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「LOVEGREEN編集部」が監修している植物|植物図鑑71-80件 / 全1368件

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宿根フロックス

  • 宿根フロックスPhlox paniculataは、小さな花が集まって花房となり、初夏から秋の長期間、咲き続ける宿根草です。品種によって草丈に違いがあり、高性種は1mを超すものもあり、群生させると見事です。 暑さ、寒さに強く、性質も丈夫。真夏でも休みなく咲き続けます。カラーバリエーションが豊富で、白、ピンク、紫、赤などの単色のほか、複色カラーも多数あります。近年、ガク咲きや花房にボリュームのあるものなど咲き方にこだわったもの、鉢植えに向く矮性品種、うどん粉病などの耐病性にこだわったものなど、育種がとても盛んで新品種が続々登場しています。 分枝に優れ、株は年々大株になり、ワンシーズンでたくさんの花が開花します。年々気温が上昇する夏にも負けることなく長期間開花し続ける花は、夏の庭や花壇で貴重な存在です。

レモンタイム(シトラスタイム)

  • レモンタイムは、春~初夏に小さな花を咲かせるシソ科の耐寒性常緑低木(ハーブ)です。タイムは種類が多く、大きく分けると立ち上がり上に伸びる立性のもの(コモンタイム)と這うように生育する匍匐性のもの(クリーピングタイム)に分かれます。 レモンタイムはレモンに似た香りがするタイムで、料理やハーブティー、ハーバルバスなどの香りづけに使われます。 レモンタイムは立性と匍匐性の両方のタイプがあります。斑入り葉や黄金色の葉など、カラーリーフとしても楽しめる品種もあります。植える環境や用途に合わせて選びましょう。 立性・・・立ち上がるように生長します。地植えにすると30cm以上の高さになります。 匍匐性・・・這うように生長するので、草丈は10cmくらいにしかなりません。花壇の縁取りやグランドカバーにもなります。地面を這うように育ち、草丈も低いためあまり食用には向いていません。 料理やハーブティーなどの食材として利用する場合は、品種名と利用用途(食用か観賞用か)がきちんと書かれている苗を選ぶと安心です。

イチリンソウ

  • イチリンソウは、4月~5月に山野や林縁で白い可憐な花を咲かせるキンポウゲ科の多年草。花弁に見えるのは萼片で、葉と葉の間から1輪の花を咲かせることが名前の由来です。花の開花後は地上部からは姿を消し、地上部で存在を確認できるのは一年のうち、わずかな期間であることから、スプリングエフェメラルや春植物とも呼ばれます。 イチリンソウの仲間で、一つの花茎に2つの花を咲かせるニリンソウ、3つの花を咲かせるサンリンソウという植物があります。ニリンソウは葉柄を持ちませんが、イチリンソウ、サンリンソウは葉柄があるので見分けることができます。 ニリンソウの若芽は山菜として利用されますが、イチリンソウは全草に有毒成分が含まれているため、食用には利用できません。

タイム

  • タイムは、春~初夏に小さな花を咲かせるシソ科の耐寒性常緑低木(ハーブ)です。種類が多く、大きく分けると、立ち上がり上に伸びる立性のもの(コモンタイム)と這うように生育する匍匐性のもの(クリーピングタイム)に分かれます。 一般的にタイムといわれているのはコモンタイムのこと。肉などの臭み消し、「ブーケガルニ」としてシチューやポトフなどの煮込み料理の風味付け、ハーブティー、防虫対策、サシェなどに使われている最も一般的なタイムです。野菜売り場のハーブのコーナーで売られているタイムもコモンタイムです。最近はコモンタイムから選抜されてできた品種がたくさんあります。 クリーピングタイムは、食用より観賞用に使われます。這うように生長する匍匐性のタイムで、草丈は5~10cmくらい。小さな花が集まって1つの丸い花になっていて、その花がカーペットのように咲き広がる姿は圧巻です。地面を覆うように横にどんどん広がって育つので、グランドカバーとして使うと雑草対策にも役立ちます。花壇の縁取りに植えると土の流出を防ぐことができます。寄せ植えやハンギングバスケットにもよく使われます。蒸れに少し弱い点がありますが、痩せた土地やロックガーデンでもよく育つ丈夫なタイムです。しっかり根付いていれば多少踏んでしまっても問題なく、草丈を低く抑えたい時は、時々かるく踏んであげると上にあまり伸びません。踏むと良い香りが漂います。 レイタータイムという、グランドカバー用に改良された匍匐性のタイムもあります。生長が速く、雑草対策におすすめです。他にも、葉の縁に美しいシルバーの斑が入るシルバータイム、レモンの香りがするレモンタイム、縁に黄金色の斑が入るゴールデンタイム、白の斑入りで気温が低くなるとピンクがかった葉色になるフォックスリータイムなど種類が豊富です。 料理やお茶など、食材として利用するためにタイムが必要な場合は、品種名と利用用途(食用か観賞用か)がきちんと書かれている苗を選ぶと安心です。 タイムは品種によって生長の仕方が違います。植える環境に合わせて品種を選びましょう。 立性・・・立ち上がるように生長します。地植えにすると30cm以上の高さになります。コモンタイムは立性です。 匍匐性・・・這うようにして生長します。代表的な品種はクリーピングタイムです。這うように生長するので、丈は10cmくらいにしかなりません。匍匐性のタイムは、花壇の縁取りやグランドカバーにもなります。

フロックス・ディバリカタ

  • フロックス・ディバリカタは這性フロックスの一種で、春から初夏に白や薄紫の花が開花する宿根草です。開花時になると株元から花茎を伸ばし、茎先に複数の花が開花します。花は石鹸に似たほのかな香りがあります。横に広がるように生長しますが、這性フロックスのストロニフェラ種のようには広がらず、生長は比較的穏やかです。 透明感のある白や薄紫色の楚々とした花は、さまざまな色の花となじみやすく、野草的な雰囲気もあります。花期はさほど長くはありませんが、花付きが良く、春から初夏の庭を素敵に演出してくれます。

