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ヤシ・ソテツ類|植物図鑑1-6件 / 全6件

ヤシ・ソテツ類の一覧です。南国のリゾートの植栽に使われるヤシやソテツの仲間。中には寒さに強い種もいます。

ヤシ・ソテツ類の代表植物:ソテツ、ココヤシ、エンセファラルトス・プリンセプスなど

ソテツ(蘇鉄・そてつ)

  • ソテツ(蘇鉄)は沖縄の南西諸島に自生し、5mほどになる常緑低木です。株元や幹の途中から芽を吹きますが、枝分かれは殆どありません。幹の先には束上になった長さ1mほどの厚くて艶のある羽状の葉をつけ、幹肌には葉が落ちた跡が模様となって残ります。雌雄異株で生長は極めて遅く、春に新葉を展開して1年にわずか2~4㎝の幹を伸ばします。雌花は幹の先につき長さ4㎝ほどの赤い種子が出来ます。雄花は葉の上に抜き出て50~70㎝ほど伸び、花粉を散らした後に枯れて折れてしまいます。暖地では庭木や公園、街路だけでなく記念樹として学校や寺院、官公庁などにもよく植えられます。
  • アレカヤシという植物の名前を聞いてもピンと来ない方が多いと思いますが、レストラン入口やホテルなどのロビーに飾ってある背の高い、放射線状に茂る葉の木、観葉植物だと言われるとイメージできるのではないでしょうか。 名前を覚えることはしなくてもいつも目にしている観葉植物。それがアレカヤシです。アレカヤシを置いているお店などは通常150㎝前後の者が多いと思います。 しかし、この植物は際限なく成長するので、原種や原産国であるマダガスカルなどでは10mを優に超えます。中には20mを超えるなんて大物もあります。 暖かい地方の植物なので寒さには弱いです。日本で育てる場合は、冬は必ず室内など暖かい場所に避難させてください。 日本では沖縄で街路樹として植えられています。アレカヤシの実はいわゆるココナッツのようなものとは違い、幹の途中に黄色く小さい実をたくさん実らせます。

フェニックス・ロベレニー

  • ヤシ科の植物で、「フェニックス・ロベレニー」と言う名で流通しています。切花として開店祝いやお供えのアレンジメントに使われます。ホテルのロビーや、ショップの装飾としては最適です。耐寒性・耐陰性もあり室内でも育てられます。 室内で育てていて、大きくなってしまったら屋外の日当たりのいい場所で育てることができます。ただし、その場合は最初に日陰などに置き、徐々に日光に馴らしていってください。また、気温が0℃以下になり、霜が降りるような場所では越冬できないので注意してください。

エンセファラルトス・ホリダス

  • エンセファラルトス・ホリダスは、ザミア科オニソテツ属のソテツの仲間で、地中に半ば埋まったパイナップルのような幹から枝が伸び、鋭いトゲの硬い葉を持ちます。小型であまり大きく育たず、乾燥と日光を好み寒暖差にも強く世話も比較的簡単ですが、希少種に指定されており人気の割に流通量が少なく、なかなか手に入りにくい品種です。雌株と雄株があり、数年に一度コーンと呼ばれる雌花と雄花を付けますが、コーンが付くまで雌雄の区別がつきにくく、繁殖は「カキコ」と呼ばれる子株の株分けで行われます。

エンセファラルトス・プリンセプス

  • 「エンセファラルトス・プリンセプス」は、ザミア科オニソテツ属のソテツの仲間です。地中に半ば埋まったパイナップルのような幹から枝が伸び、シャープな形の葉を持ちます。小型であまり大きく育たず、乾燥と日光を好み寒暖差にも強く世話も比較的簡単です。貴重種に指定されており、人気の割に流通量が少なく、なかなか手に入りにくい品種です。雌株と雄株があり、数年に一度コーンと呼ばれる雌花と雄花を付けます。コーンが付くまで雌雄の区別がつきにくく、繁殖はカキコと呼ばれる子株の株分けで行われます。

ココヤシ

  • 南国ムードを演出してくれる観葉植物として人気のココヤシ。おなじみの丸い実から芽吹いた状態の幼苗が販売されているので、育てる楽しさも格別です。 熱帯地方の植物なので、寒さ対策だけできていれば育成は容易です。沖縄では地植えもできますが、実が成熟するまでには至りません。最低でも15度以上をキープしましょう。本州なら2m程度まで育ちます。 年間通じて室内でも管理できますが、日光が大好きなので春から秋はできるだけ屋外に出してあげましょう。水やりだけでなく葉水を欠かさずに。濡らした布で葉の表裏を拭いてあげれば害虫予防にもなります。

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