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野菜|植物図鑑1-10件 / 全115件

野菜の一覧です。畑だけでなく、庭やベランダなど少しのスペースでも育てることができます。家庭で育てることにより、採れたてで新鮮な野菜を楽しむことができます。

野菜の代表植物:ブロッコリー、キャベツ、スイカ、トマト、パプリカなど

スイスチャード

  • スイスチャードの和名である不断草(ふだんそう)という名は、真冬には生育は鈍りますが、ほぼ1年を通して育て収穫できることから名前が付いたといわれています。暑さ寒さに強いスイスチャードは、とても育てやすい野菜です。

    スイスチャードの葉の軸は、赤・白・黄色・紫・オレンジなどカラフルな色合いがあり、サラダなどの彩りにもよく使われます。お洒落な野菜として、家庭菜園でも人気となっています。

    日本では、まだ馴染みが薄い野菜かもしれませんが、最近では野菜として育てる以外にも、葉色の美しさからガーデニングのカラーリーフとしても育てられ、人気が出ています。

    同じアカザ科のほうれん草が少なくなる真夏の時期にも収穫でき、淡白な味わいから、様々な葉物野菜の代用として料理に使われます。また、スイスチャードが小さいうちは、カラフルなベビーリーフとしても重宝します。

ズッキーニ

  • 見た目はきゅうりのようですが、ズッキーニは「ペポかぽちゃ」の変種です。原産地は北アメリカ南部~中南米ではないかと考えられています。16世紀頃にヨーロッパに伝わり、19世紀後半にイタリアで改良されたものの中からズッキーニが誕生したといわれています。

    日本ではまだ歴史が浅く、普及し始めたのは1980年頃からですが、家庭菜園ではお洒落で人気の野菜のひとつです。花がついたままの未熟な果実を食用にするため、エディブルフラワーとしての一面もあります。

    ズッキーニは、別名「つるなしカボチャ」といわれ、分枝が発達することはなく、親づるがどんどん生長します。整枝といって、ズッキーニの実の下の葉を処理したり、支柱などでぐらつく株元を支えながら管理していきます。

モロヘイヤ

  • モロヘイヤは、アジア~アフリカ北部の熱帯で広く栽培されている野菜で、日本には1980年代から栽培されるようになりました。

    高温や乾燥に強い夏野菜で、砂漠地帯でも生育する貴重な野菜です。

    空芯菜(クウシンサイ)とともに葉物野菜の作りづらい夏の時期に栽培できる貴重な野菜です。病害虫にも比較的に強く、自生力の強い丈夫な植物です。

    モロヘイヤという名前の由来には、アラビア語で「王家のもの」という意味があります。それは古代エジプトの王様が病気になった際、モロヘイヤのスープを飲むと回復したことが由来だそうです。エジプトで王家といえばクレオパトラ。彼女もこのモロヘイヤのスープを飲んでいたのかもしれません。

えごま(荏胡麻)

  • えごまは日本ではゴマよりも古くから栽培され、縄文時代の遺跡からも種子が発見されているシソ科の一年草です。

    葉を焼肉と一緒に食べたりキムチ漬けなど韓国料理によく利用されています。

    えごまは別名ジュウネンと呼ばれていますが、えごまを食べると10年長生きできるといわれていることから名づけられるほど、大変栄養価の高い植物です。

    種子はエゴマ油として、近年栄養価が高い健康食品として注目を浴びるほか、塗料にも利用されます。

    全体の姿はシソによく似ており、茎は四角く直立し、高さは1mほどになり、葉に白い毛がはえています。

    葉は長さ7~12cm位で、シソよりもやや厚く、卵円形でさわやかな独特の香りがあります。

    葉は緑色ですがシソと比べると鮮やかではありません。

    花弁が4枚の5ミリほどの白色の花を多数つけます。

    シソと交雑しやすく、在来種も多いため品種の分別は明確になっておらず異名同種のものが多くあります。

    種の色が黒いものと白いもの、早生、中生、晩生品種があるので栽培する場合はその地方の気候に適した品種を選ぶことが大切です。

ケール

  • ケールの和名は、羽衣甘藍(はごろもかんらん)といいます。甘藍(かんらん)とはキャベツの別名です。つまり、ケールはキャベツの原型ともいわれ、結球しないキャベツの一種です。

    原産地は南ヨーロッパの地中海沿岸です。

    ケールは、「ヤセイカンラン」といってキャベツやブロッコリーなどの原種に当たる地中海沿岸に自生する植物と、とても良く似た形をしています。そのため、私たちの食生活に馴染みのあるキャベツよりもケールは歴史のある野菜です。

    黒キャベツと同じように、上に向かって生長し、大きく育った葉を順にかき取るように収穫していきますので、一発採りのキャベツの収穫と違い、長い間収穫できます。

    葉の形も様々で、キャベツのように丸い葉で、縮れのない葉もあれば、パセリのように葉が縮れて、カール状のケールもあります。また、黒キャベツもケールの仲間としてひとくくりにされることもあります。

    日本でケールといえば、青汁や野菜のスムージーの材料として有名ですが、海外ではキャベツのように、サラダや煮込み料理、炒め物、パスタの材料に使われます。

オカヒジキ

  • オカヒジキは、主にユーラシア大陸に分布し、日当たりの良い海岸の砂地や塩生地に自生しています。

    日本では東北地方で古くから自生しているオカヒジキを採っていたようです。自生しているオカヒジキは、土壌の塩分を吸収しているため、塩気を感じるようです。

    オカヒジキの茎は匍匐(ほふく)しながら生育し、葉は多肉質です。オカヒジキの葉の形が海藻のヒジキに似ていて、陸地で育つことから「おかひじき」と名付けられました。オカヒジキは海のヒジキ同様にミネラルが豊富なので栄養にも優れた野菜です。

