植物の真の姿が楽しめる!大きい温室のある植物園5選

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画像提供:神代植物公園

植物園の大きな魅力といえば、やっぱり温室ですよね!

日常生活であまり見ることができない熱帯性の植物や食虫植物、またおなじみの観葉植物が見せる生息地本来の姿など、植物園の温室では異世界感たっぷりの植物の魅力を楽しむことができます。

今回は、全国の植物園のなかでも温室が魅力的な植物園をご紹介します。暖かい国の植物たちを見に温室へ行ってみませんか?

 

温室が魅力的な植物園5選!

1.筑波実験植物園(茨城県)

茨城県つくば市にある筑波実験植物園は、全国でもとくに有名な植物園のひとつです。見どころは多種多様で、乾燥に強い植物が見られるサバンナ温室・熱帯雨林に生きる植物たちが展示された熱帯雨林温室など、さまざまな環境で生きる植物たちの姿をゆっくりと歩きながら観察することができます。また高校生以下は無料なので、夏休みに出かけたいですね。

▼温室だけでなんと5種類もあります!そのほか、砂漠の植物や海岸の植物・水生植物など生態ごとに植物が区分されています。

画像提供:国立科学博物館 筑波実験植物園

 

アクセス情報などはこちら!

国立科学博物館 筑波実験植物園

  • 最寄駅 : つくば駅
  • アクセス : 【電車・バス利用】「つくばセンター」(つくば駅に隣接しています)より関東鉄道バス「テクノパーク大穂」行き(5番乗場)→「筑波実験植物園前」下車→徒歩2分、または「筑波大学循環左回り」コース(6番乗場)→「天久保2丁目」下車→徒歩8分【自動車利用】常磐自動車道 桜土浦I.C.から北へ約8km。
  • 住所 : 茨城県つくば市天久保4-1-1

国立科学博物館が植物の研究を推進するために設置した機関で、7000種類を超える植物が植栽され、3000種類を見ることができる植物園です。
・入園料(個人)
一般・大学生 310円
高校生(高等専門学校生含む)以下 無料
・物販など:ミュージアムショップでグッズ販売あり。自動販売機あり。
・食事場所:レストランなし。お弁当持参のうえ、屋外にあるテーブルとイスは利用可能
・トイレあり
・ベビーカー利用可(温室の一部利用不可)
・喫煙スポット:あり
・授乳室:あり
・ロッカー:あり(100円・返却式)

 

2.京都府立植物園(京都府)

京都府立植物園は、日本で最も古い公立総合植物園として知られています。なんと大正13年に開園したというから驚きですね。この植物園の魅力は日本最大級の観覧温室!展示植栽植物は約4500種類に及び、世界の熱帯植物を身近に観賞することができます。また自然林・植物生態園なども整備され、都市部の人混みを忘れてゆったりとくつろぐことのできるスポットとなっています。

▼ほかではあまり見ることができないバオバブの花が咲いています。くにゃりと曲がった雌しべの形がユニークですね。

※毎日開花するわけではないので、開花状況は植物園にお問い合わせください。

画像提供:京都府立植物園

 

アクセス情報などはこちら!

京都府立植物園

  • 最寄駅 : 京都市営地下鉄「北山駅」
  • アクセス : 【電車利用】JR京都駅(近鉄「京都駅」、阪急「烏丸駅」)から京都市営地下鉄「北山駅」下車3番出口すぐ ・「北大路駅」下車3番出口を東へ徒歩約10分 ・京阪「出町柳駅」から市バス1系統または京都バス「静原」「市原」行きバス停「植物園前」下車徒歩5分 【自動車利用】名神高速道路京都南ICから車で京都市内北山方面へ約45分
  • 住所 : 京都市左京区下鴨半木町

京都市街北部にある植物園です。観覧温室は規模、植栽植物の種類ともに日本最大級の温室となっています。そのほか自然林・日本各地の山野に自生する植物をできるだけ自然に近い状態で植栽した植物生態園などがあります。桜や紅葉の名所としても人気です。
・入園料 
一般200円 高校生150円 中学生以下無料
・温室観覧料
一般200円 高校生150円 中学生以下無料
・売店、休憩所有り
・食事場所:森のカフェ
・トイレあり(8箇所)
・ベビーカー利用可
・喫煙スポットあり
・授乳室の有無:有り
・ロッカーの有無:有り

 

3.板橋区立熱帯環境植物園(東京都)

東京都板橋区にある熱帯環境植物館グリーンドリームねったいかん)は、知る人ぞ知る穴場の植物園かもしれません。3つの植生ゾーンに分かれた温室、熱帯の高山帯を再現した冷室ミニ水族館などの施設があり、東南アジアの自然を海から山まで体感できるスポットです。

