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「LOVEGREEN編集部」が監修している植物|植物図鑑61-70件 / 全1370件

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マツバボタン(松葉牡丹)

  • マツバボタン(松葉牡丹)は、ブラジルやアルゼンチン原産の草花。露地で冬越しすることが難しいため一年草として扱われています。葉が松、花が牡丹に似ていることが名前の由来です。別名の爪切り草(ツメキリソウ)は、爪で茎を切って挿しておくと簡単に増やせることにちなみます。 分枝性が強く、匍匐しながら広がります。茎先に咲く花は、赤、ピンク、黄色、オレンジ、白、複色など、発色の良い色を中心に豊富な色幅があります。花形も一重、八重咲き、万重咲きまであり、コンパクトな品種もあります。 晴れた日に開花する一日花で朝に開いた花は昼前にしぼむことから、Eleven o’clockの名があります。品種改良によって曇天時にも開花し、夕方まで咲く品種が育成され、園芸店で流通しているものはほとんどが夕方まで開花します。多肉質で暑さと乾燥に非常に強く、夏の花壇や屋上などの日差しの強い場所への植栽に適した草花です。カラフルな花は、強い日差しにも負けることなく咲き誇ります。

ファセリア(カリフォルニアブルーベル)

  • ファセリアは、カリフォルニア南部の砂漠地帯に自生するムラサキ科ハゼリソウ属の半耐寒性一年草。春から初夏にかけて、深みのある青い花が開花します。花の形がベル形なので、英名ではカリフォルニアブルーベルと呼ばれています。 花期は短いですが、深い青、ベル形の花は、春から初夏の庭で美しく引き立ちます。同じ季節に咲くワスレナグサやシノグロッサム、ラークスパーなどのブルー系の花と組み合わせると素敵なブルーのグラデーションが演出できます。

シレネ・ブルガリス(シラタマソウ)

  • シレネ・ブルガリスは、ヨーロッパに自生するナデシコ科の耐寒性多年草。学名のvulgarisは、「普通に」や「広く分布する」を意味します。こぼれ種で増えるほど性質は丈夫で、日本をはじめ世界の温帯地域に帰化し、和名では白玉草(シラタマソウ)と呼ばれています。 ハーブ名ではブラダーキャンピオンと呼ばれ、ヨーロッパでは若葉が食用として利用されていますが、日本では主に鑑賞用として扱われています。春から初夏の花期になると、株元から長い茎が伸び、茎先に白い花が開花します。ぷっくりと膨らんだがく片の形がユーモラスで、小花ながら目を引きます。株元から四方八方に伸びる長い花茎とベルのような形の花は野草のような雰囲気で、ナチュラルガーデンの植栽に使われています。 切り花としてもグリーンベルという名で、春から初夏にかけて流通しています。

ホワイトキャンピオン(シレネ ラティフォリア)

  • ホワイトキャンピオン(シレネ ラティフォリア)は、春から初夏に白の小花を咲かせるナデシコ科の多年草。ピンクの花は、レッドキャンピオンSilene dioicaと呼ばれています。花には雌雄異株で、雌株のがく筒はぷっくりと膨らみ、雄株はほっそりとした姿をしています。ヨーロッパでは野草やハーブとして扱われ、葉や花が食用や料理の彩りに利用されています。日本では、ハーブとしてより鑑賞用の花苗として扱われることが多いようです。 暑さ寒さに強く、丈夫な性質で放任で育ち、環境に合うとこぼれ種でも増えて群生します。茎がしっかりとした花ではないので、支柱などを添えるか自然にするかで草丈には差が出ます。開花時期がバラと同じ時期なので、バラの下草としても利用できる素材です。楚々とした白い花は、ナチュラルガーデン、ハーブガーデン、ポタジェなどの植栽にも向いています。

ウマノアシガタ

  • ウマノアシガタは、キンポウゲ科の多年草。日当たりが良く少し湿り気のある、山野の草地、あぜ道、平地など日本各地のいたるところに自生しています。 冬のウマノアシガタ 通年常緑を保ちますが、冬の間の葉は地を這うような見た目です。ウマノアシガタの名前の由来は、株元から出る根生葉が馬のひづめに似ていることからとされていますが、実際はあまり似ていないため、名づけられた当初の意図は不明です。学名のRanunculus japonicus「日本のキンポウゲ」から、「キンポウゲ」と呼ばれることも多いようです。   春になると株元から花茎が伸び、枝分かれしたそれぞれの茎先に1~2cm程度の黄色い花を咲かせます。光沢のある花びらは、晴れた日は特に光り輝き、足元がキラキラと輝くような美しい光景になります。 とても可愛らしい草花ですが、ウマノアシガタは有毒植物です。口に入れたりすることのないよう注意が必要です。

イベリス・センペルヴィレンス

ユウゲショウ

  • ユウゲショウは、アカバナ科の多年草の帰化植物。日本には観賞用植物として入ってきたものが野生化し、関東以西に広く分布しています。夕方に咲くことが名前の由来とされていますが、実際には昼間から咲く一日花です。夏から秋にかけて、明るいピンク色の花が次々と開花し、めしべの先が十字状になる特徴があり、白花もあります。多年草ですが種でも繁殖し、日当たりの良い道端、河原、野原、空き地などいたるところで見かけます。

バージニアストック

  • バージニアストックは、地中海沿岸が原産の草花です。一重のストックに似た花の形が名前の由来ですが、属性が違うため別の植物です。温暖地では秋に種をまくと春に開花、寒冷地では初夏に種をまくと秋に開花します。 ストックのように穂状にはならず、茎の頂点にほんのりと香りのある小花が開花します。よく枝分かれして咲き進むにしたがって花色が変わるため、一株で紫~ピンク~白の複数の花色が楽しめ、花壇や寄せ植えのカラーハーモニーを豊かにしてくれます。

フロックス・クリームブリュレ

オンファロデス

  • オンファロデスは、日本に自生する瑠璃草や山瑠璃草をはじめ、30種近くがヨーロッパやアジアに分布するムラサキ科の草花で、種類によって多年草と一年草があります。春から初夏にワスレナグサに似た、青や白の花が開花します。 オンファロデス・リニフォリアの種 種の形がとてもユニークで、中央がくぼんだ形をしています。学名のOmphalodesは、古代ギリシア語のomphalos(へそ)、eidos(形や外観)にちなみ、へそのような種の形に由来します。

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