ローズマリーが枯れるのはなぜ?植え替えや剪定のコツ、復活させる方法!

山田智美

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ローズマリーが枯れてしまう原因を例を挙げて紹介します。管理方法や、植え替え、剪定のコツ、復活させる方法まで。ローズマリーを上手に育てる方法を紹介します。

目次

ローズマリーとは?基本情報

ローズマリーとは?基本情報

  • 学名:Rosmarinus officinalis
  • 科名・属名:シソ科マンネンロウ属
  • 分類:常緑低木

ローズマリーの特徴

ローズマリーは地中海地方原産の常緑のハーブ。まっすぐ上に枝を伸ばす木立性と地面を這うように生長するほふく性、その中間の半ほふく性があります。

爽やかな香りが特徴で、その香りは香料の他、化粧品、料理などに利用されます。春から秋には枝の先に薄紫色の小さな花を咲かせます。この花から採れる蜂蜜も有名です。

ローズマリー

  • ローズマリーは、地中海沿岸地方が原産の常緑性低木です。ローズマリーは食用から化粧品まで幅広く利用されているハーブです。清々しい香りが特徴のハーブで、煮込みからグリルまで色々な料理に使われています。 ローズマリーは非常に強健で、乾燥した痩せ地でも育ちます。また強風にもよく耐える性質なので、非常に育てやすい植物です。ローズマリーには真っ直ぐ上に伸びる木立性と地面を這うように伸びるほふく性があります。ほふく性のローズマリーはグランドカバーとしても人気があります。ローズマリーは春から秋にかけて、青から青紫、またはピンクの小さな花を咲かせます。ローズマリーの花は環境さえあえば四季咲きです。

 

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ローズマリーが枯れる原因は?

ローズマリーが枯れる原因は?

ローズマリーの病気|うどんこ病

ローズマリーの葉が白っぽく、粉をまぶしたような色になっていたら、うどんこ病の疑いがあります。うどん粉病は葉の表面に白っぽい粉をまぶしたように発生するカビです。ひどくなると枯死してしまいます。

うどんこ病が発生している部分を切除して様子を見ましょう。ひどいようであれば薬剤を散布します。

うどんこ病は風通しの悪い環境で発生しやすくなります。込み合った枝を剪定し、発生を未然に防ぐように管理してください。

ローズマリーの害虫|ハダニ

ローズマリーの葉の色が白っぽくまだらに抜け落ちたように変色していたらハダニの疑いがあります。

ハダニは高温乾燥を好むので夏の乾燥期に発生しやすくなります。ハダニの発生を防ぐためにはこまめな葉水が効果的です。枝葉の裏側まで葉水をかけるようにしましょう。

ローズマリーの害虫|ベニフキノメイガ

ベニフキノメイガは蛾の幼虫です。ベニフキノメイガの幼虫は春から秋にかけて3~4回発生すると言われています。ローズマリーを始め、ミント、レモンバーム、バジルなどのシソ科の葉が好きで、葉を食い荒らし、ひどくなると株自体を食べつくしてしまうこともあります。初期に気づけば被害が広がることはありません。見つけ次第捕殺し、被害にあっている部分を切除してください。

ローズマリーが枯れる原因|植え替え

ローズマリーは挿し木で簡単に増えるのに植え替えを嫌うという特性があります。植え替えの際に根をいじらないようにしましょう。根の周りの土を崩さないように植え替えます。

一度地植えにして根付いたローズマリーは移動させないように育てるのが一番です。

ローズマリーが枯れる原因|水やり

ローズマリーは乾燥気味を好みます。水のやり過ぎは根腐れの原因になるので気を付けましょう。表土が乾いて白っぽくなったら、たっぷりと水やりをするというのが目安です。

乾燥させ過ぎるのも株に負担をかけてしまいます。乾燥してローズマリーの枝の先端が少し下がってきたら、速やかに水やりしてください。

ローズマリーが枯れる原因|夏

ローズマリーは乾燥気味を好む植物。日本の夏の高温多湿が苦手です。長雨や蒸れで葉が茶色くなってしまうことがあります。

鉢植えであれば長雨が続くような時期には雨が当たらない場所に移動させるのも一つの方法です。庭植えのローズマリーは込み合った枝を選定し、風通しを良くしておきましょう。

ローズマリーが枯れる原因|冬

ローズマリーは一年を通してグリーンを絶やさない耐寒性のあるハーブです。常緑樹は葉が落ちないというわけではなく、古くなった葉や虫に食われた葉、込み合って傷んだ葉が落ちるなど、常に葉の新旧交代をしています。

