植えてよかった!おすすめのグランドカバー28選
戸松敦子
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丈夫で育てやすく、実際に植えてよかったおすすめのグランドカバー28種類(うち常緑26種)をご紹介!また、植えて困ったグランドカバー4種類についてもお話しします。
庭や玄関まわりに空いたスペースがあると、雑草が生えてこないようにコンクリートで固めたり、防草シートをはって砂利を敷くことがあります。でも、植物が全く無いと真夏はコンクリートから熱の跳ね返りが暑くて息苦しかったり、殺風景だったりしますよね。空いたスペースにあまり手がかからないグランドカバーを植えておくと、人が過ごしやすい環境になって心が癒されたり、四季を感じることもできるのでおすすめです。
目次
- グランドカバーとは
- 植えてよかった!花が咲くグランドカバー5選
- 植えてよかった!葉が大きいグランドカバー3選
- 植えてよかった!とにかく強健で丈夫なグランドカバー12選
- 植えてよかった!おしゃれなグランドカバー8選
- 植えて困った!生育旺盛すぎるグランドカバー4選
- グランドカバーを植えよう♪
グランドカバーとは
グランドカバーとは、文字通り、地面をカバーする植物のことを言います。植えっぱなしであまり手がかからない植物が多いことが特徴です。
グランドカバーに向いている植物の中には、這うように育つものや少し高さがあるもの、葉が大きかったり小さかったり斑が入っていたり、花が咲くものや実ができるものまで様々な種類があります。
耐寒性に関しても、耐寒性があり冬も常緑なもの、耐寒性はあっても冬は地上部が枯れるもの、東京以西であれば冬に少し元気がなくなっても春になると再び勢い良く芽吹く半耐寒性のものなど、それぞれタイプが異なります。
空いているスペースにグランドカバーを植えておくと、雑草が生えにくくなり庭を美しい状態で保つことができます。
植えてよかった!花が咲くグランドカバー5選
美しい花が咲くグランドカバーを紹介します。
イベリス
アブラナ科 耐寒性多年草
観賞期:周年
開花期:4月~6月
花色:白など
草丈:20~60cm
イベリスは、砂糖菓子のような上品で可愛い花を咲かせます。種類によって一年草と多年草があるため、イベリス・センペルヴィレンスなどの多年草のイベリスを選ぶとグランドカバーとして使えます。
花後と株が乱れた時や冬前などにバッサリと刈り込んでおくと、常にきれいな株を維持できます。日当たりと風通しの良い場所を好み、植えっぱなしで毎年花が咲きます。
シバザクラ
ハナシノブ科 耐寒性多年草 這性
観賞期:周年
開花期:3月~4月
花色:白、ピンク、赤、青紫など
草丈:5~10cmほど
シバザクラは、春に桜に似た可愛い花を咲かせます。
日なたと水はけの良い用土を好みます。多湿を嫌うので斜面や石組みの間などに植えるとよく育ちます。花後、常緑の葉が芝生のように広がります。乾燥に強く梅雨が苦手です。花が終わったら梅雨前に刈り込んでおくと再び新芽が芽吹き、美しい株姿を保つことができます。
ローマンカモミール
キク科 耐寒性多年草
観賞期:周年
開花期:3月~5月
花色:白
樹高:10~20cm
ローマンカモミールは、白くて可愛い花を咲かせ、葉はリンゴに似た甘く優しい香りがあります。
こぼれ種で増えるほど生育が旺盛で、踏まれても育つとして古くから芝生がわりに利用されていたほどです。日なたと水はけの良い用土を好み、横に広がって育ちます。夏の暑さで枯れ込むことがあるので、花後は収穫をかねて短く刈り揃えます。その後再び緑の新芽が伸びて美しく整います。
エリゲロン
キク科 耐寒性多年草 這性
観賞期:周年
開花期:5月~11月
花色:白、ピンク
草丈:20~30cm
