編集部のこぼれ種#59「雪の中に咲くバイカオウレン|春の訪れを告げる花々に会いに行きました♪」

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戸松敦子

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植物と一緒に暮らしているLOVEGREEN編集部の、何気ない出来事や発見、雑談などなど……日々の一部をふらっとのぞいてみてください。今日は、バイカオウレンをはじめとする春を知らせてくれる花たちに会いに、兵庫県神戸市にある六甲高山植物園を訪れたお話です。

六甲山高山植物園

六甲高山植物園は、海抜865mの六甲山頂付近にあります。私が訪れたのはこんな雪景色のとても寒い日でしたが、春を告げる花たちを見るためにたくさんの方が集まっていました。

本来は冬季休園中なのですが、バイカオウレンやフクジュソウなどの早春の花々を見ることができる冬季特別開園の日程に合わせて行って来ました。でもこんな雪の中、本当に花は咲いているの?って思ってしまいますよね。

▼バイカオウレンについてはこちら

 

六甲高山植物園

バイカオウレンは、この階段脇の斜面に群生しているとのことで早速行ってみました。一見何も咲いていないように見えますが………。


バイカオウレン

目を凝らしてよく見ると、雪をかぶったバイカオウレンの花が一面に広がっているのに気が付きます。

 

バイカオウレン

少し引いてみるとこんな感じです。見たことの無い光景で驚きました。

 

バイカオウレン

雪が少し溶けている場所では、花がしっかり確認できます!

 

バイカオウレン

階段のふちは雪が溶けていて、葉っぱも確認できました。雪の中で咲くバイカオウレンは、透明感が増して氷細工のように美しいですね。

 

凍える寒い雪の中、可憐な花が力強く咲いていました。

「お天気が良ければよかったのにね。」という声や「雪の中に咲いている、これがいいんだよね。」という声が聞こえました。

そうですよね。今回は雪の中で咲く凛とした美しいバイカオウレンを見れたので、次回は群生して満開に咲いている姿を見たいなと次の楽しみが出てきました。

▼前回の編集部のこぼれ種はこちら

 

フクジュソウ

新春を祝う縁起花として古くから親しまれているフクジュソウ。雪から顔を出して咲いている姿を見ることができました。

▼フクジュソウの花言葉はこちら

 

セツブンソウ

これはセツブンソウ。フクジュソウやセツブンソウは、スプリングエフェメラル(spring ephemeral)と呼ばれる植物で、英語で「春の儚いもの」という意味があります。

▼セツブンソウの花言葉はこちら

 

▼スプリングエフェメラルについて詳しくはこちら

 

クリスマスローズ ニゲル

ヘレボルス・ニゲル(クリスマスローズの原種)も咲いていました。もともとうつむきがちに咲くので、雪から顔を出すのが大変そうですね。(^^)

その他にも、ユキワリイチゲ、ヒメカンアオイ、ザゼンソウ、シクラメン・コウム、プリムラ・ブルガリスなど春の到来を知らせてくれる花に会うことができました。ひっそりと雪の中で咲く貴重な姿を見ることができてとても嬉しかったです。また違う季節にも訪れたいと思います。

 

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グリーンアドバイザー、ハンギングバスケットマスター、野菜ソムリエ、家庭菜園検定2級。園芸業界で植物全般を幅広く学び経験してきました。LOVEGREEN編集部では主に寄せ植えやリース作り、ボタニカルピープルなどの取材を担当。人が植物と心地良く暮らし、その幸せの連鎖が世界中に広がっていくことを願います。趣味はママさんサッカー。都大会優勝を目指して日々練習しています。

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