンの選び方

カイガラムシやハダニなどの害虫がついていないか確認しましょう。形に歪みや変色がなく、鉢と株のバランスが取れているものが良いです。グラグラとしたものよりしっかりと根がはり、ずっしりとしていて、色艶が良いものがよいでしょう。ただし、好みで選ぶ方も多い品種ですので、ご自身で良いと思った個体を選ぶと良いでしょう。

 

サボテンの水やりなどの育て方

日当たり・置き場所

日当たりの良いところが良いです。

サボテンの原産地は様々ではありますが、日の当たる乾燥した土地で生育しているものが多いです。たくさん日光に当ててあげましょう。ただし、直射日光は「葉焼け」という、植物の日焼け状態になりよくありませんので注意しましょう。

葉焼けについてはこちら

 

風通しのよい場所で管理しましょう

風通しが悪いと、病害虫の原因になります。できるだけ風通しのよい場所で管理しましょう。

関連リンク

 

温度

5度以下なら室内にて管理

0度くらいまでは耐えれますが、ずっと寒い場所で管理するよりは5度以下になる場合は室内に取りこんでの管理がよいでしょう。昼間はできるだけ日の当たる場所で管理して日光を当ててあげましょう。夜の窓辺は外気と同じ気温で気温も低くなりますので移動させましょう。0度を切る場合は水やりを控え完全に断水します。

品種によっては寒さに弱い種類もあります。寒さに弱い品種は5℃以上を保っていれば冬越しは可能です。

【寒さに弱い種類】
メロカクタス・ディスコカクタス・ユーべルマニア

メロカクタス

花座が特徴的。

マタンザヌスなど
melo

 

ディスコカクタス

ホルステイ・ギガンティア・エステベシーなど
IMG_0695

 

ユーべルマニア

ペクチニフェラ・プセウドペクチニフェラ・グミフェラなど
IMG_0855

 

暖房にも気をつけよう

サボテンの多くが冬場に花芽を分化(花になる芽をつくること)させます。暖房の効いた部屋での管理によってうまく分化せず花つきが悪くなることがありますので気を付けましょう。

 

 

水やり

季節ごとに時間を変えましょう

土が乾いたら鉢底穴から流れるくらいジョウロでたっぷりと与えましょう。

春・秋・・・午前中

夏・・・夕方~夜
夏の午前中や昼間の水やりについては、昼間は気温が上がることにより、高温で株が蒸れる原因になります。

冬・・・昼間 気温が高いうちに
冬はほぼ断水しますが、小さい苗は乾燥で枯れてしまう場合もあります。気温が5度以上あり、乾燥している場合は月に1回様子をみてお水を与えてもよいでしょう。その場合は気温が上がっている昼間に与えるほうが良いです。暖かい日が理想です。低温時にあげることで根が傷んだり、根腐れの原因になります。冷たい水を使わずに15℃くらいのぬるめの水を与えるほうが水の冷たさで根が傷つくことを防げます。

 

肥料

植え替え時に緩効性化成肥料を少量与えてもよいでしょう。休眠期は施しません。

 

害虫

カイガラムシ・ハダニ・コナカイガラムシ・ナメクジ・ネジラミ

花芽や、新芽など柔らかいところは害を受けやすいので気をつけましょう。 

カイガラムシ

多肉植物、サボテンにとって厄介な害虫。動く様子もなさそうな姿ですが、ちゃんとした昆虫です。分類学上はカメムシの親戚でこれまでに国内で約400種が発見されており、大きさや形なども様々。カイガラがあるのと、ないのもいます。様々な植物に発生し、吸汁(きゅうじゅう)します。植物によって、種類は異なりますが、どれも吸汁加害です。カイガラムシはすす病菌が付着したり、様々な病気の原因にもなります。

ハダニ

気温が高いところや乾燥している場所に発生します。暖かい時期に発生しやすく植物の葉から栄養を吸収して弱らせます。また、弱った植物はハダニの被害に遭いやすく、被害も大きくなりやすいです。数が増えて被害が大きくなってくると、葉緑素の不足によって光合成ができなくなり、生長不良になったり、植物自体が枯れていきます。

