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「せ」からはじまる植物1-20件 / 全37件

セルバチコ

  • セルバチコはルッコラそっくりのゴマの風味のする多年草のハーブで、ワイルドルッコラ、ワイルドロケットなどの別名もあります。 風味はとても似ているセルバチコとルッコラ。両者ともアブラナ科ですが、属性は違うので植物分類上では別種です。また、セルバチコは多年草、ルッコラは一年草です。 栽培は簡単で、一度植え付ければ長期間収穫が可能です。サラダ、ピザやパスタの彩りなど、いろいろな料理に利用することができます。
  • セダムは、マンネングサやベンケイソウとも呼ばれる乾燥に強い野草。山地や海岸地の岩上などのわずかな土に根を張り生育しています。乾燥に強く、切った茎を土にまいておけば根付くほど強健ですが、過湿による蒸れには弱い一面があります。 セダムは北半球に広く分布し、500種類以上もの品種が確認され、日本には30~40種類以上あると言われています。日本の南方には温暖地系品種が、日本の北方には寒冷地系品種が生育しており、種類によって寒さに若干弱いタイプと、寒さに強いタイプがあります。 セダムの名は、ラテン語で座るを意味するsedreに由来し、岩石や壁に着生することにちなんで名前がつけられているそうです。 グランドカバーや屋上などの緑化用植物として使われる「メキシコマンネングサ」のように葉が細かいタイプと、「虹の玉」のように葉がぷっくりとしたもの、枝垂れるものなど種類が色々あり、葉の形や大きさ、花もそれぞれ異なります。寄せ植えやリース作りにも用いられます。

セイヨウニンジンボク

  • セイヨウニンジンボクは、夏に薄紫色の穂状の花を咲かせるシソ科の落葉低木です。ニンジンボクの名は、葉の形が朝鮮人参に似ていることにちなみます。丈夫な上に夏から秋まで咲き続け、庭の花が少なくなる真夏も涼し気な薄紫色の花が開花します。花や葉には芳香があり、株元に近づくとほんのりと香りが漂います。 古くは婦人病に効果がある薬草として民間療法に利用されてきた歴史があり、薬草園などにも植栽されているのを見かけます。現在は、ハーブティーなどにも利用され、英名の「チェストベリー」「チェストツリー」の名前で流通していることが多いようです。  

千日紅(センニチコウ)

  • 千日紅(センニチコウ)は、パナマ、グアテマラ原産のヒユ科の一年草。暑さに強い丈夫な花で、切り花をはじめ、庭や花壇、鉢植えや寄せ植えとして幅広く利用されています。暑さに強く、真夏も花が休むことなく、たくさんの花が開花します。 花に見える部分は苞で、本来の花は苞の隙間に小さく存在します。苞の部分を鑑賞するため、開花期間が長いのも魅力のひとつです。乾燥させても長期間色が落ちないことが名前の由来です。

センダン

  • センダンはセンダン科の落葉高木。センダンの葉、実、樹皮は、虫除け、しもやけやあかぎれ、虫下しなどに対処する薬用植物として使われてきました。 センダンは生長すると10~20mくらいになる高木のため、個人宅の庭木というよりは、広い通りの街路樹や公園樹として植栽されています。 ことわざの「センダンは双葉より芳し=大成する人は幼少時から優れている」の中のセンダンは、香木として有名な白檀(ビャクダン)のことで、センダンのことではありません。 センダンの花は、初夏の5月~6月に開花します。花びらの外側としべのあたりが紫色、花びらの内側が白なので、つぼみの時は木一面が紫色、開花とともに淡い紫色に見た目の色合いが変化していきます。色の名前の「楝色(おうちいろ)」は、センダンの青紫色の花からきています。   花の後の初夏に緑色の果実が実り、秋に向かって少しずつ大きくなり、冬になると白っぽい実となっていきます。 センダンの実は有毒で、人や家畜が食べると中毒症状を起こします。薬用植物と有毒を併せ持つ樹木です。 センダンの種類には、庭木として流通しているイッサイセンダンがあります。イッサイセンダンはセンダンの矯性品種で、個人宅の庭木としても植栽されています。

センリョウ(千両)