クリーピングタイム

  • タイムは、春~初夏に小さな花を咲かせるシソ科の耐寒性常緑低木(ハーブ)です。種類が多く、立ち上がり上に伸びる立性のもの(コモンタイム)と這うように生育する匍匐性のもの(クリーピングタイム)に分かれます。 一般的にタイムといわれているのはコモンタイムのこと。品種によって異なりますが、料理の他にも、花はサシェにも使うことができます。 一方、クリーピングタイムは、食用より観賞用に使われます。這うように生長する匍匐性のタイムで、草丈は5~10cmくらい。小さな花が集まって1つの丸い花になっていて、その花がカーペットのように咲き広がる姿は圧巻です。地面を覆うように横にどんどん広がって育つので、グランドカバーとして使うと雑草対策にも役立ちます。花壇の縁取りに植えると土の流出を防ぐことができます。寄せ植えやハンギングバスケットにもよく使われます。蒸れに少し弱い点がありますが、痩せた土地やロックガーデンでもよく育つ丈夫なタイムです。しっかり根付いていれば多少踏んでしまっても問題なく、草丈を低く抑えたい時は、時々かるく踏んであげると上にあまり伸びません。踏むと良い香りが漂います。

フロックス

  • フロックスはハナシノブ科の園芸品種がとても多い草花です。フロックス属は種類が豊富な植物ですが、園芸店で「フロックス」の名で販売されているのは、大きく分けると「一年草」と「宿根草」があり、それぞれ開花時期や草丈などが違います。 一年草のフロックスPhlox drummondiiの開花時期は、春から初夏です。花色がとても豊富で、最近はベージュなどのシックな色や、スターフロックスと呼ばれる星形の咲き方がユニークな品種もあります。上にも伸びますが、横に広がるように分枝しながら生長し、適切な手入れをすると一株でもたくさんの花が次々と開花します。 「宿根フロックス」の名で流通しているフロックスPhlox paniculataの開花時期は、初夏から秋です。株元からたくさんの茎を出し、まっすぐ茎を伸ばし、頂点に花をつけます。暑さに強く、植えっぱなしで毎年開花し、長期間開花し続けるため、初夏から秋の庭や花壇を華やかにしてくれます。以前は草丈が高いものが主でしたが、近年は矮性種も登場しています。 宿根系のフロックスは春に咲く種類もありますが、こちらの図鑑ではPhlox paniculataをご紹介しています。

マツバウンラン

  • マツバウンランは、春から初夏にかけて淡い紫色の花が開花する北米原産の帰化植物。日本では1941年に京都ではじめて確認され、現在は関東以西のいたるところで見かける一年草または二年草です。松葉海蘭という名は、葉が松葉のように細く、花がウンラン(Linaria japonica)に似ていることにちなみます。名前に蘭とありますが、蘭の仲間ではありません。 春のマツバウンラン 株元にはロゼット状に広がる多肉質の葉が密集し、冬の間は地面に張り付くような姿をしています。春が近づくと、株元から花茎を伸ばし、茎先に複数の小さな花が下から上に向かって咲き進みます。 こぼれ種で増えるほか、株元から走出枝を出して広がっていきます。繁殖力が旺盛で、雑草として駆除されてしまうことも多いようです。河川敷や線路沿いのような荒れ地でも、日当たりさえ良ければ繁殖し、群生します。すっと直立して伸びた茎先に咲く、淡い紫色の花が群生する姿は、美しく見ごたえがあります。 園芸用として市販されている植物ではありませんが、ある日突然、庭で開花することがあります。かわいい花ですが、広がってほしくない場合は、種をつける前に摘み取るか、発芽したものを整理するとよいでしょう。  

アッツザクラ(アッツ桜)

  • アッツザクラは、南アフリカ原産の半耐寒性球根植物。北太平洋のアッツ島原産と誤解されがちですが、アッツ島の原産ではありません。 アッツザクラの花は、春から梅雨前ごろまで開花します。花色は白、ピンク、濃いピンクがあります。草丈は5~15cm程度と低く、花も2~3cm程度と小ぶりなので、寄せ植えや花壇の縁取りなどに使いやすい花材です。 アッツザクラの球根は直径1cm程度と小さめです。球根の状態よりも、主にポット苗や鉢で開花した状態のものが流通しています。自然開花ではなく、特別な栽培方法で早く咲かせたポット苗が11月~4月頃に出回ります。花の咲いたポット苗は、寒い時期に屋外で管理すると傷むことがありますが、半耐寒性の性質のため、東京以西で強い霜に当たらなければ屋外で育てることができます。 和名はアッツ桜ですが、桜の花びらが5枚なのに対し、アッツザクラの花びらは6枚です。アッツザクラの花の特徴は、花の中心部に雄しべと雌しべが見えないというところです。これは花びらが曲がっていて、中心部が奥まっているので、中が見えない構造になっているからです。雄しべと雌しべは、花の中心部の奥に隠れるように存在しています。  

プリムラ・マラコイデス

  • プリムラ・マラコイデスは、中国原産の一年草のプリムラです。花粉が多く、株全体に粉がつくことから化粧桜(けしょうざくら)の和名があります。多花性で、株元から多数の花茎を伸ばし、小さな花が開花します。園芸品種も多く、花色や咲き方のバリエーションが年々増え、耐寒性を強めた品種も登場しています。花色が豊富でたくさんの花が咲くことから、春の花壇や寄せ植えに人気のある草花です。

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