コナカイガラムシ

体長は2mm~3mmくらいのサイズ。綿に包まれたようなフワフワとした見た目をしています。葉と葉の隙間や葉の裏に発生。乾燥した条件を好みます。柔らかい新芽や成長点も要注意です。

ナメクジ

主に夜間に出てきます。上を這われると跡になり株の美観が損なわれる原因に。這った跡があったら、ナメクジがどこかに潜んでいます。ナメクジがいると食害も。見つけ次第捕殺しましょう。

ネジラミ

乾燥している土の根につきやすいです。白い粒状のもので根が覆われています。吸汁性の害虫で生育を阻害します。

関連記事

 

用土

水はけのよいものがよいです

土は水はけのよいものを使います。サボテン専門店での取り扱いの専用土や市販のサボテンの土でも可能です。自分で配合する場合は、赤玉土(小粒か細粒):5:軽石:3、くん炭:1、鹿沼土:1など水はけの良い配合が良いです。肥料を入れる場合は緩効性肥料を少し混ぜても良いでしょう。

 

サボテンの植え替え

適期は春と秋

トゲのあるサボテンは、レザーやラバーのついたグローブを着用して植え替えたほうがやりやすいです。

植え替え前にチェック!

土の状態はどんな感じ?

土は乾いてる状態がベスト

土が濡れている場合の植え替えはできるだけ避けましょう。その場合は土が乾くまで数日間置いてから植え替えをしましょう。土が濡れている状態での植え替えは、前の土が崩れにくく、強引に崩すことで根を傷める原因にもなります。

乾燥度のチェック!

【乾燥時の土】
表面が乾いていて白っぽい。持った時に軽い。

【湿っている時の土】
表面が色が濃い。持った時に重みがある。

 

【根詰まりしている場合】
古い根はカットして整理してから植え付けた方がよいです。その際、太い根はカットしないように気をつけましょう。万が一、切ってしまった場合はしっかりと乾かしてから植え付けます。カットする時、ハサミは消毒してから使用し、使用後も消毒をしてから片づけましょう。梅雨時期、真夏、冬場の植え替えは根が傷む原因になりますので、できるだけ避けたほうがよいでしょう。水やりは1週間から10日後にします。

 

増やし方/繁殖の仕方

株分けと種まきで増やすことができます

【株分け】

子株がついたら、外して増やすことができます。ピンセットなどで外します。外した部分から雑菌が入らないように、すぐに植えず1、2週間は切り口を乾燥させます。その後、新しい清潔な土に植えつけます。水やりは10日後くらいに与えましょう。

【種まき】

新しい清潔な土を用意します。土は粒子が細かいものがよいです。均一に種をまきます。発芽するまでラップを掛けたりして乾燥を防ぎます。発芽をしたら隙間を作り風通しをよくします。ある程度育って来たら定植しましょう。

 

 

サボテンの育て方|まとめ

・水やりは土が乾いてからたっぷりと

・日当りよく、風通しのよいところで管理しましょう

・休眠期の冬は水はほぼ断水し乾燥気味に

 

サボテンの種類

アズテキウム属

ヒントニー・花籠・紅籠 成長が非常に遅い種類です。

ヒントニー

ヒントニー

アストロフィツム

ランポー玉、兜

属名のAstrophytum(アストロフィツム)とはアストロは「星」、フィツムは「植物」の意を持ち、日本語でも「有星類(ゆうせいるい)」と言われてます。

兜(兜)

兜の植え替えの適期は春と秋。根が弱いので梅雨時期、真夏、冬場の植え替えは根が傷む原因になりますので、できるだけ避けたほうがよいでしょう。
サボテン 兜(かぶと)