エリゲロンは、白やピンクの小花をたくさん咲かせます。
日なたと水はけの良い乾燥気味の用土を好みます。強健で、夏に切り戻すと秋に再び満開になります。横に伸びるように生長し、花壇やロックガーデンなどに植えると見栄えがします。寒くなると地上部に勢いがなくなるため、冬前に刈り込んでおくと春に芽吹きます。
クリーピングタイム
シソ科 耐寒性常緑低木 這い性
観賞期:周年
開花期:4月~6月
花色:ピンク、白、うす紫など
樹高:15~20cm
クリーピングタイムは、地面を這うように生長して、茎の先端に花径5mm程度の小さな手毬状の花をまとまって咲かせます。葉には爽やかな芳香があり、触れると香ります。
日なたから半日陰、水はけの良い用土を好みます。夏の暑さと湿気を嫌うので、花が終わったら梅雨に入る前に切り戻しましょう。冬には地上部に勢いがなくなりますが、根はマイナス10℃まで耐えるので刈り込んでおくと春に新芽が出ます。
葉が大きいグランドカバー3選
葉が大きくてフォルムが美しいグランドカバーを紹介します。
ギボウシ
ユリ科 耐寒性多年草
観賞期:春から秋
開花期:6月~7月
花色:白、うす紫など
草丈:20~100cm
ギボウシの葉は大きくて存在感たっぷりで、葉色も様々あります。
明るい半日陰で少し湿り気がある場所を好みます。強い直射日光に当たりすぎたり、乾きすぎると葉が傷みます。ギボウシはシェードガーデンのグランドカバーにぴったりです。冬は地上部が枯れてなくなり、春に再び芽吹きます。
ギボウシの花は、長く真直ぐに伸びた花茎に縦に連なるように咲きます。
ヒューケラ
ユキノシタ科 耐寒性多年草
観賞期:周年
開花期:5月~6月
花色:赤、白、ピンクなど
草丈:30~80cm
ヒューケラの葉の形は、アイビーやカエデの葉に似ていますが、とんがりがなく、丸みを帯びた形をしています。
暑さ寒さに強く常緑で、葉を横に広げてこんもりと茂ります。葉色は赤、シルバー、オレンジ、緑、黄緑、黄、紫、黒や斑入りのものなど変化に富みます。
株元からすっと花茎が立ち上がり小さな花を咲かせます。花色は品種によって違い、白、ピンク、赤などがあります。
ワイルドストロベリー
バラ科 耐寒性多年草
観賞期:周年
開花期:条件があえば周年
花色:白
草丈:10~30cm
ワイルドストロベリーは、小指の先ほどの小さなかわいい実がなる野イチゴです。
日なたと水はけの良い用土を好みます。高温多湿にやや弱く、猛暑時は実付きが悪くなったり葉が落ちたりします。風通しの良い場所を選んで育てましょう。株元から横に伸びるランナーで増やすことができます。増やす目的がない時は、株の勢いが分散してしまわないようにランナーは切り取ります。
植えてよかった!とにかく強健で丈夫なグランドカバー
ツルニチニチソウ
キョウチクトウ科 耐寒性多年草 這性
観賞期:周年
開花期:4月
花色:紫、白など
草丈:5~10cm
ツルニチニチソウは、緑の葉に白や黄色の斑が入った品種が人気です。
日なたから半日陰を好みます。乾燥に強く生育旺盛で、茎長200cmにもなります。つるが混み合ったら間引き、風通しを良くします。
春に咲く青紫色の花も美しく、とても爽やかなイメージです。
アジュガ
シソ科 耐寒性多年草 這性
観賞期:周年
開花期:4月~5月
花色:紫、ピンクなど
草丈:10~30cm
アジュガは地面を這うように生長する匍匐性植物。寒さに強く、耐陰性もあり、あまり日が当たらない場所でもよく育ちます。子株がついたランナーを切り取ると簡単に株分けできます。
アジュガの葉色は黒っぽいチョコレート色、紫がかった銅葉色、明るいグリーン、白やピンクの斑入り、複色など様々あります。
アジュガは、半日陰と水はけの良い用土を好みます。過密になると蒸れるので間引きましょう。
