千駄ヶ谷にオープンした花屋「migiwa」をレポート!
LOVEGREEN編集部
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(※2019年 6月麻布十番へ移転しました)
店舗を持たずフリーのフラワーアーティストとして活躍されていた秋貞 美際 (あきさだ みぎわ)さんが、千駄ヶ谷に花屋「migiwa」をオープンしました。最寄り駅から少し歩き、おしゃれなインテリアショップも立ち並ぶ落ち着いた雰囲気の場所に店舗はあります。
思わず立ち止まってしまうような空間になるような花選び
綺麗にディスプレイされています。
花の選び方について
綺麗にディスプレイされた草花たちがまず目を引きます。どういった基準で選ばれていますか?という質問に「枝ものは絶対入れていますね。季節の花も欠かさずに」と秋貞さん。逆にガーベラの様な通年ある花は置いていないそう。「自然の中で花だけがある状態ってあまりないですよね。必ず枝と草があるので、ナチュラルな雰囲気を大切にしてます」
この日も枝の動きがダイナミックなモッコウバラが。光に照らされた新緑がキラキラと輝いていました。仕入れた花材はただ置くのではなく、どうしたらその花が美しく見えるかを考えています。
「フランスへ留学していた時のお店がそうだったんです。普通一つの花材を一つの花瓶に入れて飾りますけど、他の種類の花も一緒の花瓶に入れるんです。そうすると、お客さんもああ、これと組み合わせると可愛いんだなって分かりますよね」
カラーが形のアクセントになっている、秋貞さんのグリーン使いが素敵でした。この組み合わせで思わず買ってみたくなります。
定番のバラを選ぶときも、咲き方、色、香りをポイントにこだわっているそう。
思わず「これなんですか?」と聞いてしまったもふもふ。実はスティファという名前の着色されたドライフラワーでした。光が当たると発光しているようにも見えます。
ナチュラルなものからインパクトのある花まで、秋貞さんの独自の花選びのセンスが体感できます。
花屋をはじめて少し変化した花選び
「今までは自分がブーケに使用したい花材をメインに仕入れていたんですが、最近並んでいた時にこれ可愛い、と思えるようなものも入れるようになりましたね」と秋貞さん。この赤色のアスターはそんなタイプの花だそう。
オリジナルの花器も制作
「migiwa」では、草花だけでなくオリジナルの花器も受注販売しています。元々花を生けるときの難しさは花器次第と考えていたという秋貞さん。どんな人でも生けやすい花器が作りたい、と佐賀県にある畑萬陶苑さんと細かなだわりを詰め込んだ花瓶を制作。デザインはもちろん、花瓶から水を注ぐ時の水切れがとっても良いのもお気に入りなんだとか。
色はホワイトで、テクスチャーが「ツヤ」「マット」の2種類あります。
現在週末にワークショップも開催。初心者向けのものから、花器から生け方を考えたり、フラワーアーティストとしてフランス留学するための個人レッスンまで行っています。興味のある方はInstagramにて随時情報を公開しているので、チェックしてみては。
秋貞さんのセンスやこだわりがぎゅっと詰まった花屋「migiwa」
取材中もすでにご近所の方が気軽に立ち寄ってきたりと、その和やかな雰囲気に癒されました。この雰囲気の中、ゆっくりと花を選ぶ贅沢な時間を過ごしてみては?
今週のお休みに、ぜひ立ち寄っていただきたい花屋です。
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