ランポー玉

サボテン ランポー玉

アリオカルプス属

ゴジラ・玉牡丹・黒牡丹・花牡丹など

ゴジラ

gozi

エキノカクタス属

マットな質感とトゲが特徴的なエキノカクタス。

太平丸・翠平丸・花王丸・尖紅丸・ニコリー・金鯱など

太平丸

taihei

雷帝

raitei

エキノケレウス属

太陽・紫太陽・大仏殿など

紫太陽

murasaki

エスポストア属

白楽翁・幻楽など

白い毛に覆われているため暑さに弱いです。夏場の管理に気をつけましょう。
hakuraku

エピテランサ属

小人の帽子・月世界など

エピテランサ属のサボテンはメキシコが原産地。高温多湿に弱い種類。直射日光も避けて管理しましょう。風通しのよく乾燥した環境を好みます。春に花を咲かせます。

月世界

月世界

エリオカクタス属

南米・ブラジル原産。金晃丸・英冠玉など

金晃丸

金色の細いトゲが特徴。
kinkou

オブレゴニア属

一属一種です。

帝冠

k07

オプンチア属

大丸盆・白桃扇・ガラパゴス団扇・バシラリスなど

バシラリス

01

ガラパゴス団扇はどちらもゆっくり成長します。強くて鋭い棘ですが、それはイグアナやカメに食べられないためとの説があります。
05

オレオケレウス属

ライオン錦・白雲錦など縦に成長します。多湿が苦手。

白雲錦

oreo

ギムノカリキウム属

海王丸・バッテリー・ニグラム・フェロシオール・緋牡丹・天平丸・牡丹玉・翠晃冠など

バッテリー
gym

ゲオヒントニア属

アズテキウム・ヒントニーと同じ原産地で発見されたメキシカーナ。一属一種です。アズキテウムに近しく、成長が非常に遅いです。

メキシカーナ

meki

コピアポア属

南米の標高が高い場所で自生しているコピアポア属。高温多湿が苦手です。カラッとした場所での管理が向いています。

ヒポガエア・黒王丸など

ヒポガエア

copi

コリファンタ属

ボコボコとした形にふわふわの毛が特徴的。象牙丸・玉獅子・獅子奮迅・グリーンウッディなど南米。ブラジルが原産地。

象牙丸

cori

ストロンボカクタス属

自生地はメキシコ。粘土質の土に埋もれているように生えています。自生地は乾燥した土地のため、高温多湿は苦手。成長が非常に遅い種類です。

菊水

kikusui

ツルビニカルプス属

アロンソイ・長城丸など

グラキリ蕪城丸(ぶじょうまる)

tsuru

 

 

テロカクタス属

緋冠竜・眠獅子・紅鷹・天晃など

緋冠竜

hikanryu

テフロカクタス属

アルゼンチン・ボリビア・チリが自生地。ウチワサボテン亜科の連(亜科と属の間のこと)のひとつ、テフロカクツス連の植物。松笠団扇・鵞鳥和尚・習志野(ゲオメトリクス)など。子株が上に積み上がっていくように成長します。

長刺武蔵野

01

ヒロケレウス属

接ぎ木の台木として使われることが多いです。

三角柱(下の台木)

sankaku

マミラリア属

マミラリア属はか春に咲かせます。白トゲや白い毛におおわれた種類など様々。高温多湿が苦手なので、夏は涼しい風通しのよい環境で水を控えめに育てるとよいでしょう。

ピコ・希望丸・玉翁・カルメナエ・月影丸・満月など

マミラリア・玉翁

tamaokina

ロホホラ属

頭から水やりは避けて、株にかからないように土に与えましょう。土が乾いてから鉢底穴から水が出るくらいたっぷりと与えます。

鳥羽玉・銀冠玉・翠冠玉など

鳥羽玉

IMG_0620

 

サボテンの関連記事

 

ぜひ素敵なサボテンを育ててみて下さいね。
※情報は随時アップデートする可能性があります。

 

 

花・植物を、もっと楽しみたい!!

室内で楽しもう!

屋外で楽しもう!

花・植物を楽しむアウトドア編では、庭やガーデニング、玄関・ポーチのアレンジやベランダなど主に屋外で楽しめる情報をまとめました。

こんな素敵なガーデンにしたい!といったアイデア、アレンジから害虫が出てて困っている、庭木の剪定はどうしたらいいの?といった悩みなど盛りだくさん。

コチラから
ボタン

 

 

「サボテンの育て方|水やりや置き場所・手入れの仕方」の記事をみんなにも教えてあげよう♪

LOVEGREEN編集部
LOVEGREEN編集部

LOVEGREEN(ラブグリーン)の編集部アカウントです。育て方の記事や、編集部としての取材記事やオフィシャル情報などを配信。

 

オススメ特集