グリーンカーテンで夏が涼しいベランダ菜園 | エディブルガーデン5月

古幡真恵

古幡真恵

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これさえ気を付ければグリーンカーテン栽培はOK

台風など強い風が吹くときは、いつも以上に注意が必要です。

強風対策

台風などがもたらす強風に耐えられるグリーンカーテンを目指しましょう。

アイアングリーンカーテン

アイアンフェンス

購入後組み立てて、上部を壁面に立て掛け、下部はプランターの土に差し込んで固定するタイプです。通常の天候では問題なく使用することができますが、台風時期には飛ばされると大きな災害につながります。サッシなどを利用して建物にしっかり固定できる金具を使用するか、フェンスの錘(おもり)となるマルチウェイトでおさえます。不安定な場合には立て掛けているアイアンフェンスを横にして台風が過ぎ去るのを待ちましょう。

ネット式グリーンカーテン

アイアングリーンカーテンと同じように金具で固定するか、台風時に張っていたネットを外しベランダの床に静かに置いて台風が過ぎ去るのを待ちましょう。

落ち葉の掃除

排水溝周りに落ち葉が溜まらないよう掃除をしますが、今回紹介した植物は葉があまり落ちないので、思ったより掃除は楽チンかも♪

害虫を寄せ付けない

害虫対策

ベランダは作物を育てるだけでなく、洗濯物を干すところでもあります。清潔な場所がアブラムシなどの害虫のすみかとならないように防虫対策を行います。

換気を行う場所でもあるので、人と環境に優しい防虫対策を心がけましょう。

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安心安全な家庭菜園の防虫対策

防虫対策は冷蔵庫にあるもので作ってみたり、環境に優しい天然由来のものをスプレーボトルで希釈して吹きかけましょう。

手作り防虫スプレー

防虫スプレー

虫が嫌う成分を含んでいるニンニクとトウガラシを米酢に漬け込みます。米酢は植物にとって良い成分を含んでいるため、希釈してスプレーすると植物の葉をツヤツヤにしてくれます。

▼手作り防虫スプレーの作り方はこちらをご覧ください

木酢液

木酢は害虫を忌避するだけでなく、葉面にスプレーする事で生育を良くしてくれたり、土壌に散布する事で微生物を活性化してくれるなど嬉しい作用がいっぱいです。

▼木酢液はこちらをご覧ください

ニーム

インドの伝統的医学「アーユルヴェーダ」で用いられるハーブとしても古くから親しまれているニームは、石鹸や歯磨き粉、シャンプーやスキンクリームなど身近な素材に使用されています。

このニームは幼虫の脱皮や羽化を妨げ、害虫の食欲を減退させるため、防除だけでなく被害後の害虫対策としても有効です。

ニームについてはこちらをご覧ください

オーガニック栽培に使用できる殺虫・殺菌剤

予防策として有効なのは、ニーム・木酢液などの希釈液。スプレーすることで害虫を防ぐだけでなく、葉に栄養も与えることができます。スプレー後希釈液が余ったら、土にそのまま与えても肥料代わりとなります。

有機栽培にも使用可能な天然成分を用いる薬剤は、小さなお子さんやペットがいる家庭でも安心して使用できます。

環境に悪影響を及ぼすイメージがつきがちな「農薬」という従来の認識が変わります。

※天然成分を使用していますが、作物によって使用できるものとできない薬剤があるので、使用上の注意をよく読んでから使いましょう。

有機栽培OK!殺菌剤の天然成分

・バチルス菌(スプチリス)

納豆を作るときに使われる納豆菌もバチルス菌の一種です。土壌菌の枯草菌(コウソウキン)の仲間で、落ち葉や堆肥など自然界どこにでも存在する細菌です。

・重曹

食品でも使用される重曹(炭酸水素ナトリウム)由来の薬剤なので安心安全。カビ(糸状菌)や細菌による病気から作物を保護してくれます。

・炭酸水素カリウム

海外の食品や医薬品に使用されている炭酸水素カリウムを原料とした薬剤です。作物に吸収されると肥料効果もある優れもの(木酢液との混用は控えましょう)。

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▼効果を長持ちさせるために展着剤を使用します
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・シイタケ(菌糸体)由来

天然成分シイタケエキスを使用したウイルス予防薬(トマトやピーマン、スイカなどに使用する際は、メーカーで展着剤を加えることをおすすめしています)。

農薬として使用する以外にも、株分けなど作業時の手指やハサミの消毒もできる殺菌剤です。

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・塩基性塩化銅

天然成分の塩基性塩化銅が主成分。斑点細菌病やべと病、疫病など各病気に予防効果のある殺菌剤です(キュウリやキャベツに薬害が起こることがありますので高温時や結球期の使用は控えます)。

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有機栽培OK!殺虫剤の天然成分

・バチルス菌(チューリンゲンシス)

