お花の魅力を体験できる素敵な空間。中目黒の花屋『ex.(イクス)』
青沼綾乃
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東京・中目黒と蔵前に、二つのお店を構えている『ex. flower shop&laboratory 』。今回は、ex.中目黒店の店長の葭谷内亜耶(よしがやちあや)さんに、お店の魅力について、お伺いしました。
お店の成り立ち
『ex. flower shop&laboratory 』は、中目黒でお店を始めてから今月4周年を迎えました。この土地を選んだ理由は、感度の高い人が集まり、かつ下町感が残る場所がex.のコンセプトと合っていたから、ということを代表の田中さんから聞いていた葭谷内さん。地域密着のお店であることから、今では常連さんも多くいらっしゃいます。
コンセプトは「体験」と「試行」
花や緑の魅力を体験できる空間であり、喜んでいただけるように試行錯誤していく。
「実際にお花に触れて、お客様には色んなことを感じる、体験(experience)してもらいたいし、私たちは私たちでお客様にどうしたら喜んでいただけるのかということ日々試行錯誤(experiment)していく場にしたい、という想いがex.のコンセプトになっています。」と葭谷内さん。
他にはない珍しいお花でも、あくまで生活に馴染むex.らしいお花
花屋が多くある中目黒では、やはり他店にはない珍しいお花も仕入れなければならない。けれど、大事なのはあくまでも生活に馴染むお花。「ちょっと変わったお花であっても、家に溶けこむようなものを仕入れています。」というのがex.のこだわり。
色味がパキッとしたものよりは、少しくすんだスモーキーカラーが多く並ぶ店内。内装ともマッチしていて、じっくりと一つ一つ見ていたくなります。
「こんな花瓶を持っているけど、使い方や活け方がよく分からなくて…という相談も気軽にしていただければお答えしますよ。」と、笑顔で一つ一つ丁寧な葭谷内さん。お花のことを気軽に相談できる花屋があるって嬉しいですよね。
花屋が届ける新聞、『霽れと褻(ハレとケ)』
ex.を運営する株式会社BOTANICでは、なんと毎月新聞も発行する取り組みも行っています。その名も『霽れと褻(ハレとケ)』
ただ普通の新聞とは一味違い、旬の花と、その花に関する新聞を毎月お届けするサービスです!まさに『体験する』を実現されています。
購読者に届けられるお花は、生産者のこだわりや想いが詰まった旬を迎えた花で、その鮮度も自慢なのだとか。普段中々聞くことができない生産者の想いを知ることで、きっとお花への考え方も変わるはず。生産者と消費者の距離をぐっと近づけ、情報とリアルの両方を提供するとても面白い、ex.らしい取り組みだと思いました。気になられた方は、ぜひHPから申し込んでみてはいかがでしょうか。
▼『霽れと褻』の詳細はコチラ
さいごに
花束のオーダーの際は、貰う方がどんな方か丁寧にヒアリングするという葭谷内さん。そんな愛情がたっぷり詰まった花屋ex.だからこそ、常連さんがウエディングの依頼をしたり、花束を貰った方が今度はex.に訪れたりするという素敵な循環が起きていました。
「お花を飾ってみたい、やってみたいという方はいっぱいいらっしゃると思います。そんな方がex.に来て、好きなお花を見つけてくれれば、もっと愛着がわくと思うんです。そうして、生活に取り入れることをサポートできればと思いますね。」と、読者の方々に想いを語っていただきました。
ー葭谷内さん、ありがとうございました。
終始素敵な笑顔でインタビューに答えて下さり、お店の魅力やお花のことを話していただきました。多くの方が葭谷内さんにお願いする理由がとてもよく分かります。花のある生活をこれから始めたい方も、少し変わった独特なお花を飾りたい方も、ぜひ中目黒ex.に足を運んでみてはいかがでしょうか?
▼ex. flower shop&laboratory中目黒店の店舗情報はこちら
▼ex. flower shop&laboratory蔵前店の店舗情報はこちら
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