ビカクシダ・スパーバムの育て方 水やり・置き場は?|植物図鑑
浅岡園芸
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ビカクシダ・スパーバムの基本情報
現地では樹木に着生しているシダの仲間で、「ビカクシダ」と言う名前以外にも「コウモリラン」とも呼ばれています。「コウモリラン」と呼ばれる由来は、垂れ下がる葉を「羽ばたくコウモリ」に例えたものだと言われています。独特な容姿が特徴ですが、葉の一つは株元に張りつくように出た「貯水葉(ちょすいよう)」また「外套葉(がいとうよう」、もう一つは、鹿の角のような形をしている「胞子葉(ほうしよう)」になります。スパーバムは特に個性的なルックスをしています。大きく広がり展開している葉は貯水葉で、水ゴケを包み込むように成長していきます。
科・属 | ウラボシ科・ビカクシダ属 |
英名 | Common staghom fern |
学名 | Platycerium superbum |
原産地 | オーストラリア、マレーシアなどの熱帯地域 |
育てやすさ | ★★★ |
ビカクシダ・スパーバムの育て方
室内で管理していたビカクシダをいきなり直射日光に当て続けると葉焼けを起こしてしまいますので、屋外に出すときは外に出す時間を少しずつ伸ばすなどして徐々にならしながら出しましょう。日光に当てたほうが葉がしっかりとし、締まった姿になります。
日あたり |
日光を好みます。 少々日陰でも大丈夫ですが、あまり日光が不足すると葉が黄色く変色してきます。 真夏の高温には弱いので、涼しい場所へ移動させ管理しましょう。 |
水やり |
高温多湿を好みます。 霧吹きで葉と植え込み部分の両方に水をやりましょう。 冬場は乾燥気味に 気温が10度を切ったくらいで水やりの回数を減らします。 |
病害虫 |
カイガラムシが付く事があるので、歯ブラシなどで落としてます。 霧吹きなどで水をかけてからスミチオン乳剤を散布しておきましょう。 |
育てる上でのポイント!
・日当たりと適度な風通しが大切
・高温多湿を好むので、霧吹きで葉水をしましょう
・夏場は直射日光による葉焼けに注意
・冬場は暖かいところで水やりを少なめに管理
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