  • センリョウ(千両)は、山林の湿った半日陰地に自生し、晩秋に赤い実をつけるセンリョウ科の常緑低木です。極端な乾燥には注意が必要ですが、丈夫で育てやすい樹木です。 初夏に新梢の先端に穂状に小さく黄緑色の花が咲いたあと、直径5~6mmのツヤツヤした実をつけ、晩秋に赤く熟します。別名「草珊瑚(クササンゴ)」と呼ばれるほど鮮やかな色合いの実は、花が少なくなる冬に、庭木として明るい彩りを添えてくれます。 古くからナンテン(南天)やマンリョウ(万両)とともに縁起の良い木として親しまれ、お正月用の生け花の花材にも使われてきました。全国の花の卸売市場では、12月の半ばごろ、年に一度「千両市」というセリが行われ、そこで仕入れたセンリョウ(千両)が12月後半から店先に並びます。 センリョウ(千両)は、もともと仙蓼(センリョウ)と呼ばれていましたが、江戸時代に千両へと変わりました。その理由は、同じ赤い実をつける縁起の良いマンリョウ(万両)に似ているものの、マンリョウ(万両)より実つきが少ないためセンリョウ(千両)と呼ばれるようになったと言われています。

セアノサス(カリフォルニアライラック)

  • セアノサスは、別名カリフォルニアライラックとも呼ばれる常緑低木です。春から初夏に茎先にライラックに似た小花が集合した花穂が多数開花します。花には石鹸の香りに例えられるような爽やかな香りがあります。 最も流通しているのは「パシフィックブルー」という青い花が咲く品種ですが、その他にも白やピンクの花を咲かせるものや斑入り品種があります。多くは常緑樹ですが、落葉性の性質のものもあります。また、品種によって樹高が様々で矮性種もあり、葉は小さい葉のタイプと広い葉のタイプがあるため、樹形の見た目は品種によってかなり違います。 北米原産の植物なので高温多湿を嫌います。生長は比較的早く、風通し良く蒸らさないように管理すれば早くからたくさんの花を楽しめる花木です。

セロシア(ノゲイトウ)

  • セロシアは、ヒユ科ケイトウ属(セロシア属)の非耐寒性一年草。ケイトウの一種で、ロウソクの炎のような形をした花を7月~11月頃まで咲かせます。花の色は、赤、赤紫、ピンク、アンティークカラーなどがあり、咲き進むにしたがって次第に下の方から色があせていきます。花穂はもともと水分が少なくてかさかさした質感なので、枝ごと切って逆さに吊るしておくと簡単にドライフラワーになります。花が美しいときにドライにすると花色があせにくいので、長い間きれいな色が楽しめます。 セロシアは高温と乾燥に強く、荒れ地でもよく育つ丈夫な植物です。品種改良が進み、近年はたくさんの品種が出回っていますが、関東以西の暖地では、花穂がピンク色をしている原種のノゲイトウが野生化している姿をよく見かけます。 セロシアは直根性の性質があるため、根をいじられると生育が悪くなります。植え付けの際は根を崩さずに植えましょう。 また、乾燥には強いセロシアですが、逆に過湿には弱いため水のやりすぎに注意が必要です。

センペルビウム

  • センペルビウムはベンケイソウ科センペルビウム属の多肉植物です。生長期は春秋型とされ、ロゼットタイプ。ラテン語で「永遠に」(semper)「生きている」(vivum)が名前の由来です。親株からランナーが伸び、その先に子株をつけながら生長し、群生していきます。 「永遠に生きる」という名の通り、丈夫で育てやすく、高山性の多肉植物なので耐寒性に富み、冬の寒さで紅葉し、春先暖かくなるとそれぞれの品種独自の色合いに発色しながら生長します。四季の色合いの変化も魅力のひとつです。外に植えられる多肉植物として、日本だけでなく欧米でも人気です。 次々と園芸品種が登場し、品種数は数千にも及びます。色合わせを楽しみながら多種類のセンペルビウムを寄せ植えにする名づけて「センペル丼」も人気があります。

セリンセ・マヨール

  • セリンセ・マヨールは、シックな雰囲気のする人気の一年草です。最近は切り花としても流通しています。基本種は花が黄色の種ですが、苗としては紫色の花の方が流通量が多いようです。春になると茎を伸ばし、茎先に筒型の小さな花を下向きに咲かせます。 和名ではキバナルリソウと呼ばれ、紫色の花の品種もつけ根の苞に覆われている花の根元は黄色い色をしています。   花茎を無数に伸ばし、春から初夏にかけてたくさんの花が開花します。環境にあうと横幅40~50cm程度になり、目立つ存在になりますが、小さな花のため、隣を圧迫するようなことはなく、色々な植物と組み合わせがしやすい草花です。葉には白い斑点が入るのは病気ではなく、セリンセ・マヨールの葉の特徴です。