自然界にいる天然微生物(B.t.菌)が作る有効成分が、害虫の消化管の細胞を破壊して麻痺、摂食停止させて衰弱させます(人や動物には影響はありません)。

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・土壌放線菌 

バージン諸島で発見された土壌放線菌(サッカロポリスポラ スピノサ)を用いた殺虫剤で、散布後は日光や微生物の働きによって分解され、水や炭酸ガスなど自然に帰る薬剤です。

・植物由来(ピレトレン)

蚊取り線香の原料にもなっていた除虫菊を使用した殺虫剤です。

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※有機栽培に使用できる天然成分由来のものですが、いずれも殺虫効果のある薬剤です。作物の受粉に欠かせない益虫のミツバチにも影響を与えてしまいますので、近隣で養蜂が行われている場合は使用は控えましょう。

有機栽培OK!殺菌・殺虫剤の天然成分

・脂肪酸グリセリド(ヤシ油)

有効成分はヤシ油。アブラムシ類やコナジラミ、ハダニ類などの害虫以外に、うどんこ病にも優れた効果がある薬剤です(高温時には薬害を生じることがあるので注意しましょう)。

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・還元澱粉糖化物

いわゆる「還元水あめ」が原料の殺虫・殺菌剤です。ハダニ類やアブラムシ類、うどんこ病菌の病害虫に対して高い効果があります。

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グリーンカーテンのあるベランダを想像するだけで、心地よい風が吹いてきそうです。

しかも、そのグリーンカーテンで野菜や果物を収穫できたらどんなに嬉しいことでしょう。

今年の夏は涼しくて、甘くて、おいしいグリーンカーテンを育ててみませんか。

▼グリーンカーテンについてこちらの記事もおすすめ

パッションフルーツ

  • パッションフルーツはさわやかで甘い香りと心地よい酸味が特徴の果実を付ける熱帯原産のつる性の多年草です。別名はクダモノトケイソウといって時計の文字盤を思わせる独特の花が咲きます。果実は黒色の種を含む半透明のゼリー状の黄色い果肉で満たされ、種もプチプチと食べられます。

    生育適温は20℃~30℃前後で栽培場所は日当たりと風通しがいい場所を好みます。耐寒性の高い品種であれば日本の無霜地帯(霜が降りない地域)では冬越しが出来ます。つるをのばして1シーズンに5m近く伸びることもあるので、あんどん仕立てかネットにはわせるように誘引するとよいでしょう。

フウセンカズラ(風船葛)

  • フウセンカズラは、ムクロジ科の非耐寒性一年草です。

    フウセンカズラの開花期は7~9月で、小さな白い花が咲きます。草丈は50cm~3mで生長がとても速い植物です。フウセンカズラはつる性で、巻きひげでからみつきながらぐんぐんと育つので、夏のグリーンカーテンとしても使うことができます。フウセンカズラは、バルーンバインという別名があり、フウセンやバルーンと名がつくとおり、花の開花後、可愛らしい紙風船のような袋状の実をつけます。

ヘチマ(へちま・糸瓜)

  • つる性で1年草のヘチマは、生育が旺盛でとても育てやすい植物です。その特性を活かして、グリーンカーテンとしてご家庭の緑化にも使用される植物です。

    つるも良く伸びるため、ヘチマを地面に植えても優に2階にまで届きます。

    同じウリ科の植物と同じように、1株に雌花と雄花が咲きます。ヘチマの花は、がくの枚数が5枚、花びらは5枚、雄しべ5本、雌しべ1本の作りをしています。

    このヘチマの花は、風や虫によって花粉が運ばれ受粉する他家受粉の性質を持っています。

    ヘチマには収穫の時期が3段階あります。1つ目は食用として、2つ目がたわしとして、3つ目がへちま水としてです。

    ヘチマを食用に用いるときは、着果してから10~14日位の幼果の段階で収穫します。沖縄ではナーベラと呼ばれ、ゴーヤと並んで夏の代表的な野菜の一つです。

    ヘチマたわしの収穫は時期的には9月上旬頃、ヘチマが熟して黄ばみ、つるが茶色くなったら収穫適期です。

    最後にへちま水として収穫する場合は、開花後40日ほどの9月中旬ごろまで育てたヘチマを収穫した後、株元から60~100cmの所で茎を切り、ホコリが入らないように瓶の口にラップなどして茎を包み込み、容器にその茎を誘導します。この時採取されるへちま水は、1株から1升瓶位の量が採れます。

    このようにヘチマは、夏の暑さを遮るグリーンカーテンとしてだけでなく、食べることができ、日常品としても、化粧品としても活用できる優れた植物です。

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古幡真恵
古幡真恵

結婚・出産そして育児をしながら、学童保育所で食育を2年間指導後、農業研究センターで大豆と稲の研究作物栽培及び実験業務に従事。屋上ガーデン・屋上菜園の管理業務、エディブルフラワー店勤務を経て、現在はLOVEGREEN編集部とBotapii編集部のアシスタントとして、初心者からでも手を出しやすい家庭菜園やエディブルフラワーの記事、sanagardenコンテンツを配信。

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