夏と比べると生長のスピードが緩やかになることがありますが、株元が元気であれば問題ありません。枯れた枝を整理して春の訪れを待ってみましょう。

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ローズマリーを枯らさない植え替えのコツ

ローズマリーを枯らさない植え替えのコツ

ローズマリーの植え替えのコツは根鉢を崩さないこと。ローズマリーは根をいじられるのが嫌いです。植え替え時には根を触らないように、ポットから抜いてそのまま新しい鉢や庭に植えつけるようにしてください。

庭植えのローズマリーを抜いて場所を移動させることは危険です。一度根付いたローズマリーを抜いて植え替えるようなことのないよう、最初にきちんと場所を決めて植えつけましょう。

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ローズマリーを枯らさない剪定のコツ

ローズマリーを枯らさない剪定のコツ

ローズマリーは春から秋の生育期にはぐんぐん枝葉を伸ばして大きくなっていきます。放っておくと暴れてしまうので適宜剪定を行ってください。

ローズマリーの剪定のコツ

ローズマリーを剪定する際には樹形を整えるほか、株の内側の込み合った枝をすくようにします。内側の枝が込み合っていると風通しが悪くなり、病害虫が発生する原因となります。また、日が当たらない中の方の枝は葉が付かずに、硬くなって木質化してしまいます。

剪定のコツは、先に株の内側の込み合った枝を整理して、それから樹形を整えるように外側の枝を剪定することです。

木質化した部分まで切らない

ローズマリー剪定

ローズマリーは低木です。生長するに従って、下の方の枝が硬い木のようになっていきます。これを木質化と言います。木質化したローズマリーの枝からは新芽は出てきません。木質化した部分まで切ってしまうと新しい枝が伸びてこなくなり、枯れてしまうこともあります。

剪定のコツは、木質化した枝の少し上、グリーンの葉がついている枝の辺りから切るようにしましょう。(指をさしている部分)

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ローズマリーは本当に枯れたの?復活方法は?

ローズマリーは本当に枯れたの?復活方法は?

ローズマリーはとても丈夫なハーブ。枯れてしまったように見えてもそうではないこともあります。ローズマリーが枯れてしまったように見えてもあきらめずにチャレンジしてみてください。

ローズマリーの復活方法|剪定

水枯れや病害虫の被害に有効な方法です。枯れた枝を切除して、元気な葉が出ている部分まで切り戻します。少し思い切って強めに剪定しましょう。木質化しているところまで切らなければ大丈夫。

あとは日当たりと風通しの良い場所で表土が乾いたら水やりをするという風に、通常通り管理します。新しい枝が出てくるようであれば復活です。

ローズマリーの復活方法|挿し木

根腐れ、病害虫の被害で株元から元気がなくなってしまったけれど、まだきれいな枝もあるというケースに有効です。

ローズマリーのきれいな枝をカットします。下の方の葉を落とし、1~2時間ほど水につけて吸水させます。湿らせた土に挿して、直射日光を避けた風通しの良い半日陰で管理します。根が出るまでは水を切らさないようにしましょう。新芽が出てきたら復活です。

この方法はまた小さなローズマリーから育てることになりますが、その分育てる楽しみが増えるというものです。

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ローズマリーを枯らさない上手な管理方法

ローズマリーを枯らさない上手な管理方法

高温多湿を避けて乾燥気味に

病害虫の被害が少ないローズマリーですが、蒸れによる病気の被害にあいやすいのが難点。風通しの良い場所で管理することと、水やり過多に気をつけましょう。

乾燥させ過ぎない

ローズマリーは乾燥気味が好きと言っても水がなければ枯れてしまいます。乾燥気味を意識しすぎて水やりを忘れることのないように注意してください。

ローズマリーの枝葉の先端がちょっと下を向いていたら、水が足りなくなっている合図です。たっぷりと水やりしてください。

植え替えに注意

ローズマリーは根をいじられるのが苦手とお話ししました。植え替えや植え付けの際には根をいじらないこと。同じ理由から、庭植えのローズマリーを根付いてから掘り返すことも避けましょう。

剪定に注意

木質化した幹からは新芽は生えてきません。ローズマリーを剪定する際には、木質化した枝まで切らないように、青々とした葉が出ている部分までにしておきましょう。

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ローズマリーは香りの良いハーブ。水やりや剪定といった日々の作業だけで香りに癒されます。ローズマリーが大きく育ったら剪定も兼ねて、料理やポプリ、ドライフラワーに利用できます。ローズマリーを上手に育てて、日々の生活に取り入れてください。

 

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植物が好きで好きで、植栽設計、ガーデナー、生花店勤務を経て現在は、フリーランスの花屋「花や蜜」として活動中。「てのひらに森を」がテーマの花屋です。森の中にいるような、見ているだけで力が抜けていくようなお花を作り続けたいと思ってます。街中で突然お花を配る、「花ゲリラ棘」というゲリラ的花配り活動も不定期決行しています。

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