セリ・フラミンゴ

  • セリ・フラミンゴは、セリ科の耐寒性多年草。セリは春の七草のひとつで食用ですが、セリ・フラミンゴは観賞用の園芸品種です。ピンクがかった斑入り、美しい切れ込みのある繊細な葉は、花壇や寄せ植えの草花を引き立てるカラーリーフとしても重宝します。 斑の入り方は均一ではありません。色合いは季節によって違い、初夏はクリーム色、低温期はピンクの色が濃くなります。 極端な暑さや日差し、乾燥は苦手ですが、育て方は簡単です。ランナーを出して生長していくのでグランドカバープランツにもなります。 単体でも美しい色合いをしていますが、周囲の草花の花の色によって見え方は無限で、色合わせが楽しい素材です。環境に合えば初夏に白い花を咲かせます。

セキヤノアキチョウジ

  • セキヤノアキチョウジは、関東から中部地方の太平洋側の山林などに自生する多年草です。8月~10月にかけて無数の可憐な筒状の花を咲かせます。適した環境に植え付ければ栽培は簡単で丈夫な多年草です。 セキヤノアキチョウジは、花の形がスパイスのクローブ(丁子、丁字)に似ていることに由来します。 育てやすく、夏から秋の庭や花壇におすすめの草花です。花は茶花として利用されることもありますが、花茎が絡まりやすいことから切り花としての流通は少なめです。

千日紅(センニチコウ)・ファイヤーワークス

  • 千日紅(センニチコウ)・ファイヤーワークスは千日紅の一種。一般的な千日紅が一年草であるのに対して、宿根性の性質を持つ半耐寒性多年草です。暖地では露地での越冬が可能で、宿根千日紅と呼ばれることもあります。 地植えでは草丈が1m前後で大株になり、千日紅の中では花が大きめなので、庭や花壇に植え付けるととても見栄えがします。暑さや乾燥に強く長期間開花し、一度植え付ければたいした手入れもいらないため、長時間の作業がしにくい夏のガーデニングにはうってつけの草花です。 千日紅(センニチコウ)・ファイヤーワークスの色は、華やかな蛍光味を帯びたピンク色としべの黄色がとても目を引く色あいです。花は初夏から晩秋くらいまで咲き続け、とても開花期間が長い夏の花のひとつです。切り花としても流通し、ドライフラワーにしても色がきれいに残るため人気の花材です。

セイロンライティア

  • セイロンライティアは、5月~11月頃に白い清楚な花を次々と咲かせます。スリランカ原産の低木で、日当たりから半日陰を好み、乾燥に弱く、高温多湿に強い性質です。夏の花木として花壇植えや寄せ植え、鉢植えに使われます。 セイロンライティアは寒さに弱いため、日本では一年草扱いされることも多いですが、冬の間室内の明るい窓辺に取り込むと翌年も花を咲かせます。 セイロンライティアは、花や蕾がついたポット苗が初夏~9月頃に出回ります。購入したポット苗はそのままだと根がしっかり張れないので、一回り大きな鉢か花壇などに植え替えましょう。冬に室内に取り込む場合は、周年鉢植えの状態にしておくと管理しやすいです。 キョウチクトウ科の植物は、有毒物質を含むと言われています。口に入れることの無いように注意が必要です。また、樹液で肌がかぶれることもあるので、樹液に触れてしまったときはすぐに手を洗いましょう。手袋をして作業するのもおすすめです。

セネシオ エンジェルウィングス

  • セネシオ エンジェルウィングスは、シロタエギクの仲間で、最近出回り始めた品種。シロタエギクに比べて葉が大きく厚みがあり、天使の羽のようなふわふわした感触が魅力的です。 丈夫で寒さにも強く、一年中美しい葉色が楽しめます。花壇植えやハンギングバスケット、寄せ植えのアクセントに使うカラーリーフとしてぴったりです。日当たりを好みますが、真夏は半日陰くらいの場所の方が適しています。水はけと風通しの良い環境で育てましょう。

千日小坊(センニチコボウ)