グレコマ・バリエガータ
シソ科 耐寒性多年草 這性
観賞期:周年
開花期:5月
花色:紫
草丈:10cmほど
グレコマ・バリエガータは、白い斑が入ったもこもことした丸い形の葉が魅力です。
日なたから半日陰で、水はけの良い用土を好みます。耐暑性、耐寒性に強い優れものです。各節から根が出て、わき芽も伸びて旺盛に生育します。
薄紫色の小さな花が咲きます。
コクリュウ
ユリ科 耐寒性多年草
観賞期:周年
開花期:7月~8月頃
花色:白、うす紫
草丈:20cmほど
コクリュウは、紫がかった黒葉が美しく、和でも洋にも似合うので日本庭園はもちろん、洋風なシェードガーデンにも向いています。花が咲いた後に艶がある黒い実ができます。
丈夫で手がかからず日陰でも耐えますが、本来は半日陰と水はけの良い用土を好みます。
セダム
ベンケイソウ科 耐寒性(半耐寒性)多年草 這性
観賞期:周年
開花期:春~秋(種類によります)
花色:白、ピンク、黄など
草丈:10~20cm
セダムは、マンネングサやベンケイソウとも呼ばれる乾燥に強い野草。山地や海岸地の岩上などのわずかな土に根を張り生育しています。乾燥に強く、切った茎を土にまいておけば根付くほど強健です。グランドカバーには、寒さに強い品種を用います。
セダムは日なたから半日陰と乾燥気味の用土を好みます。夏に蒸れやすいので混み合っている場合はすいたり、半分くらいの高さでカットします。
テイカカズラ(黄金斑入り)
キョウチクトウ科 耐寒性常緑木本 つる性
観賞期:周年
樹高:25cm~
テイカカズラの黄金斑入り品種は、黄色やオレンジ色の斑が美しく、秋から冬に紅葉する葉色も楽しめます。
日なたから半日陰を好みますが、日陰にも強く強健でつるをどんどん伸ばします。
ディコンドラ・ミクランサ
ヒルガオ科 耐寒性多年草
観賞期:周年
草丈:10cmほど
ディコンドラは、ハートの形をした小さな葉が可愛いらしい、横に広がって這うように伸びる多年草。春から初夏に3mm程度の小さな花が咲きます。
耐寒性はそれほど高くないので、関東以南の地域であれば冬にいったん生長の勢いがなくなり葉が枯れたりします。根は生きているので春に再び芽吹きます。湿り気のある、日なた~半日陰くらいの場所が適しています。
ハツユキカズラ
キョウチクトウ科 耐寒性木本 つる性
観賞期:周年
樹高:25cm~
ハツユキカズラの斑入りの葉は、ピンク~白~グリーンと色が変化します。秋に紅葉した葉も美しいです。耐陰性がありますが、新芽の頃のピンク色を楽しむためには日光が必要です。 真夏の直射日光に当たると葉焼けをおこすことがあります。
半日陰と水はけの良い用土を好みます。伸びすぎたつるは適宜切り戻しましょう。
ヒメイワダレソウ
クマツヅラ科 半耐寒性多年草
観賞期:周年
花期:6月~9月
花色:白、ピンクなど
草丈:10cmほど
ヒメイワダレソウは、とても小さな花が集まって丸みを帯びた花となって咲きます。
日なたを好み、日陰や湿地は苦手です。繁殖力旺盛で、ある程度の踏圧にも耐える強さがあります。他の花の生育を妨げることもあるくらい繁殖力が強いため、花が咲いても種ができないように品種改良された品種も出てきています。冬は、地上部に勢いがなくなりますが、根は生きているので春になると再び芽吹きます。適度に剪定を行いましょう。
ヒメツルソバ
タデ科 耐寒性多年草 這性
観賞期:周年
開花期:4月~11月
花色:ピンク
草丈:5cmほど
ヒメツルソバは、丸いポンポンの形をした花が咲くところが魅力です。
日なたと水はけの良い用土を好みます。とても丈夫でカーペット状に広がります。高温期の蒸れは刈り込んで防ぎましょう。冬は地上部に勢いがなくなりますが、春にまた芽吹いてきます。
ヤブラン
ユリ科 耐寒性多年草
観賞期:周年
開花期:8月~10月