    オカヒジキの栽培の始まりは、江戸時代初期からです。その時の主な産地が山形県で、オカヒジキ栽培の発祥の地となったと言われています。現在では、山形県に限らず各地で栽培されていますが、海岸の開発により、天然のオカヒジキの数が減り、絶滅が危惧されている地域もあります。

ミニトマト

  • トマトの原種は、大玉トマトではなく植物学者たちの調査によりチェリートマト(ミニトマト)ということが分かっています。

    大玉トマトの方が突然変異として、チェリートマト(ミニトマト)よりも後に生まれました。アンデス高原に自生していたトマトの野生種は、いずれもチェリートマトの種類だったようです。

    原産地では多年草ですが、日本のような温帯で育てると一年草として栽培されます。

    この野生種のトマトは、メキシコから北米に伝わり、実際に栽培されるようになったのは19世紀に入ってからです。ヨーロッパへ伝わるのは、コロンブスの新大陸発見が大きく影響し、ヨーロッパでトマトを食べるようになったのは、18世紀以降といわれています。

    当初、トマトは観賞用として育てられ、食用とされることはありませんでした。というのも、新大陸からヨーロッパに伝わった時に、トマトの実がとても赤いために有毒植物と信じられていたからです。

    日本に伝わったのは、17世紀の江戸時代ですが、同じように観賞用として伝わってきましたが、やはり「赤茄子」としての価値しか見出せず、しばらくの間観賞用としてのみ育てられていました。

    トマトの赤い実は毒性ではありませんが、じつはトマトの苗自体には有毒物質が含まれています。完熟のトマトにはほとんど含まれていませんが、「トマチン」といって、花・葉・茎などに含まれています。そのため、ピーマンの葉は食すことはできますが、トマトの葉は食べることができません。

    現在では、様々な品種が改良され、青臭さもなく、まるでフルーツのような甘いミニトマトもでき、人気の野菜の一つです。

    緑黄色野菜の1つで、クエン酸、リコピン、グルタミン酸など栄養も豊富。健康や美容にも効果があることも人気の理由。サラダから、煮込み料理、ソースなど様々な料理に使えます。

ナス(茄子)

  • ナスの原産はインドです。日本には奈良時代に中国から伝わり、古くから日本人に親しまれた野菜のひとつです。ナスの形は、丸や卵、中長、長形など様々な品種が栽培されています。幅広く料理にも使えるので和洋中問わず、味を楽しむことができます。

    みなさんがよくご存じの縁起の良い初夢の順番「一富士、二鷹、三茄子」ですが、江戸時代の初物のナスは1個がなんと1両。そのため庶民が正月に初物のナスを食べることは、夢のまた夢…叶わぬ夢でした。初夢にナスが登場すると縁起が良いとされるのもこのことからうかがえます。
    現在のようにハウス栽培がない江戸時代で、冬に高温作物のナスを作るためには、油紙障子でハウスのようなものを作り、馬糞や麻屑(あさくず)などを踏み込んだ発酵材でエコに温度を上げるなどして、手間暇かけて栽培していたそうです。

ミョウガ(名荷)

  • ミョウガは、中国・朝鮮半島・日本・台湾に自生する宿根性の多年草です。日本でも本州から沖縄まで自生しています。地下茎を伸ばして生長します。ミョウガは半日陰と湿った土壌を好みます。地下茎は低温に耐えるため、秋には根に栄養をため休眠期間に入ります。

    ミョウガの蕾を食べる「花ミョウガ」と、植え付けてから2~3年たったミョウガの新芽を遮光して軟白化した幼茎「ミョウガ茸」を食べます。

    独特な香りをもつ香味野菜。先端の紅色が鮮やかで、ふっくらしたものが良質です。

    東京の地名で「茗荷谷(みょうがだに)」がありますが、かつてその場所がミョウガの産地だったことが由来です。切り立った崖の下に清水がわき、周囲でミョウガがたくさん採れたことが分かる文献や地図が残されています。

エダマメ(枝豆)

  • エダマメは大豆の未成熟の時期に収穫したものをさします。主茎と分枝に分かれ、それぞにエダマメの実がなります。エダマメの花は白や紫色で、房から3~4つほどの花が咲きます。分類としてはエダマメは野菜類とされ、大豆になると豆類になります。エダマメのさやにはうぶ毛が生えており、2~3粒ほどの実が入っています。

    大豆は一般的には、中国原産とはいわれていますが、日本に自生する野生のツルマメとよく似ており、そのツルマメから栽培されたとも考えられ、中国・日本それぞれの地域で栽培化されたという説もあります。

    エダマメは古くは奈良、平安時代から食べられていました。江戸時代には枝がついたまま茹でて売られ、食べ歩くという光景が見られたことからエダマメという名がついたとされています。

    外国人観光客が、日本料理で好きなものといえば「お寿司、ラーメン、刺身、天ぷら…」、もはや常識といってもおかしくないような日本のおもてなしメニューですが、数年前に海外のインターネット検索で日本食についての検索ランキング上位に、エダマメが浮上しました。海外セレブ達が着目したのは、美味しさだけでなく、健康食としてエダマメが注目されたのがきっかけです。

    しかも、英語の「Soybeans」ではなく、「EDAMAME」という名で浸透しています。エダマメは、今や国際語といっても過言ではない存在になっています。

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