アリウム・トリケトラム(ミツカドネギ)
- アリウム・トリケトラムは、ヒガンバナ科アリウム属の多年草(球根植物)で、葉や茎はニラの香りがします。アリウム類の中では開花時期が早く、春から初夏にかけて、釣鐘状の白地に緑の筋が入った美しい花が無数に開花します。和名の三角葱(ミツカドネギ)は、花茎の断面が三角形であることにちなみます。 繁殖力が高く、分球のほか種でも増えて次第に群生し、時には舗装した道路の割れ目などでも開花している姿を見かけます。 アリウム・トリケトラムの花、葉、球根は食用にでき、ヨーロッパではハーブとして利用されています。食用として使用する場合は、スイセンやハナニラなどの葉が似た有毒植物の近くに植え付けるのは避けましょう。