花色:青紫、白など
草丈:30cmほど
ヤブランは細長い葉を持ち、長い穂を伸ばして青紫や白色の花を咲かせ、花後には黒い実がなります。
日なたから半日陰、水はけの良い用土を好みます。耐陰性があり、耐寒性が強くとても丈夫です。春に古葉を取る程度で、管理がとても簡単です。
ローズマリー(這い性、ほふく性)
シソ科 耐寒性常緑低木
観賞期:周年
開花期:8月~4月
花色:青紫、白、ピンク
樹高:20~40cm
ローズマリーは茎がほぼ垂直に伸びるタイプ(立ち性・樹高50~150cmほど)と、横に広がって這うように伸びるタイプ(這い性、ほふく性)など姿が異なります。背が低めのグランドカバーに使いたい時は、横に広がって育つタイプがおすすめです。ローズマリーの香りは、ふさいだ気分を明るくし、集中力を高めるとされています。
日当たりと風通し、水はけの良い用土を好みます。水のあげすぎや茂りすぎて風通しが悪いと下葉が落ちることがあります。梅雨時期に収穫をかねて切り戻しましょう。挿し木、株分けでふやせます。
植えてよかった!おしゃれなグランドカバー
少しデリケートな一面があり強健とまでは言えませんが、基本的に丈夫でコツを覚えたら育てやすい、おしゃれなグランドカバーを紹介します。
アサギリソウ
キク科 耐寒性多年草
観賞期:3月~10月
開花期:8月~9月
花色:黄
草丈:10~20cm
アサギリソウは、銀緑色の柔らかい葉が美しい植物。茎頂から花茎を伸ばして淡黄色の花を咲かせます。
日なたから半日陰、水はけの良い用土を好みます。暑さと蒸れに弱いので刈り込んで風通しを良くしましょう。冬は地上部が枯れますが春に再び芽吹きます。
リシマキア・オーレア
サクラソウ科 耐寒性多年草
観賞期:周年
開花期:4月~6月
花色:黄ほか
草丈:5cmほど
リシマキア・オーレアは、爽やかなライムゴールドの葉が地面を覆うように茂ります。
日なた~半日陰、水はけの良い用土を好みます。真夏には直射日光で葉焼けを起こしたり、水切れしやすく、高温多湿の蒸れにも弱いです。真夏は半日陰くらいでやや湿った状態にあるような場所で管理すると葉が美しく育ちます。冬の寒さで一時的に葉に勢いがなくなることがありますが、春になるとまた美しいグリーンの葉が広がります。
リシマキア・ミッドナイトサン
シソ科 耐寒性多年草 這性
観賞期:周年
開花期:5月~6月
花色:黄
草丈:10cmほど
リシマキア・ミッドナイトサンは、小さいブロンズ色の葉が地面を這うように広がります。星型の黄色い花と葉色のコントラストがとても美しく、シックな雰囲気をつくることができます。
日なた~半日陰、水はけの良い用土を好みます。真夏には水切れしやすく、高温多湿の蒸れにも弱いです。真夏は半日陰くらいでやや湿った状態にあるような場所で管理すると葉が美しく育ちます。寒さで一時的に葉に元気がなくなることがありますが、春になるとまた美しい葉が広がります。
ラミウム
シソ科 耐寒性多年草
観賞期:周年
開花期:5月~6月
花色:紫、ピンク、黄など
草丈:15cmほど
ラミウムは、丸みのある三角形のシルバー色の葉が美しいカラーリーフ。ふんわりと横に広がって茎が蔓状に伸びて生長します。葉色は何色かあります。
半日陰で風通しが良く、水はけの良い場所を好みます。真夏の強い日差しで葉焼けをおこしたり、高温多湿で弱るので、夏は半日陰になる場所に植えると葉色が美しく育ちます。
クローバー
マメ科 耐寒性多年草 這性
観賞期:周年
開花期:5月~7月
花色:白、ピンク、黄色など
草丈:10~20cmほど
クローバーは、マメ科トリフォリウム(シャジクソウ)属の総称です。近年は、園芸品種の様々な色や形のクローバーも出回っています。
基本的にとても丈夫ですが、真夏の高温多湿に弱いので、夏は半日陰で風通しが良い場所で育てると上手に夏越しできます。
