ジンジャーの花言葉|種類、特徴、色別の花言葉

LOVEGREEN編集部
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ジンジャーの花言葉や種類、特徴をご紹介!ジンジャーは、ショウガ(生姜)と同じショウガ科の植物。草姿は似ていますが、食用ではなく、花を楽しむ多年草です。
ジンジャーの花言葉
「ジンジャー」の花言葉は「豊かな心」「慕われる愛」。
ジンジャーについて
科・属 | ショウガ科・ヘディキウム属 |
和名 | 花縮砂(ハナシュクシャ) |
英名 | ginger lily |
学名 | Hedychium coronarium |
原産地 | 熱帯アジア |
開花期 | 7月~11月 |
ジンジャーの特徴
ジンジャーは、熱帯・温帯が原産の植物です。蝶のような白い花を咲かせる多年草。ジンジャーの花が咲いている姿が、白い蝶が群れて飛んでいるように見えるため「バタフライジンジャー」と呼ばれることがあります。また、甘くて良い香りと白いユリのような花姿からは「ホワイトジンジャーリリー」や「ジンジャーリリー」と呼ばれていましたが、その後「ジンジャー」と省略して呼ばれるようになりました。
ショウガ(生姜)は、英語でジンジャー。しかし、今回紹介するジンジャー(ジンジャーリリー)は、ショウガ(生姜)とは異なります。ジンジャーは、花の鑑賞用の品種として江戸時代に日本に持ち込まれたもので、食用としての利用はできません。
ジンジャーは、和名では「花縮砂(ハナシュクシャ)」と呼ばれます。ジンジャーの学名Hedychium(ヘディチウム)は、ギリシア語の「hedys(美味)」と「chion(雪)」が語源となっていて、香り豊かな白い花に由来すると言われています。
ジンジャーは丈夫で育てやすい植物で、病害虫の心配もほとんどなく、暖地では植えっぱなしにしておいても毎年花を楽しめます。寒さにはそれほど強くないので、暖地以外では鉢植えは冬の間は室内に取り込み、地植えの場合も掘り起こして室内で管理するなどの冬越し対策が必要です。
ジンジャーは花の香りがとても強いため、香料として香水などにも使われます。「ハワイの空港に降り立った時の香りは、プルメリア・ココナッツ・ジンジャーの香り」と言われるほど、印象的でポピュラーな香りとして知られているそうです。ホワイトジンジャーは、キューバ共和国の国花になっています。スペイン植民地時代、女性は香りの良いホワイトジンジャーの花で身を飾ったそうです。
ジンジャーの花言葉「豊かな心」は、心地よい気分にさせてくれる花の香りにちなむと言われています。また、「慕われる愛」という花言葉は、つい身にまといたくなってしまう甘い香りからイメージして付けられたそうです。
ジンジャーの種類
ジンジャーの花は、白く蝶が舞っているような姿が印象的ですが、花色は白だけでなく、黄色や赤、オレンジ、サーモンピンクなどがあります。
ハナシュクシャ(花縮紗)
白い花を咲かせます。草丈は1~2mほど。ホワイトジンジャーとも呼ばれます。
ベニバナシュクシャ(紅花縮砂)
オレンジや赤色の花を咲かせます。草丈は1~1.5mほど。
キバナシュクシャ(黄花縮砂)
淡い黄色の花を咲かせます。草丈は1.5~2mほど。
ニクイロシュクシャ(肉色縮砂)
肌色(サーモンピンク)の花を咲かせます。草丈は1~2mほど。
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