▼3種類の温室。潮間帯植生、熱帯低地林、集落景観のゾーンに分かれます。この植物園は板橋清掃工場の余熱を利用して運営されているそうです。とってもエコな施設ですね。

画像提供:板橋区立熱帯環境植物館

 

▼こちらは冷室の様子。

画像提供:板橋区立熱帯環境植物館

 

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板橋区立熱帯環境植物館 グリーンドームねったいかん

  • 最寄駅 : 都営三田線高島平駅
  • アクセス : 【電車利用】都営三田線「高島平駅」下車、東口より徒歩約7分。【バス利用】国際興業バス、高島第一中学校下車、徒歩1分。板橋特別支援学校下車、徒歩5分。
  • 住所 : 東京都板橋区高島平 8-29-2

東南アジアの自然環境を海から高山まで、立体的に体感できる施設です。
地下の水族館から潮間帯植生、熱帯低地林、集落景観の3ゾーンがある温室、熱帯高 山の雲霧林を再現した冷室へとスロープを上って行く構造になっていて、海から川を さかのぼり高山に至る一連の環境を立体的に体感できます。

※入館料
おとな 260 円、小・中学生・65 歳以上の方 130 円、未就学児無料
土曜・日曜、夏休み期間は小・中学生入館無料 小・中学生入館無料

・食事場所について:喫茶室は改装のため休業中。土休日・夏休みは地下ホールを休憩場所として開放するので、お弁当等持ち込んでお召し上がりいただけます。(講座・イベントなどで使用できない場合もあります。)
・トイレなど:地下1階と2階に、それぞれ男性用・女性用・車椅子対応トイレあり
・ベビーカーでの利用可能。ベビーカーのお預かりもいたします。
・喫煙スポット:敷地内全面禁煙です。
・授乳室あり
・ロッカー:コインロッカー(100円返却式)10個

 

4.神代植物公園(東京都)

雑木林・芝生広場・大温室など、見どころいっぱいの神代植物公園。広い園内は歩いているだけでも一日たっぷり楽しむことができます。2016年5月にリニューアルし、約1300品種の植物コレクションを有する大温室では熱帯の花木室熱帯スイレン室ベゴニア室があり、様々な植物を見ることができます。

画像提供:神代植物公園

 

画像提供:神代植物公園

 

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神代植物公園

  • 最寄駅 : 京王線 調布駅
  • アクセス : 調布駅から小田急バス吉祥寺行きまたは三鷹行き 「神代植物公園前」下車徒歩1分、または京王バス深大寺行き「神代植物公園」下車、つつじヶ丘駅から京王バス深大寺行き「神代植物公園」下車、JR中央線三鷹駅または吉祥寺駅から小田急バス調布駅北口または深大寺行き 「神代植物公園前」下車
  • 住所 : 東京都調布市深大寺元町5-31-10

約4,800種類の10万本の樹木が植えられており、一年を通じて景色を眺めながら植物を楽しむことができます。昨年に大温室がリニューアルオープンし、珍しい熱帯の植物が集められ、彩り鮮やかな花々を鑑賞できるようになりました。

【入園料】
一般・大人 500円(団体割引あり)
65歳以上 250円(団体割引あり)
中学生 200円(都内在住・在学の中学生は無料)
小学生以下無料

 

5.はままつフラワーパーク(静岡県)

静岡県にあるはままつフラワーパーク。広大な敷地に四季の花が色鮮やかに咲き誇る憩いのガーデンです。園内にはクリスタルパレス(大温室)をはじめ、日本庭園・大規模な花菖蒲園・紫陽花園・梅園・ローズガーデンなどの施設があります。またこの植物園は浜松市動物園と隣接していて、共通券を購入すると両園を自由にめぐることができます。

▼以下3枚は温室のなかの様子です。最初はスペインの中庭を再現した大温室入口。色鮮やかな花で飾られています。

画像提供:はままつフラワーパーク

 

▼バリ島のリゾートホテルの小庭園をイメージしたスペース。

画像提供:はままつフラワーパーク

 

▼様々なサボテンや乾燥地帯の植物が楽しめるメキシコ風のスペース。

画像提供:はままつフラワーパーク

 

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はままつフラワーパーク

  • 最寄駅 : 浜松駅
  • アクセス : 【電車利用】浜松駅北口のバス(バスターミナル1番乗り場より)「かんざんじ温泉行き」乗車、「フラワーパーク」バス停下車すぐ。 所要時間は約40分、料金は560円。 【自動車利用】東名高速道路「浜松西」インターチェンジより、約15分。
  • 住所 : 静岡県浜松市西区舘山寺町195番地(かんざんじちょう)

四季折々の花々が織り成す憩いのガーデンです。入園料・開園時間は花の咲き具合等による園の美しさによって変動します。

 

いかがでしたか?

植物園の温室って、まるで植物のテーマパークのような施設ですよね。非日常の植物を楽しみに、植物園に出かけてみませんか。

 

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