グランドカバーになる植物を使った「土留め」で、土砂の流出対策をおしゃれにしてみよう!
お庭づくりのMIDOLAS[ミドラス]
このライターの記事一覧
雨が増える季節、お庭の水はけで悩んでいませんか?外へお庭の土が流れ出てしまうのも悩みどころではないでしょうか。それが玄関アプローチだったら尚のこと。
お庭の土の流出を抑止する土留め、今回は傾斜で流れ出る土を、グランドカバーの植物で解決しました。土の流出で悩んでいる方、必見です!
目次
- 雨の時期のお庭のお悩みと言えば泥!
- お庭の土留めとは
- 【施工事例】グランドカバーで土留め!おしゃれなお庭に変身
- 【インタビュー】「家に帰るのが楽しみになりました」
- 緑あふれるオープンな玄関アプローチへ
雨の時期のお庭のお悩みと言えば泥!
雨の増える季節、お庭の困りごとと言えば泥、ぬかるみです。雨でぬかるんだお庭には出たくありませんよね。それが玄関アプローチだったら尚更です。毎日のお出かけ、帰宅のストレスになります。
雨などで流れ出す土を防止する土留め。土留めって具体的に何のことを指すのでしょうか?
お庭の土留めとは
土留めとは文字通り、土砂の流出を防ぐことです。土木工事で使われることの多い用語ですが、ここでは普通のお宅のお庭のお話をしていきます。土留めをすることで、お庭の土が敷地の外へ流れ出てしまったり、花壇の土が流れ出てしまうのを防ぐことが出来ます。
お庭の土留めの種類をご紹介
自宅のお庭で出来る土留めの種類のご紹介です。
- ブロックやコンクリートなどで壁を作る。
- 枕木や木材で壁を作る。
- 植物の根で土を抑える。
コンクリートやブロック、レンガのような丈夫な資材で塀を作り、土留めにすることも出来ます。木材で作った土留めは、柔らかい印象を与えます。
しっかりと横に根を張るような植物を植えて、植物の根で土を固めて土留めにするという方法もあります。
【施工事例】グランドカバーで土留め!おしゃれなお庭に変身
(Before)剥き出しの土に枕木とヤマボウシが植栽されている玄関アプローチ。雨が降ると土が流れ出して困っていたそうです。
(After)枕木の周りに芝を貼り、土留めとしました。玄関脇には爽やかな株立ちのモミジも植え込み、明るい印象に変わりました。
ハーブや踏み石で自然で落ち着きのある雰囲気に
枕木の脇には香りの良いハーブ、ローズマリーとラベンダーを配置しました。毎日この玄関アプローチを通るのが楽しみになるように。
家庭菜園スペースも土砂がストレスにならないように踏み石を配置しました。形がランダムで揃っていない踏み石は、自然で落ち着きのある雰囲気づくりに一役買っています。
【インタビュー】「家に帰るのが楽しみになりました」
今回お庭の施工をしたNさんに、ミドラスの庭リノベの施工前と施工後についてお話を伺ってみました。
歩きやすい玄関アプローチ
水はけの悪い土が剥き出しだった為、雨が降る度に足元が汚れて歩き辛く不自由していたそうです。自分たちでも下草を植えてみるなど対策を講じたのですが、うまくいかずに悩んでいました。
土留めとしてグランドカバーの芝を貼ってからは、雨で土が流れ出すことがなくなったので玄関アプローチが歩きやすくなったそうです。
「職人さんが一人で黙々と、丁寧に芝を張ってくれて嬉しかったです。お陰で土が流出しなくなりました」と喜びの声も。
家庭菜園がもっと楽しみに!
奥様の趣味の家庭菜園スペースも周りのグリーンと調和して、さらに素敵になりました。すくすくと育つリーフ類も気持ち良さそうです。
踏み石もポイント
雨が降ると土がぬかるんで不自由だったとのことで、菜園スペース前に踏み石を並べました。形も様々な石をランダム並べることで、ナチュラルな雰囲気になりました。
モミジの魅力
玄関脇に植えたモミジは春の新緑と気付かないほど小さな赤い花が可愛らしく、秋には紅葉して楽しませてくれます。一年を通して楽しめる樹木です。
関連ワード
今月のおすすめコンテンツ
「グランドカバーになる植物を使った「土留め」で、土砂の流出対策をおしゃれにしてみよう!」の記事をみんなにも教えてあげよう♪