【2017年12月,2018年1月開催】冬の食虫植物の世界に出かけませんか?

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食虫植物と聞くと夏のイメージがありませんか?

今回は夏ではなく毎年冬に行われる食虫植物のイベントをご紹介します。

 

2017冬の食虫植物展

【1日目】
冬の食虫植物展示・先行販売&懇親会
日時:2017年12月15日(金)
            17:00〜20:00
入場料(参加費):1,000円(受付にてお支払い)  

【2日目】
冬の食虫植物展示販売会
日時:2017年12月16日(土)
            10:00〜19:00
入場料:無料  

《場所》
町田市文化交流センター「プラザ町田」6F ギャラリー
住所:東京都町田市原町田4-1-14

 

官能植物〜読書会〜

日時:2018年1月20日(土)
            17:00〜20:00
定員:10名様(先着順)
参加費:3,000円
開催場所:古本&植物カフェ「弥生坂 緑の本棚」店内
     東京都文京区弥生2-17-12 野津第2ビル1F
お申し込み方法:こちらの詳細をご覧ください。

読書会参加費用のほか、「弥生坂 緑の本棚」のグラパラリーフメニューのお食事+ワンドリンクも含まれています。さらに、当日お楽しみのデザート「官能スイーツ」もご用意。こちらは木谷美咲さんのお手製です!(食物アレルギーのある方は、事前にお知らせください)

ここからは、主催の木谷美咲さんについてご紹介します。

食虫植物愛好家である木谷美咲さん

食虫植物愛好家である木谷美咲さん。著書10冊を数える文筆家。執筆活動のほか、テレビやラジオへの出演、イベントへの参加などを通じて、植物の魅力の紹介と普及につとめています。

2017年5月に出版された「官能植物」は彼女のこれまでの活動の集大成でもあります。

植物の感じ方や魅力を、歴史的な見解からフォルムまで独特の世界観で、一回読み始めるとどんどん彼女の世界へ引き寄せられるように読み進めてしまいます。

 

2017年7月のイベントの様子もちょっぴりご紹介!

蒸し暑い夏の夜、「官能植物」にぴったりのイベントが開催されました。そのイベントは『官能植物』刊行記念「女たちが愛でる、植物の美とエロス」。木谷美咲さんと作家で植物好きで芥川賞を受賞されている村田沙耶香さんと藤野可織さんのトークイベントです。

「官能植物」や3人の植物との関わりについて

イベントは、満席!

同世代、女性、植物好き、物書き、という共通点で集まった彼女たちの「植物への想い」などについて語られました。

 

木谷美咲さん

一番最初に好きになった植物は、「官能植物」の表紙にもなっている食虫植物のハエトリソウ(ディオネア)。全く植物に興味がなかった木谷さんは、二枚貝状の形、異形の形を初めて見たときに、心にざわめきを覚えました。

ハエトリソウの動きやフォルムに魅力を感じ、それから取り憑かれたように食虫植物を集めるようになったある日、天啓のように「食虫植物は官能的だ」と気づき、これが官能植物という企画のきっかけにもつながりました。

 

藤野可織さん

『官能植物』に出てくる中で、私が一番好きな植物は絞め殺しの木です。宿主を殺してしまって、そこに空洞が残るというのが、とてもロマンがあると思いました。イチジクとイチジクコバチの関係は、昔テレビで観たことがあったのですが、すっかり忘れていて今回この本を読んで思い出すことができました。虫の生殖活動を利用した生態の中でもすさまじいですよね。

 

村田沙耶香さん

最初にこの本が届いたときに、まず、その装丁の美しさに驚きました。写真も美しいんですが、それだけではなく、文章も文学の話や歴史の話などからの引用が素晴らしくて、すごく知識のある方が、「植物の官能」というテーマに絞って書かれたんだなと思いました。めくっても、めくっても黒い本で、帯の裏まで黒く、すごく美学を感じました。私も小さい頃、ハエトリソウが好きで、小学校で食虫植物について教わったときに、弱い植物が虫を食べるということが、とても魅惑的に感じたんです。とにかくかっこよく思えました。そして、溶けていく虫ってどんなだろうと想像したら、私にはエロティックなものとして感じられました。植物図鑑でも食虫植物のページばかり見ながら、いつか本物が見たいと思っていたのですが、『官能植物』を読んで、そんな子供の頃のことを思い出しました。

 

木谷さんが気になった「植物部」とは-

村田沙耶香さんと藤野可織さんは「植物部」に入っているようです。木谷さんからお二人に「植物部」について掘り下げてトークを繰り広げていたのでご紹介します。

関西支部と東京支部があり、関西は関西支部長として藤野さんしか部員がいなく、ほとんどが東京メンバーで構成され、植物の情報や管理方法などをLINEで報告したりアドバイスしあったりしているそうです。最初は作家の方メインでしたがイラストレーターの方など部員も増えているようです。植物部部長はNHK出版の大塚さん、部員には青山七恵さん(作家)や羽田圭介さん(作家)など素敵な方々いるそうです。

活動は、みんなで普段行かないようなおしゃれなお店に植物を買いに行ったりしていたが、加藤千恵さん(歌人・作家)が部員になってからは、部長の家で鍋をしたり、ちょっと部活っぽい、サークル活動的なこともするようになったそうですよ。

植物から人とのつながりが広がるって素敵ですよね!

また、木谷さんが園芸の専門家の方から植物を育てるコツは「観察力が大事」と聞いたそうで、作家の方は観察が得意なはずなので、きっと植物の世界に向いているのでは?とおっしゃっていました!
もっとこのイベントを詳しく知りたい!という方はこちら

今回のイベントは植物を通して様々な考えや魅力を共有し、また新しい植物の世界感が広がる素敵なイベントでした。

食虫植物へ興味が湧き始めた方もいるのでは?

そんな方へ。著者の木谷美咲さん自らナビゲーターを務める「官能植物の読書会」が2018年に開催されます!

この冬は、官能的な食虫植物の世界に繰り出してみてはいかがでしょうか。

【2017冬の食虫植物展】

《1日目》
冬の食虫植物展示・先行販売&懇親会
日時:2017年12月15日(金)
            17:00〜20:00
入場料(参加費):1,000円(受付にてお支払い)  

《2日目》
冬の食虫植物展示販売会
日時:2017年12月16日(土)
            10:00〜19:00
入場料:無料  

《場所》
町田市文化交流センター「プラザ町田」6F ギャラリー
住所:東京都町田市原町田4-1-14

 

【官能植物〜読書会〜】
日時:2018年1月20日(土)
            17:00〜20:00
定員:10名様(先着順)
参加費:3,000円
開催場所:古本&植物カフェ「弥生坂 緑の本棚」店内
     東京都文京区弥生2-17-12 野津第2ビル1F
お申し込み方法:こちらの詳細をご覧ください。

読書会参加費用のほか、「弥生坂 緑の本棚」のグラパラリーフメニューのお食事+ワンドリンクも含まれています。さらに、当日お楽しみのデザート「官能スイーツ」もご用意。こちらは木谷美咲さんのお手製です!(食物アレルギーのある方は、事前にお知らせください)

 

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