  • 千日小坊は千日紅の花穂を小さくしたような、可愛い花をたくさん咲かせます。花穂の大きさは、5~10mmほど。千日紅に似ている小さな花をつけることから、千日小坊という名が付けられました。確かに千日小坊と千日紅は同じヒユ科で花が似ているのですが、千日紅はセンニチコウ属なので千日小坊とは属が異なります。千日紅が非耐寒性一年草なのに対して、千日小坊は半耐寒性の多年草という点も異なります。 千日小坊は花持ちが良く、寄せ植えに使うとメインの花を引き立てる花として活躍します。ふんわりとした優しい風情が感じられる花です。 千日小坊の開花期は10月~12月頃。半耐寒性の多年草なので、寒くなったら室内に取り込めば2月頃まで咲きます。また、短日性植物なので街灯の下など夜に明るい場所ではなかなか咲きません。8月下旬~9月に流通している開花株は、短日処理を行って早く花を咲かせています。自然の状態では、晩秋からの開花になります。 千日小坊は、日当たりが良く、温暖な気候を好みます。日陰では徒長してひょろひょろと育ち、花も咲きにくくなります。日なたで育てると株がしっかりと育ち、花つきも良くなります。立ち性で、環境が合うと草丈100cmほどまで大きくなります。暑さには強いですが、耐寒性はそれほど高くありません。温暖地で、強い霜に当たらなければ屋外での冬越しが可能です。病害虫の心配はほとんどなく、育てやすい植物です。挿し木で増やすことができます。 ▼千日小坊を使った寄せ植えはこちら 9月におすすめ!育てる秋色リースの寄せ植え作りをはじめよう 9月のおすすめは秋色のリース型寄せ植え。リースの丸い形を見ると、心がほっとしませんか?リースは平和や永遠の象… 戸松敦子 2020.08.15  

セリ(芹)

  • セリ(芹)は20~40cm位まで草丈に伸びるセリ科の多年草です。セリ(芹)の別名は、根白草(ねじろぐさ)ともいい、春の七草のひとつです。水田や湿地などで自生しています。 春から夏にかけて、茎の根の際から這うようにランナーが出て、各節から根が出てきます。花の季節は7月で、小さくて白い花が咲きます。耐寒性があり、多年草のため毎年収穫できる、育てやすい野菜です。 田の畔(あぜ)で摘むセリ(芹)を田芹(たぜり)、野生のセリ(芹)を野芹(のぜり)といいます。 セリ(芹)は種の発芽率が悪いため、苗から育てることが多いようです。スーパーで売っている根がついているセリ(芹)を植えてもよく育つ日本原産の野菜です。 各地で自生しているため、野生のセリ(芹)を収穫して食したいところですが、大変有毒なドクゼリとの区別は初心者にとっては難しいかもしれません。ちなみにドクゼリは草丈が食用のセリ(芹)と比べて大きく、1m位まで達します。地下茎は緑色で、節間がタケノコのように中が空洞になっています。誤食すると、嘔吐、下痢、けいれん、呼吸困難などの症状があらわれるため、判断できな場合は食用として採取しないようにしましょう。 セリ(芹)は春に若い茎や柔らかい若葉を収穫します。別名根白草(ねじろぐさ)ともいうセリ(芹)の根は、泥をしっかり落とすと、真っ白でシャキシャキとした味わいです。仙台のセリ鍋は、そのセリ(芹)の根まで使用するお鍋です。

センニンソウ(仙人草)

  • センニンソウ(仙人草)は、日本や中国などに自生する原種のクレマチス(フラミュラ系)でつる性多年草です。種の形が白い髭を生やした仙人を連想させることから名づけられました。 花の開花時期は夏から秋。小輪多花性で、白い小さな花が無数に開花します。生長力が旺盛で壁一面に白い花が無数に開花している様は圧巻です。その特徴からフェンス、アーチ、トレリスなどに這わせるクレマチスとして人気です。花にはほのかな香りもあります。 ただし、センニンソウ(仙人草)には毒性があり、茎を切った時に切り口からでる白い液体や濡れた花粉を触るとかぶれることがあります。 もともと日本で自生している植物なので、丈夫で扱いやすいクレマチスです。とても伸びますが、剪定で自由に仕立てることが可能です。

セロリ

  • セロリはヨーロッパ原産のセリ科の淡色野菜で草丈は30~75cmほどになります。涼しい気候を好み、栽培適温は15~20℃です。各地で改良された黄色種、緑色種、緑と黄色の交雑種、中国で芹菜と呼ばれる東洋在来種があります。別名オランダミツバと呼ばれており、セルリーと呼ばれることもあります。加熱しても栄養を失いにくいので、独特の香りを楽しみながら炒め物やサラダ、スープなどさまざまな料理に広く使うことができます。 セロリは葉、茎、根、実のほぼすべての部分を食用にでき、栄養的にはビタミンB1、B2などのビタミンが豊富なほか、カリウムの含有量が多いため、むくみや高血圧の予防食材として利用されています。

フィロデンドロン・セローム

  • セロームは直立性のフィロデンドロンで、切れ込みが入った大きい葉と突起の生えた幹が魅力的な観葉植物です。また、幹の途中から気根を出す場合があります。樹液にはシュウ酸カルシウムが含まれているため口に入らないよう注意しましょう。

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