ワイヤープランツ
タデ科 半耐寒性常緑低木 ほふく性
観賞期:周年
樹高:5月~20cm
ワイヤープランツは、小さな丸い葉がワイヤーのような茎からふんわり茂ります。最近は丸葉だけでなくハートの形やスペード、斑入りのものなど種類も豊富です。
日なたから半日陰を好みます。乾燥に弱い性質があるため、水切れに注意が必要です。冬に寒さで葉が落ちることがありますが、刈り込めば春にまた芽吹きます。
ラムズイヤー
シソ科 耐寒性多年草
観賞期:周年
開花期:5月~6月
花色:ピンク
草丈:20cmほど
ラムズイヤーは、ふわふわしたひつじの耳を思わせるような葉の形と質感が人気です。
ラムズイヤーは、日なたと水はけの良い用土を好みます。高温多湿や長雨に弱いので、花後は花茎を元から摘み取り、枯れた葉をまめに取り除きましょう。混み入った部分の葉をすいて風通しを良くすることが大切です。挿し木、株分けで増やせます。
ディコンドラ・アルゲンテア
ヒルガオ科 耐寒性多年草
観賞期:周年
草丈:10cmほど
ディコンドラ・アルゲンテアの葉は、ハートの形で表面が細かい毛に覆われていてキラキラと輝きます。横に這うように広がって生長します。
ディコンドラ・アルゲンテアは、若干蒸れに弱く葉が傷みやすい性質がありますが、乾かし気味に管理するとよく育ちます。寄せ植えやハンギングバスケット、花壇のアクセントによく使われます。
植えて困った!生育旺盛すぎるグランドカバー4選
安易に庭に植えてしまい、後にとても困った経験があるグランドカバーや、生育旺盛すぎるので鉢植えの方がおすすめと言われている植物を紹介します。
ラズベリー
バラ科 耐寒性落葉低木
観賞期:3月~11月
開花期:5月
花色:白
草丈:30~100cm
ラズベリーは、可愛い白い花を咲かせ、赤い実をつける低木。茎に小さなトゲがあり、素手で触ると刺さります。可愛い花が咲き美味しい実がなるのは嬉しいのですが、生育旺盛すぎて地下茎でどんどん増えるので、他の植物のエリアにまで地下で繋がって芽を出し、すべてラズベリーに占領されそうになったことがあります。引き抜くときもトゲがあり、厚手の手袋をしないと痛いです。抜いても抜いてもまた生えてきます。
フィカス・プミラ
クワ科 半耐寒性木本 つる性
観賞期:周年
樹高:10cm~
フィカス・プミラの斑入りタイプを庭に1ポット植えたところ、数年後には地下茎で広がり、気根を出して壁をよじ登ってフェンスいっぱいになってしまったことがあります。壁をプミラで覆いたい場合は良いですが、大株になると根元が10cmほどの木になり、抜くのも大変です。
アイビー
ウコギ科 耐寒性木本 つる性
観賞期:周年
樹高:200cm~
丈夫で育てやすい植物の代表と言えますが、一方、地植えにしたアイビーは家屋の壁に活着して外壁を覆いつくしてしまうこともあるくらいなので、安易に庭に植えない方がよいでしょう。
ミント
シソ科 耐寒性多年草
観賞期:周年
開花期:7月~9月
花色:白、ピンク
草丈:20~90cm
強健で地下茎を伸ばしてどんどん増えてしまい、他の植物のエリアからも次々と芽を出します。寄せ植えにミントを使うと、地下茎で増えて最後はほぼミントだけの鉢になってしまうこともあります。
グランドカバーを植えよう♪
丈夫で育てやすい28種類のグランドカバーをご紹介しました。育てたいグランドカバーは見つかりましたか?
強健で手がかからないものや、花後や冬前に刈り込んでおくと春に美しく芽吹くもの、花が咲いたり実がつくものもあるので、自分の好みや生活スタイル、庭の日当たり具合や土質に合うグランドカバーを選んで植えてみてくださいね。
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